春は名のみの風の寒さや
立春
幾多の生と死も季節の移ろいの中に
点としてあるだけなのだ。
やがてそよぎ出す春の風の中に
立てることの幸せに感謝する老体ひとつ。
節分の豆まきをしなくなったのはいつの日か
孫たちも大きくなり、爺婆は枯れてゆくばかり。
合掌
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