霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

赤間関街道北道筋(湯本⇒俵山)その4

2010年12月05日 | 赤間関街道
2010年12月5日(日) その3からの続き

県道34号の大羽山交差点を右折し、俵山小学校・中学校そして俵山八幡宮を右手に見ながら、そのまま俵山温泉まで行ってみることにした。
温泉街のすぐ手前に熊野山公園と書かれた小山があり、遊歩道もあって上からの眺めも良さそうなのでついでに上まで登ってみたが、斜面には躑躅が沢山植えてあるので、春に来てみるのもいいかも知れない。
温泉街をすぐ足元に見下ろす山上からの眺めはなかなかのもので、くたびれた風の休憩所そばには、「近松門左衛門翁出生地顕彰の碑」なる石碑も建っていた。

ここの温泉街は過去にも何度か来ており、まずは麻羅観音に参詣することとして、温泉街入り口から左折する。
やがて麻羅観音入り口の看板が見えてくるのだが(写真上)、看板に書いてある「日本一 ココ」って、一体何が「日本一」なのだろうか、と突っ込みを入れてみる。太さなのか、長さなのか、数なのか、ハッキリして欲しいと思うのはオイラだけかぃ?

何も予備知識無しにここを訪れると、観音様周辺も(写真下)何だかキワモノと思いがちだが、実は有名な悲しい話があるのだナ。
大寧寺で非業な最期を遂げた大内義隆公の末子が、女装して俵山に潜んでいたところを陶軍の追手に捕らえられ、殺害された挙げ句に男児であった証拠に男根を切り取られたそうな。
これを哀れんだ俵山の里人が、霊をなぐさめるために建てたのがこの麻羅観音だそうで、今では、子孫繁栄、精力増強、恋愛成就など、色々な御利益を求めて各地から参詣客が絶えないらしい。

何でも、願い事を唱えながら頭の部分(いわゆる亀頭ですナ)を撫でると、より御利益が増すそうな……ンナコタァ常識カァ~ィ?
オイラは、この歳で今更お願いすることも………ん~~~、…無いので、出来のいい三人の娘に恵まれたことを奥様に感謝して、亀頭を撫でておいた。

その5へ続く



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