( 06/05撮影 )
日本野鳥の会道南檜山支部主催の“知内川探鳥会”に参加してきた。今回のテーマは知内町知内川
周辺で「水辺の鳥を探そう!!」...。集合場所は知内町役場駐車場、函館から自動車専用道を
利用し、1時間ほどで9時少し前に到着、参加者は30人を超え小学生から80代までと幅広
い。早速、注意事項を聞いて観察場所となる知内川を、まずは上流に向かって歩き出す...
曇り空ながら風もなく絶好のコンディション...。しかし、河床からは鳥の鳴き声は聞こえ
るものの、展葉が進み緑が濃くなった遊歩道からは鳥の姿はなかなか確認出来ない。と、葉が
茂る上に飛び出した枯れ枝の上に見てくれといわんばかりにオオヨシキリやアオジなどが姿を
見せ、参加者は「いたぞ!!」と一斉に声を上げながら双眼鏡をかざすもちょっと遠すぎる...
新知内橋から対岸に渡り、津軽海峡に注ぐ河口を目指す...。よく観察していると、鳥たち
は枯れ枝の先や川中の岩の上などに結構長時間止まっている。以前も聞かされたが、野鳥を探
すのは追いかけるのでなく、鳥が来るのを待つということが分かった。今回見つけた鳥は、ヒ
バリ、ウグイス、バン、カワラヒワ、イソシギ、イソヒヨドリなど32種類にも及び、3時間
ほどかけてゆっくり散策し、楽しい話も聞かせてもらいながらの“知内川探鳥会”だった...
( ※ 小さな写真6枚は左クリックで拡大する。)