( 08/15 撮影 )
「人間国宝の長唄を聴かない?」と、突然の誘いを受けた...。歌舞伎の舞台で演奏された長唄は
聴いたことがあるが、人間国宝?と聞いて誘いに乗った。函館八幡宮例祭の行事の一つ“奉納長唄
演奏会”で演奏会場は本殿で、もちろん函館八幡宮では初めてのこと。この日は、唄方と三味線方
の合わせて8人が「鞍馬山」など3曲を演奏、人間国王の杵屋東成さんは「時雨西行」を朗々と
歌い上げる。受付でもらった唄の解説と歌詞を目で追いながら、本殿に響き渡る唄と三味線の音
がなんともいえない雰囲気を醸しだし、あっという間の2時間、誘いに乗ったのは正解だった..
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( 08/09 撮影 )
函館の夏を彩るイベントとして親しまれている市民創作“函館野外劇”...。その第37回公演
「星の城、明日に輝け」は7月の五稜郭公園一橋前広場での公演(4回)を終え、8月は函館市
芸術ホールでの屋内公演(2回)が行われる。屋外公演は毎年鑑賞しているが、屋内公演は今
年5回目で屋外と違う迫力があると聞き、それじゃと芸術ホールに足を運ぶ。芸術ホールには
大勢の市民が訪れ、100人を超える演者の郷土の歩みを壮大に表現した歴史絵巻を楽しむ...
( 会場の函館市芸術ホール ) (開演前、緞帳が降ろされるステージ )
野外劇は、縄文から始まり、アイヌ民族の踊り、高田屋嘉兵衛の繁栄、五稜郭築造、箱館戦争
などのシーンが再現される...。華やかなフラッグダンスや迫力ある殺陣の見せ場には客席か
ら大きな拍手が送られ、途中、榎本武揚役で大泉潤函館市長も出演。照明や音響、大型スクリ
ーンを活用しての映像、ステージ前を舞台にして殺陣を演じるなど屋内ならではの演出効果に
よる演技を楽しめる。フィナーレではテーマ曲「星のまちHakodate」が流れ、出演者と来場
者がペンライトを振って歌い、カーテンコールで出演者全員のソーラン踊りで幕を閉じた...
( フィナーレは、出演者全員でテーマ曲「星のまちHakodate」を歌う )
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令和8年の函館市電カレンダーに掲載する“函館市電写真コンテスト”の応募作品展が函館市地
域交流まちづくりセンターで開催されている...。今年は4回目の募集で、道内外3歳から9
0代までの年齢層から80人、216点の作品が寄せられ、全ての応募作品が並べられている。
どれも見慣れた風景の中を走る市電を捉えた作品なのだが、さすがに何かが違い唸りながら眺
めさせてもらった。既に優秀作品などは決まっていたが、一般投票枠で来場者のお気に入りの
作品に投票する「いいね!賞」もあり、早速1票を投じてきた。この作品展は10日まで...
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( 08/02,03 撮影 )
8月に入っても函館は猛暑が続く...。連日の30℃超えには悩まされるが、「函館港まつり」
のメインイベント“ワッショイはこだて”はこの暑さを吹っ飛ばすかのような盛り上がりを見せ
ていた。初日の2日は、十字街から松風町への約1.5km、2日目の3日は千代台町から五
稜郭への約1.2kmにそれぞれ1万人近くの市民が、函館港おどりやサマーカーニバル、函館
いか踊りに揃いの浴衣や衣装に身を包み、華やかな山車を引きながら賑やかに練り歩く...
夕方、ほどよい風が吹き始めたとはいえ気温は未だに29℃を超えている...。さすがに参加者
には大汗を掻き、踊りに使ううちわで仰ぎながらの奮闘に、沿道に陣取る市民から声援がおく
られる。サマーカーニバルに登場したロックバンドGLAYのボーカルTERUさん、まつり
に合わせて作った新曲「ワッショイはこだて」を山車の上から熱唱し、沿道はライブ会場を思
わせるような熱気に包まれる。パレードの最後は函館いか踊り、大音量でお馴染みの曲が流れ
ると沿道の市民も一緒に踊りるなど、近年にない盛り上がりをみせた“ワッショイはこだて”..
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7月3日に公示された“参院選”、長い選挙期間を終え今日朝から投票が行われた...。昨年10
月就任した石破首相の政権運営に対する国民の審判が間もなく下される。当初、石破総理は
「与党合わせて改選50議席が目標」と話し、随分低い目標と思っていたが、選挙戦終盤の各
報道機関の予測はどこも厳しいと見ている。さて、選挙後はどうなることやら。ところで、夕
食前に清き1票を投じてきたが、比例代表の政党・団体の数、数えてみたら16もあり、記載
台に掲げている名簿は小さすぎて見えたものではない。ここから、1票を投ずるのは大変だ.
“参院選”の開票が始まった。どんな審判が下されるか...
6月から始まった函館競馬...。気がつくと今週を含めて残り2週、一度はと思っているのだが
そのきっかけを掴めずにいた。スポーツ新聞を見ると、今日の2歳新馬戦に人気、実力とも最
強といわれる“白毛馬”が出走するとあり、そんな競走馬が函館からデビューするのなら、応援
に行かなくっちゃと1R限定で函館競馬場に車を走らせた。競馬場は、好天に恵まれたことも
あって子ども連れから若いカップル、職場の仲間同士などで大賑わい、芝生席まで超満員...
お目当ての2歳新馬戦(芝1800m、7頭立て)は、函館5R...。3番枠に武豊騎手との
コンビで挑む“白毛馬”は牝馬の2歳馬で名前は「マルガ」、シラユキヒメから始まる白毛ファ
ミリーの秘蔵っ子で、姉のソダシは函館デビューでG1レースで3勝の活躍を見せ、姉の活躍
もあって妹の「マルガ」にもデビュー前から注目が集まっている。パドックには大勢のファン
が詰めかけ、“白毛馬”の「マルガ」が現れると「オー」と声にもならない歓声が聞こえる...
ゴール手前の超満員の観客席前からのスタート、応援馬券の「単勝馬券」を手に観客席の上か
ら見守る...。ゲートが開くと「マルガ」はスタート良く飛びだし、先頭に立ち逃げの作戦、
ところが、4コーナ手前で後続に詰め寄られ、観客席からは「大丈夫かあ!!」の声も飛ぶが、
4コーナーを回り武騎手が鞭を入れると、後続馬を蹴散らし終わってみればレコードでデビュ
ー戦は圧勝の白星、観客席からは安堵の歓声と拍手が湧き起こり、超満員の観客は「マルガ」
の応援に来てたんだ。次走は、秋の東京競馬での重賞レースのようだが、応援し続けよう...
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