社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月19日(金)

2013年04月21日 23時26分35秒 | 2013年

  8時半起床。久しぶりに目覚ましをかけずに寝たのだが、案外早く目が覚めた。

  身支度を整え、9時半前に家を出て上野へ。予定通り、国立西洋美術館でラファエロ展を見る。平日なのに、そこそこ混雑していた。ラファエロの絵は色使いが印象的で、特に人の肌の美しさや、赤色の使い方が秀逸だと感じた。一方で、描かれてる人物の多くは目に生命力が感じられず、いわゆる「死んだ目」をしていた。宗教画がメインで、日常生活を描いたものはなかったと思うので、敢えてそのように描くことで俗世とは異なる雰囲気を表現したのだろうか。よくわからない。

  地下鉄銀座線に乗り、銀座へ。大学の先生のブログに何度か登場していて、前々から一度行ってみたいと思っていた「竹葉亭」で昼食をとる。注文は、鯛茶漬け。味噌であえてある鯛のお刺身は思った以上に美味しく、そのまま全て食べてしまいほどだった。それをほうじ茶でお茶漬けにするとは、なんという贅沢だろう。こんな美味しいお茶漬けは、なかなか食べられない。


窓際の席に座ると、銀座の街を眺めながら食事が出来る。


まずは、お刺身をそのままご飯で頂く。


ほうじ茶を注ぎ、お茶漬けに。

  新橋方面に少し歩き、「ウエスト」の喫茶室で休憩。ここのミルフィーユが、最高に美味しいのだ。生地もそうだが、クリームと、上に掛かっている砂糖が絶品だと思う。また、飲み物に選んだ「ハーブミルク」も美味しかった。ホットミルクに3種類のハーブ(スペアミント・レモングラス・レモンバーム)を入れたもので、爽快感のある牛乳といった感じだ。ハーブティーにミルクを入れるのはよくあるが、ミルクにハーブを入れるとは、これを考えた人はすごい。

  新橋駅へ出て、駅前のカラオケに入る。久しぶりの1人カラオケである。そろそろ支援先の総会などに呼ばれる時期なので、懇親会などの場でカラオケで1曲歌うことを求められた場合に備えて、何曲か用意しておかなければならない。練習の結果、今年はその場の年齢層に合わせて、「私鉄沿線」(野口五郎)、「涙のリクエスト」(チェッカーズ)、「ずっと好きだった」(斉藤和義)、「ff(フォルテシモ)」(ハウンドドッグ)などを歌おうかなと思う。

  東京駅から京葉線に乗り、海浜幕張へ出る。駅前のアウトレットで、ビジネスシューズを物色。リーガスやハッシュパピーなど、これまで買ったことのあるお店ではなく、今回は「アシックス」の歩きやすさを重視したものを購入した。しかも、なぜか3足も。更に言えば、うち1足はビジネス用ではない。迷った挙句の、面倒なので全部買っちゃおうという良くないパターンである。しかし、3足以上で20%オフというセールをやっていたので、かなり安くなった。ラッキー。

  武蔵野線に乗り、南浦和へ戻る。海浜幕張駅構内の本屋で角田光代さんの短編集『さがしもの』を購入し、車内で延々と読んでいた。

  南浦和に着いてもまだもう少し本を読みたかったので、駅前の喫茶店「待以夢」に入る。ずっと昔からあるお店だが、入るのは2回目だ。1回目は、以前勤務していた市役所の採用1次試験を受けたあと、市役所の人に呼び出された時である。そして、本来この後に続く2次、3次試験を待たずして内定を出す旨を伝えられ、大喜びしたっけ。あの時描いた未来予想図では、私は今もずっと市役所で働いていて、そろそろ結婚もしているはずだった。やっぱり人生は予定通りにはいかないものだな、なんて思いながら苦い珈琲をすすり、本の続きを読んだ。

  実家へ戻り、しばらくサンとダラダラして過ごす。私が帰るたびにサンは大歓迎してくれるし、私が実家にいる間はほとんどずっと隣にいる。彼が生きている間は、頻繁に実家へ帰ることはやめられないだろう。

  夕食は、ハンバーグ。マザコン発言になるが、うちの母の作るハンバーグは美味しい。一番美味しいのはがんもどきなのだが、それが冷凍食品であることを最近知った。

  夜から友人と出掛ける。まずは、赤羽にあるホルモン屋「縁」で食事。さっきハンバーグを食べたばかりにも関わらず、臭いを嗅いだ瞬間に食欲がわきあがってきた。もはや、最近は普通の焼肉よりホルモンのほうが好きだ。

