霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

皇居から赤坂御用地へ(悠仁親王さまご生誕記念…ン?)

2006年09月16日 | 関東の旅(東京23区)
⇒岡村家一族
先週は帰省したために二週間振りのウォーキングだが、悠仁親王さまがご誕生になったということで(…どういうことかい?)、今日は皇居界隈を久しぶりに散策することにした。
東京駅丸の内口からスタートして、⇒和田倉噴水公園⇒桜田門⇒半蔵門⇒千鳥が淵⇒北の丸公園⇒竹橋⇒本丸跡⇒大手門と、右回りに一周した。半蔵濠では、白い彼岸花が咲いていたし、千鳥が淵では紅いサルスベリの花もこれまた綺麗だった(写真)。
皇居(江戸城)に来ていつも思うのは、例えば大手門の石垣の見事な造りだ。あの何トンもあるような巨石を自在に組み合わせて、かつ、カッターの刃さえ入らないように隙間無く組み上げる技は、とても現代人がおいそれと真似できるもんではないワナ。ちょうど大手門から入ってすぐのところの石垣を組み直す工事をしていて、巨大なクレーンを使って作業をしていたが、それでも創建当時のままにできるのかどうかが、ちと不安だなぁ。…と考えると、現代人は素手では何もできない、何と非力な人間であることか。

皇居をゆっくりと一周しても、まだ二時間も経っていないので、今度は日比谷公園から新橋駅方向へ歩き始めた。
新橋駅前⇒金比羅宮⇒江戸見坂⇒大倉集古館(ホテルオークラ)⇒霊南坂⇒外堀通り⇒山王日枝神社⇒一ツ木通り⇒豊川稲荷と辿った。金比羅宮は、虎門琴平タワーとか言う高層ビルの太い柱が参道になっていて、流石は都会のこんぴらさんだわぃ、と変なところで感心する。本殿前の、朱雀青龍玄武白虎が取り付けられた銅の鳥居は、その大胆な造りがとても見応えがある。
大倉集古館には800円也を払って入ってみたが、ちょうど「金色(こんじき)の織りなす異空間」という特別展示をやっていて、平家納経(大正時代の精密模本)や、室町期の当麻曼陀羅、平安期の金装飾器などの、今でも鮮やかな金色を発する国宝や重文をゆっくりと鑑賞することができた。ここは日本最古の私立美術館ということだが、余り知られていないのかお客が少ないので、落ち着いて歴史に触れることができる貴重な所だ。

で、豊川稲荷を出て青山通り向かいの虎屋本店ギャラリーを覗いたあとで、目の前に拡がる大きな緑地は何だっけとふと地図をみたら、赤坂御用地ではないか。そうか、悠仁親王さまは皇居ではなく赤坂御用地にいらっしゃるのだということにここで気が付いたので、一応、御用地の秋篠宮邸(と思われる方向)へ敬意を表し、御用地そばの青山通り沿いを西進して渋谷方向へ向かった。
外苑前を過ぎて、表参道交差点の少し手前から右折して竹下通り方面へ向かい、明治通りとの交差点にある「KDDIデザイニングスタジオ」を覗く。先日発表されたばかりのau秋冬モデルの実機がさわれるせいか大変な人出で、スタッフのお姉さん達も汗だくで対応していたので、早々に引き上げて原宿駅からJRで帰ることにした。6時間余りのウォーキングで39,825歩と、久しぶりの約4万歩踏破だった。

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