３月２５日（日）

　 ５時半起床。６時半過ぎに家を出て、小田原へ。今日は、小田原の青物町商店街で、「かながわ朝市サミット」が開催される。県内各地の朝市から100以上の出店者が集まる、年に１度の大規模な朝市である。

　 ８時に現地に到着し、上司や先輩と合流して会場の準備。机を出したり、受付の手順を確認したり。そのうちに、段々と出店者が集まってくる。私たちは出店者の受付を担当したので、たくさんの事業者さんと接して、何となく全体の雰囲気を感じることが出来た。

搬入前の様子。

　 11時から朝市が開始。開始と同時に、会場はたくさんの来場者で溢れ返った。私たちは午後から別会場で行われるシンポジウムの準備のためにほとんど見て回ることは出来なかったが、結局１万５千人近い来場者があったらしい。

子どもたちも元気に商品を売っている。

子どもたちに大人気だった飴細工。

マグロの解体ショーには、たくさんの人だかりができていた。

　 昼食は、シンポジウム会場である「小田原宿なりわい交流館」の隣にあるラーメン屋「鯵壱北條」で「鯵醤油ラーメン」を食べる。本来は朝市の店舗で何かを食べたかったのだが、時間の関係で難しかった。しかし、このラーメンも魚の出汁がよく利いていて、美味しかった。

　 午後からは、「朝市を活用した商店街の活性化」をテーマとしたシンポジウム。私は機材の運搬で終始走り回っていたので内容は全くといっていいほど聞いていないのだが、立ち見が出るほどの盛況だったようだ。

　 シンポジウム終了後、その後の出店者交流会まで少し時間があったので、上司と先輩と一緒に少し散策に出掛ける。松原神社に立ち寄ったり、和菓子屋「菜の花」で「うさぎどら焼き」を食べたり、わずかな時間だったがゆっくりと時間を過ごすことが出来た。特に、「うさぎどら焼き」は中にバターが入っていて、ずっしりとした餡子がほどよくマイルドに調和され、非常に美味しかった。

「菜の花」の店内に、本物の桜の枝が飾ってあった。そうか、もうそんな季節か。

　 出店者交流会では出店者の方々からそれぞれ挨拶があり、その内容や充実した表情からも今回の朝市が大成功に終わったことが伺えた。しかし、シンポジウムの中心的な話題のひとつにもなっていたようだが、問題は明日からどうやって商店街に人を呼ぶかという「継続性」である。今日どんなに人が集まっても、明日からまた元の寂しい商店街に逆戻りでは何の意味もない。大切なのは、今日をきっかけに、商店街の人々がより積極的に自分のお店の魅力向上や商店街全体の活性化に取り組むことである。それと同時に、私たち支援機関の人間も、具体的にどういうお手伝いが出来るのかを考えていかなければならない。

朝市が終わると、そこにはまた朝と同じ閑散とした商店街の姿があった。

　 せっかく小田原まで来たので、帰りに上司と先輩と一緒に「天史郎寿司」で夕食。軽くビールをひっかけ、地魚握りを食べる。ここのお寿司は相変わらず素晴らしく、お２人も気に入ってくださったようだった。先輩は、今度は魚好きなご主人を連れてくるそうだ。私も、今度はこれまた魚好きな彼女を連れて来よう。

　 20時過ぎに帰宅。今日の朝市で、今年度の実施事業が全て終了した。そして、明日は来年度の組織体制が発表される。出来れば来年度も今の上司や先輩方と一緒に仕事がしたいが、こればかりはどうしようもない。どうなろうとも、与えられた場所で、与えられた仕事を一生懸命頑張ろう。

最後は、小田原駅から見た小田原城。

３月２４日（土）

　 11時起床。思い切り朝寝坊した。朝食代わりに、彼女の作ってくれたミネストローネを食べる。トマトソースの酸味がちょうど良く、とてもおいしい。私が自分で作った時のミネストローネ（という名の鶏肉のトマト煮込み）よりも、はるかにレベルが高かった。嬉しいような、ちょっと悔しいような。

　 日中はそのまま部屋でダラダラと過ごし、夕方に近所のピザ屋に宅配を注文する。当初、トマトソースのミックスピザを注文したのだが、てりやきチキンのピザが配達されてきた。箱を開けてからあわてて電話をしたら、また新たに１枚焼いて持ってきてくれた。どうやら、別のお客さんのピザと入れ替わってしまっていたらしい。結果的に目の前には２枚のピザが届いたのだが、当然そんなに食べきれないので、結局残りは半分ずつにしてそれぞれ家で冷凍することになった。

