今日も気分はニニ・ロッソ

私J.Yasudaがニニ・ロッソの思い出など、思いつくままに語ります。
mail:ciaonini@goo.jp

またしても 僕の音・・ではありません。

2010年01月09日 18時00分09秒 | ニニの演奏・奏法など
今日は正月明け最初の音出しをしました。

もうまる4日一滴のアルコールも口にしていないので、期待していたのですが、寒いせいもあってか思いの他調子が悪く、何を吹いてもうまくいかず、曲を録音する気になれませんでした。
まあ、こんな時もあります。
とはいえ、来週には町内の催しで吹くことになっているので、多少なりともこの連休で調子を取り戻しておく必要があります。

明日には僕の音、載せれたらいいな・・
と、いうことで今日も僕の音はお休みなので、また「僕の宝物」ニニの音をご紹介したいと思います。
前回音源を公開したところ、思ったより反応があり、非常に好評でした。
考えてみれば音質的にはイマイチですが、僕も含め、あの頃のニニの音をもう一度聞きたいと思っている人にはたまらない演奏ですし、レコードやCDしか知らない人にはニニのコンサートでの演奏スタイルを知る機会はもうないわけですから、新鮮で貴重だといえるでしょう。

ニニの音
バラ色の人生
(前回同様ノイズが多い上、後半に録音機操作上のノイズも入っていますがお許しください)

1980年前後のニニの演奏は、ごきげんなハイノートを駆使する演奏が多く、反面やや鋭い音に変わってきたころです。
楽器も長年使っていたYTR634がディスコンになったのを機に637、8335と変化していますし、マウスピースもRUDYMUCKからジャルディネリ、シルキーなど結構頻繁に変わっています。
1927年生まれのニニはこの時52歳ですが、前回の「ゴッドファーザー」といい、今回の「バラ色の人生」といい、こんな曲を、1回2時間半のコンサートで何曲も演奏するのですから、ニニの耐久力は本当に驚くべきものです。

ところで、この曲をニニはフランス語で歌っていますが、ニニはフランス語もペラペラだったと当時、司会の小田憲司さんが言っていました。

今日も気分(だけ)はニニ・ロッソ
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ラビアン・ローゼ (ガンバ)
2010-01-11 09:45:41
何度も何度も聴かせて頂きました。ちょうど2週間ほど前に女性ジャズ・シンガーのホームページで”バラ色の人生”の話題で盛り上がっていたところです。さすがは世界的なニニ・ロッソ氏ですね。ラッパを主体としたアレンジは、本当に素晴らしい!!何となく投げやりっぽく聴こえる歌い方は、フランス、イタリアなど退廃的な一面もある、楽しげな人生(=ニニ氏自身)を表現しているかと思います。今年に入って11回目の朝練を終えてきたところです。
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凄いです (J.Yasuda)
2010-01-11 14:50:27
ガンバ様

こんにちは
このアレンジは、ちょうどこの年発売されたLP「ビバ・ワールド」に収録されているバラ色の人生のアレンジに似ています。

というより、LPの宣伝も兼ねていたのだと思います。

いづれにせよニニの曲のアレンジは新鮮でアイデアにあふれています。

今年に入って11回目ということは毎日音だしをされているのですね。
凄いです。

僕はおとといからやっと今年の音出し開始です。
調子は最悪でした。
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たまりません (トランペットbar)
2010-01-12 13:10:18
いやぁ~最高ですね。
アレンジもいいし、とても30年前の音には聴こえないです。そのまま今やっても通用しそう。
ニニの歌も抜群の雰囲気をかもしだしててなんともいえない快適感です。
お宝シリーズ最高です。今後ともよろしくお願いします。
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そうですね (J.Yasuda)
2010-01-12 16:18:18
トランペットbar様

70年代中頃~80年代前半頃のニニは、かなり意欲的に音楽に取り組んでいて、ご指摘の通り、今聞いても新鮮なアレンジや、モダンな音造りをかなり意識しています。

ニニの音楽もムードミュージック、イージーリスニングという雰囲気から変化してきてます。

僕は、この頃のニニが最高だと思っています。
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