霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

神田周辺の「駅からハイキング」

2007年02月10日 | 関東の旅(東京23区)

⇒岡村家一族 2007年2月10日(土)
何だか、立春の前後も相変わらず暖かい日が続いているが、このままもう春になってしまいそうな陽気の中で、下町巡りの「駅からハイキング」に参加した。
JR神田駅をスタートして、日本橋⇒銀座通り⇒築地本願寺⇒月島西仲通り⇒住吉神社⇒相生橋⇒富岡八幡宮・深川不動堂⇒清澄庭園⇒清洲橋⇒水天宮⇒甘酒横丁⇒JR新日本橋駅と巡る、約3時間半のコースだった。
月島の「古埜木堂」では、麩まんじゅう2個と月島まんじゅう1個のセットが、マップを見せると割引有りと書いてあったので、その策略に乗ってみた(写真上)。生麩の中に小豆餡が入っていて、それをしっとりした笹の葉で包んであって、生麩のふわっとした食感と笹の葉の香りとがコラボレーションして、何とも言えぬ不思議な心地だ。『日持ちはしないので、早く食え』と、ぶっきらぼうに書かれた栞が、下町らしくて潔いのだ。
水天宮の先にある「甘酒横丁」なる通りには、甘酒だけでなくて甘党には食い倒れしそうなお店が立ち並んでいたのだ。歩道まではみ出した行列は「高級鯛焼き」と書かれた「柳屋」だがここはパスして、人形焼No.1と言われる「人形町亀井堂」へ向かい、人形焼と瓦せんべいを買い求める。ここの人形焼きは、甘さがとてもしっかりしていて、なのにこれが後に引かずに後口さっぱりという、とてもメリハリのある甘さに感激。次回は、和風カステラの味が楽しめるという、餡無し(秋の山)にも挑戦してみよう。瓦せんべいは、次回帰省時の土産にするぞぇ。
その後は神田川沿いをぶらぶらして、柳森神社⇒昌平橋⇒神田明神・湯島聖堂⇒ニコライ堂⇒本郷通り⇒日比谷通りを抜けて、結局、浜松町駅からJRで帰ることにした。トータル5時間の35,744歩だった。
秋葉原駅近くの柳森神社は、すぐ横は何度も通り過ぎているが、初めて境内の中に入ってみた。狛犬ならぬ狛狸がまずは出迎えてくれて、更に本殿前には狛狐が鎮座しているという、どう考えても「狐と狸の化かし合いの場」としか思えない演出には吃驚した。どうも、もともとはお稲荷さんだったようだが、桂昌院(綱吉の生母)の大出世にあやかって、たぬき(他を抜く)崇拝になったとのこと(写真下)。江戸の人達の言葉遊びと言うか縁起担ぎは、生半可なものじゃぁなかったことが窺われるなぁ。


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