6月末限定の「函館博物館郷土資料館」の入場観覧券を頂戴したが、「明日までだ!!」と今日慌て
て末広町の資料館に足を運んだ...。明治13年(1880)に建てられた「旧金森洋物店」を改
修し、明治時代の函館を今に伝える資料館として公開しているもので、和洋折衷の防火煉瓦造り
の建物は北海道指定有形文化財。入り口で、今泉館長の出迎えを受け、貴重な展示品の説明を..
明治時代の函館を知る小さな博物館といった感じだが、明治25年(1892)に金森洋物店創業者の
初代渡邉熊四郎が欧米旅行で購入したという、スイス製のオルゴールは世界に何台もないという
代物...。また、ロウ管式蓄音機、タイプライター、食器など興味をそそる風俗資料が数多く
並び、2階には当時の店の繁栄を紹介したジオラマを展示されており、往時の“函館のハイカラ
文化”を知ることが出来る。改めて、当時の函館人のハイカラな暮らしぶりを羨んできた...
資料館で「愛され続ける函館市電とハイカラな建物の魅力」展が30日まで開催。
明治30年(1897)に開業した馬車鉄道や路面電車の写真やイラストが並ぶ...
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)