  食事を終えた頃にはいつもの銭湯は閉店時間になっていたので、所沢のスーパー銭湯まで足をのばす。そのため、帰宅は6時過ぎ。家に着く頃には、空は完全に明るくなっていた。


4月18日(木)

2013年04月19日 00時23分05秒 | 2013年

  7時起床。身体の疲れはピークに達しているが、明日から休みだと思うと、精神的には元気が出てくる。

  午前中は事務処理。昨日の任意団体の総会の後処理や、公的支援施策の申請書作りなどに費やす。

  昼前に出張に出て、まずは「野毛おでん」で昼食。当初は定番のおでん定食を食べようと思っていたのだが、限定10食のわかさぎ唐揚げ定食にもおでんが付くとのことだったので、そちらを注文する。久しぶりの野毛おでんは相変わらず美味しかったし、わかさぎの唐揚げもサクサクで、塩だけのシンプルな味付けが魚そのものの味を際立たせていた。店員さんたちの人情味溢れる感じも含めて、このお店は大好きだ。

  昼食に時間がそれほど掛からなかったので、久しぶりにスタバに入る。新メニューの「ホワイトティラミスフラペチーノ」を注文。「トッピングの量が多いので、たくさんかき混ぜてください」という店員さんのアドバイスに従い、これでもかというくらいかき混ぜてから飲む。ティラミスというよりは、チョコチップクッキーの入ったフラペチーノという感じの味で、個人的にはかなり気に入った。値段がもう少し安ければ、きっと毎日のように飲むだろう。

  出張先では、今年度の事業計画について打ち合わせを行う。色々と具体的に面白い案が出てきて議論が盛り上がり、所要時間は結局予定の2時間を大きく超えた。ダラダラと長い会議は嫌いだが、こういう前向きな時間延長なら文句ない。

  19時過ぎに帰宅。すぐにスーツ一式をクリーニングに出しに行き、ついでにクリーニング屋の並びにある中華料理屋「順香菜館」で夕食。ニラレバや回鍋肉と迷った挙句、木須肉を注文する。出て来た木須肉は濃いめの味付けで、ご飯がよく進んだ。入っている野菜の種類も豊富だ。デザートの杏仁豆腐も美味しいし、これはなかなか良いお店を見つけたかもしれない。

  さて、明日は日曜日に休日出勤した分の振替休日だ。もしそれなりに早い時間に起きられたら、上野の国立西洋美術館に行こうと思っている。しかし、起きられる自信は全くない。


4月17日(水)

2013年04月18日 00時45分52秒 | 2013年

  7時起床。疲れが溜まって体が重い。週末も公私共に動き回っていたので、さすがにきつくなってきた。

  今日は、午後から私が事務局を担当している任意団体の総会が行われる。午前中は、その最終準備。私たちの組織のトップ2人も来賓として参加されるため、その事前の打ち合わせも合わせて行う。

  昼食は、先日発見し、先輩と「一回行ってみたいね」と言っていたトラットリア「ラ・ピッチカ(La Pizzica)」へ。一番安い(とはいっても1,000円もする)ランチを注文し、私は「岩のりのリゾット」を食べた。サラダやパンも含め、正直そこまで美味しいとは思わないが、1組1組の顧客、ひとつひとつの料理を丁寧に扱っている印象を受けた。個人的にはそういうお店は好きなので、是非一度お店の本気が見れるディナーに来てみようと思う。

  会場となるホテルへ移動し、準備に始まり、総会、講演会、懇親会と続く。特に大きなトラブルもなく、無事に終了させることが出来た。積極的に運営に取り組まれていた団体の役員さん方、会員さん方、そして最初から最後まで支えて下さった上司に感謝である。

  一旦オフィスに戻って貴重品等の荷物を戻してから、21時半過ぎに帰宅。夕食は、近所のスーパーで30%オフになっていたお弁当。これで300円(値引き後)とはありがたい。

  今日の事業が終わったことで、肩の荷がだいぶ下りた。今週金曜日は振替休日でお休みだし、明日1日頑張って、今週末はゆっくりと休もうと思う。


4月16日(火)

