( 05/30 撮影 )
「珍しい船が来るぞ!!、明日の朝8時海岸町船溜まり!!」とメールをもらう..。何だ!!自衛
艦?練習船?、スマホで船舶位置情報を見ると“さるびあ丸”が函館に向かっている。船溜
まりへと車を走らせると、午前8時前に幾何学的な波模様を施した船体の“さるびあ丸”
(総トン数6,099㌧)が姿を現す。“さるびあ丸”は、伊豆大島航路を担う東海汽船の貨客船..
何で函館に?...。東京の青山学院初等部の6年生が毎年行っている“さるびあ丸”をチャー
ターしての「洋上小学校」、120名の子ども達が8泊9日の日程で列島を一回りする途中
で、東京・竹芝桟橋から宮古港経由で函館に寄港したとのこと。西ふ頭に着岸後、船内で作
成した「凧」を初夏の風に乗せて凧揚げを楽しんだあと、グループごとに電車と歩きで市内
巡りを楽しんだようだ。午後3時半、短い滞在だったが“さるびあ丸”のデッキに並ぶ子ども
達から「さようなら」、「また来るねえ」との叫ぶ声を残し、次の寄港地佐渡に向かった..
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)
( 05/21 撮影 )
木古内町で芝桜の上を走る豪華寝台列車「トランスイート四季島」をカメラに収め、このまま帰
るのも..。そうか、当別“トラピスト修道院”の八重桜、見頃は過ぎているかもしれないが、と自
動車道に乗らずに海岸沿いの国道228号を走り“トラピスト修道院”に向かう。“トラピスト修道
院”への道に入ると、杉木立の間から聖堂を持ち上げているように、鮮やかな帯状に満開のサク
ラを眺めることが出来る。生憎の曇り空で納得のサクラ見物とはならなかったが、満開のサクラ
を愛でながら、修道院自慢の濃厚なのに後味スッキリの特製ソフトクリームを楽しんできた...
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
( 05/16 撮影 )
若松ふ頭に入港したクルーズ客船「セレブリティ・ミレニアム」を出迎えたあと、函館駅前に
整備された花壇に立ち寄った...。駅前広場のロータリーと駐車場を囲む6つの花壇に季節の
花々が華やかに彩り、訪れる市民や観光客を楽しませてくれる。今年はこの花壇の愛称を市民
から募集、1次選考を通過した11点の最終候補の中から“函館ウェルカムガーデン”に決定..
“函館ウェルカムガーデン”は、「海と灯りを感じる花壇」がコンセプト...。海や波をイメージ
したコバルトブルーの木製パーゴラ、漁火に見立てた球体のLEDライトなどもあり、函館ら
しさを感じる色合いの花や花壇に工夫が施され、約70種15,000株の花々が植えられた。この
時期はパンジーが見頃で、この先夏の花々が次々と見ごろを迎える。“函館ウェルカムガーデ
ン”に立つと、花壇越しに若松ふ頭に停泊するルーズ客船が花々と一緒に眺めることも出来る.
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
今年のサクラ「ソメイヨシノ」は既に終わりを告げたが、遅咲きの八重桜があちこちで満開見頃
を迎えている...。その一つが“四稜郭”、入り口から遅咲きの八重桜の並木が満開で、平日の午後
にも関わらず花見を楽しむ多くの市民が訪れている。郭内は、意外に静かで小鳥の囀りも聞こえ、
土塁の上に登ると満開のサクラ越しに五稜郭タワーや函館山など市街地を望むことが出来る...
史跡“四稜郭”は、五稜郭の鎮守である北海道東照宮を守るため,五稜郭の北方約3kmの函館を
一望できる緩斜面台地に造られた洋式台場..。4月末に訪れたときは郭内奧にあるソメイヨシ
ノが満開で、今回は遅咲きの八重桜の並木が満開と二度の花見を楽めた。入口駐車場脇には、
地元の町会が“四稜郭”のイメージアップを図ろうと取り組んだ芝桜も咲き始め、また、八重桜の
あとは郭内の奧にあるスズラン畑のスズランが咲くなど、“四稜郭”では暫く花見が楽しめる...
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午後、何気なく空を見上げたら、太陽の回りに光の輪がかかっている...。それほどすっ
きりしたものではなかったが、久しぶりに見る光景にスマホを向けた。この現象は、“ハ
ロ現象”と呼ぶそうだが、通称かな?「日暈(ひがさ)」と覚えている。夕方の天気予報で、
気象予報士の丸山さんの解説では、薄い雲の中にある氷の粒による光の屈折で、巻層雲
という高い場所に発生する雲があるときに出現するらしい。ただ、この“ハロ現象”が現
れると天気が崩れる兆候で、予想通り明日の天気は低気圧の接近で朝から「雨」予報..
( 五稜郭公園に咲く枝垂れ桜の下に集まる観光客、その上には“ハロ現象”が )
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