10時起床。今日は、一日中家の中で過ごした。もうインフルエンザの感染力はなくなっているし、せっかくなのでどこかへ出掛けようかとも思ったのだが、結局タイミングを逃してしまった。
あまりに書くことがないので、今話題になっていることについて。「巨人が1997-2004年度に6選手と新人契約金の最高標準額を超える契約を結んでいた」とされる報道がなされ、巨人は「最高標準額は、契約金等の上限ではなく、緩やかな目安」という言い訳をしている。しかも、逆切れして法的手段に出るらしい。1億5千万円と10億円の違いが緩やかな目安の誤差の範囲と言ってのける、しかも報道機関を親に持つ組織が言ってのける姿にはもはや言葉も出ないが、私はそれ以上にこの出来事に関する報道に消極的な他の報道機関の姿勢に不信感を抱いた。そもそも取り立てて扱うほどのことではないのかとも考えたが、どの機関も同等レベルかもっとどうてもいい話題に数多くの時間を割いている。今回はたかだが野球の話だから構わないが、もっと重要な事項についても同様の姿勢を取る可能性を考えると、マスコミ報道に対するこちら側の姿勢も考え直さなければならない。もちろん、全てのマスコミが胡散臭いなどと言うわけではないが。
話を野球に戻そう。私はアンチ巨人なので、今回のようなニュースは大好物なのだが、本音を言えば別に怒りは感じない。プロ野球人気の低迷が続く昨今、今の巨人がこういう姿勢を貫いて徹底的にヒール役に徹することで世間の注目を集めることが出来れば、それはそれでプロ野球が盛り上がる可能性もあると思う。もちろん、野球離れが加速する可能性も大いにあるし、どちらかというと一般的にはそれを危惧する声が多い。しかし、殿様的態度を続ける巨人とそれを擁護し続ける巨人ファン、それに対抗意識を燃やす他球団及びそのファン(+一般人)という構図が明確に提示できれば、結構面白いと思うのだ。そして、そのための前提として、巨人がある程度強くないといけない。お金をばら撒いて補強して強くなるが、2年に1回は日本一になっても、もう1回はクライマックスシリーズもしくは日本シリーズで接戦の末敗れるぐらいがちょうどいい。それなら巨人ファンも嬉しいし、他球団ファンもワクワクするし、プラスアルファの一般人も結構食いついてくるのではないだろうか。
そんなことを言いながらも、「でも実際には巨人が6位になったほうが気分良いなー」などと思っている自分もいる。だって、アンチ巨人だもの。