2013年04月18日 00時22分15秒 | 2013年

  7時起床。二度寝の誘惑に打ち勝ち、普段より15分早く家を出る。

  直行で、富水へ向かう。しかし、大船駅で起きた人身事故の影響で東海道線が運転を見合わせており、大船駅はカオス状態になっていた。ホームに下りられない人たちがコンコースに溢れている。こういう光景を見ると、普段我々がいかに鉄道という交通機関に依存しているかということがよくわかる。ちなみに、人身事故の被害者は亡くなったらしい。詳しい経緯はよくわからないが、つい1時間前にこの場所で亡くなった方がいるという事実と、そうして消えていったひとつに命のことなど頭の片隅にもないであろう目の前の人々とのギャップを考えると、何とも複雑な気持ちになる。こういう事故があると、「死ぬなら他の場所で死ねよ」なんて言う人がよくいるし、急いでいる時に電車が止まると確かにイライラするが、ほんの少しでもその場で亡くなった方の冥福を祈る気持ちを持てたらいいと思う。

  ダイヤが乱れに乱れた小田原行の列車に乗り込み、小田原経由で何とか富水駅に着く。元々早めに家を出ていたのと、小田原駅での乗り継ぎがうまくいったことで、結局待ち合わせの時間には間に合った。しかし、間に合ったのは私だけだったので、結局は駅前で少し待つことになった。


富水駅。このシンプルな作りが田舎っぽくていい。


ちなみに、駅の場所はこのようになってます。


なぜか、駅前に現役の井戸が設置されている。

  上司と専門家さんと待ち合わせ、支援先へ。製造業の企業さんで、新しい製品開発に関するヒアリングを実施する。前回訪問時からいろいろと進捗があり、既に具体的な受注やテスト導入の依頼が来ているそうだ。今回は、公的施策申請のため、製品の設計図などを見ながら様々なお話を伺うことができ、本当に勉強になった。普段私たちが当たり前のように使っている物を作るためにこんな機械が必要で、その機械を作るためにこんなにも企業努力が行われているとは、全く気付かなかった。やはり、製造業は面白い。

  小田原駅へ戻り、先日小田原丼を食べた創作和食料理屋「えん」で昼食。上司が小田原丼を注文したので、私は「湘南シラスと鯵の丼ぶり」を注文。シラスは生ではなく釜揚げだったがそれなりに美味しかったし、鯵もたくさん入っていた。このお店は他にも美味しそうなメニューが多いので、あと何度か来たいと思う。

  小田原駅から東海道線に乗り、オフィスへ戻る。小田原駅では朝のダイヤ乱れが未だに続いているようで、普段は小田原行きか熱海行きしかない下りの快速アクティー号が、根府川(小田原と熱海のちょうど真ん中くらいにある駅)行きになっていた。根府川で折り返すオペレーションがあったとは知らなかったので、鉄道マニアとしては少し興奮した。

  オフィスに戻ってからは、明日行われる任意団体の総会の資料を印刷する。作成する資料が大量にあったので覚悟を決めていたのだが、上司や先輩、後輩と、周りの皆さんが総出で手伝ってくださり、あっという間に作業が終わった。おかげで、予定(覚悟)していたよりもかなり早く仕事を切り上げることが出来た。皆さん自分の仕事があるにも関わらず力を貸してくださり、本当にありがとうございました。

  21時前に退社し、オフィスの近くの「やよい軒」で夕食。ミックスとじ定食に、サラダをつける。うん、安定感のある美味しさ。

  22時半過ぎに帰宅。予定では同じこの時間に帰ってきて、これからご飯を食べることになるだろうと思っていた。本当に助かりました。


4月15日(月)

2013年04月17日 00時29分04秒 | 2013年

  7時起床。昨日動き回ったので、体の至る所が筋肉痛になっている。普段いかに運動が足りないのかということを痛感させられる。

  午前中、先輩と一緒に県庁へ。海外展開支援の実施について打ち合わせを行う。今年度は、食品業者のアウトバウンドを中心に、昨年度に引き続いてのベトナムと、新たに台湾やシンガポールをターゲットとした支援を実施していくことになりそうだ。これは、本格的に英語の勉強をしなければならないかもしれない。


横浜公園では、チューリップが見事に咲き誇っていた。

  昼食は、県庁(日本大通り駅)近くのカレー屋兼ワインバー「ラグーン」で、野菜たっぷりカレーを食べる。これでもかというぐらい具だくさんの野菜が入っていて、野菜不足の身としては非常にありがたい。肝心のカレーも美味しかった。

  午後は、来客応対と支援先の決算書作成、明後日に迫った任意団体の総会準備などに費やす。決算書は完成したが、総会準備はあまり進まなかった。

  21時半前に帰宅。夕食は、コンビニで購入したサラダとお弁当。帰りが遅くなった時には、より一層コンビニのありがたみが増す。