どう考えてもトマトソースのピザには見えない。

本来注文したのはこのピザ。

　 17時過ぎに彼女の部屋を出て、自分の部屋へ戻る。

　 新たにスカパーのインターネットテレビ（スカパー！オンデマンド）でＪリーグの視聴契約をして、19時から清水エスパルスvs.柏レイソルの試合（＠日立）を見る。試合は前半、李選手の完璧なフリーキックから岩下選手がヘディングでゴールを決めて先制するものの、後半にいずれもセットプレーから２点を奪われ、１－２の逆転負け。試合内容は決して悪くなかったが、不用意かつ不必要なファールが失点につながってしまった。昨年の王者を相手に良いサッカーをしていただけに、残念だ。しかし、先にも述べたように、内容はそれほど悪くない。むしろ、両サイドバックを筆頭にハツラツとしたプレーが随所に見られ、見ていてワクワクする試合だった。次のホームでの札幌戦は、彼女も連れて見に行く予定なので、今日の良かった部分がたくさん見られるといいなと思う。

エスパルスの先制シーン。

　 明日は、休日出勤で、小田原の青物町商店会で行われる朝市及びシンポジウムへ出向く。朝早いので大変だが、県内全域から100店舗以上が集まるので、どんな朝市になるか今から楽しみである。

 

３月２３日（金）

　 ７時起床。今日は直行なので、いつもより30分遅く起きた。しかし、それでも、いつも家を出る時間には余裕で準備が終わっていた。普段から７時起きでも全く問題ないようだ。

　 ＪＲで藤沢へ出て、小田急線で大和へ。大和から相鉄線に乗り、海老名へ向かう。県の産業技術センターへ、支援先の施策認定の相談へ伺うのだ。海老名は駅周辺の開発こそ進んでいるものの、そこから一歩踏み出すと一気に田舎っぽさが増す。それが、この町の魅力だろう。産業技術センターへ向かう道には周囲に何もなくて、非常に開放的な気分にさせられる。

　 現地で支援先の社長と待ち合わせ、相談へ。事前に提出していた各種書類を元に、担当者から様々な指摘やアドバイスを頂いた。修正が必要なところがたくさん出てきたが、いずれも課題が明確になり、非常に有意義な時間だった。

　 昼食は、海老名駅の反対口にある大型ショッピングモール「ビナウォーク」に入っているラーメン屋「古寿茂」へ。一番の定番っぽい「鶏白湯ラーメン」を食べる。ランチタイムサービスということで、味付玉子のトッピングが無料だった。味は、鶏白湯という名前の感じからあっさり系を想像していた分、こってりしている印象が強い。

　 通路を歩いてたまたま気付いたのだが、「ビナウォーク」の中に、鉄道模型のお店（「ポポンデッタ」）が入っている。しかも、中に「小田急トレインギャラリー」なるものが併設されていて、小田急線の貴重な史料が展示されており、運転シュミレーションが体験できる運転台まで置いてあった。大型の鉄道模型ジオラマも置いてあるし、ファンにはたまらないお店である。今度、仕事中ではない時にゆっくり来ようと思う。

　 相鉄線に乗り、横浜経由でオフィスへ戻る。

　 14時過ぎに帰社し、その後は今日受けた指摘やアドバイスをまとめたり、事務処理に取り組む。

　 18時過ぎに退社し、一旦部屋へ戻って洗濯や掃除をしてから、彼女の家へ。合流がかなり遅い時間だったため、夕食は深夜にデニーズで食べた。その後、結局３時過ぎまでダラダラと起きていた。

 

３月２２日（木）

　 ６時半起床。出社２日目にして木曜日とは、何とも楽な一週間である。

　 今日は、一日オフィスで事務処理。うちの組織では、年度末の事務処理（起案決算及び経費の支払い）を明日までに全て終了させるようお達しが出ている。私は、何とか今日で全ての報告起案を書き上げ、即日決済も下りたので、期日に間に合いそうだ。インフルエンザになる以前にコツコツと取り組んでいたおかげである。過去の自分に感謝感謝。

　 21時過ぎに帰宅。帰宅後、昨日は帰りが遅すぎて何もできなかったので、大量の洗濯。

　 そういえば、先週末から隣の部屋に人が入った。私が戻ってきた火曜日にわざわざ挨拶に来て下さった。おそらく私と同じ位の年の女性である。それから今日で３日目になるが、ある程度の生活音は聞こえるものの、実家で弟と同じ部屋で寝ていた私からすれば、全く気にならないレベルである。かなりしっかりとした感じの方だったし、どうやら良い隣人に恵まれたようだ。

３月２１日（水）

　 ６時半起床。久しぶりの早起きである。

　 インフルエンザ明けの出社ということで、心配されたり、イジられたり、みなさんが声を掛けて下さった。ご心配お掛けしました。

　 ３日間も休んだので年末の事務処理が大変なことになっているのではないかと思っていたが、よく考えたら事前にかなり下準備をしておいたので、それほど問題はなかった。おそらく、ギリギリにはなるかもしれないが、当初示された締切には間に合うだろう。

　 夕方から内部監査チーム会議があり、その後そのまま先輩方と夕食に出掛ける。お洒落なイタリアンのお店で、周囲が反対する中調子に乗って赤ワインを飲んだら、思い切り酔っぱらって中盤以降の記憶がない。とりあえず、帰宅したのは０時半過ぎだった…と思う。