社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月24日(土)

2010年04月25日 01時08分11秒 | 2010年

  5時半起床。今日は、静岡でサッカー(清水エスパルスvs.大宮アルディージャ)を観た後、東京へ戻って野球(巨人vs.広島)を観るのだ。予定では6時過ぎに起きるはずだったのだが、ワクワクしてついつい早起きになってしまった。7時過ぎに家を出て、東京駅08:20発の東名ハイウェイバス(急行)で静岡へ。車内では、朝食(フルーツサンドイッチ)を食べたり、携帯ゲームをやったり、眠ったりして過ごす。


東京-静岡間の所要時間は、約3時間。

  11時半過ぎに静岡駅に到着し、そこからシャトルバスに乗ってアウトソーシングスタジアム日本平へ。このスタジアムは元々観客席とピッチが近いのだが、それに加えて今回はちょっと良い席にしたので、選手の表情までしっかりと見ることが出来た。やはり、ピッチが近いとプレーの迫力が違う。


大前元紀選手(中央)と本田拓也選手(手前)


ヨンセン選手(中央)


岡崎慎司選手(左端)


大前選手が何やら話し合っている。


小野伸二選手(中央)


西部洋平選手


(おまけ)昼食の清水名物もつカレー

  肝心の試合のほうはというと、前半はいまいち見せ場のないままスコアレスで折り返す。しかも、途中で本格的に雨が降りだし、急遽ポンチョ(レインコート)を来て応援することになってしまった。しかし、冷たい雨に耐えながら応援した甲斐あって、後半13分に兵藤選手のシュートが決まり、エスパルスが先制する。その瞬間、みんな(もちろん私も)雨のことなど忘れて飛び上がって喜んだ。ところが、後半31分にコーナーキックから同点に追い付かれる。しかし、それで終わらないのが今のエスパルス。「今日は引き分けかな」と思い始めた試合終了間際の後半41分に、山本真希選手が右サイドの角度のないところから豪快なミドルシュートを決める(本人はセンタリングのつもりだったらしい)。あまりにすごいシュートだったので、一瞬何が起きたのかわからなかった。周りもそうだったようで、一瞬の静寂の後に歓喜の悲鳴が上がった。そして、そのまま2ー1で試合終了。雨の中の観戦はなかなか大変だったが(選手はもっと大変だっただろう)、その分価値のある試合を観ることが出来たと思う。何といっても、真希のシュートが衝撃的だった。また、前回同様、小野選手のプレーが素晴らしかった。今や、文句なくエスパルスの司令塔は彼である。

  試合終了後、勝利の余韻に浸る間もなくバスに乗り込み、静岡駅へ。車内では、隣の席のおじさんと今日の試合の話で盛り上がった。そのおじさんはJリーグ発足当時からのエスパルスファンだそうで、選手たちの話をしている時の表情は、まるで自分の子どもの話をしているのかのように柔和なものだった。おそらく、彼にとってのエスパルスは、本当に家族のようなものなのだろう。こういう人たちに支えられているエスパルスは、幸せなチームだと思う。

  静岡15:36発のひかり474号に乗り、一路東京へ。もちろん、車内ではいつものようにアイスクリームを食べた。東京到着後、在来線を乗り継いで、17時過ぎに東京ドームに到着。場内で大学時代の友人と合流し、観戦開始。今日は、先日亡くなった木村拓也コーチの追悼試合ということで、試合前に追悼セレモニーが行われた。追悼VTRが流れたあと、全員で黙祷。そして、始球式には息子が登場し、球場中から大きな拍手を浴びていた。それは、木村コーチが生前いかに多くの人から愛されていたかがよくわかる光景だった。


屋外に設けられた献花会場


観客全員が、故木村コーチへのメッセージボードを掲げている。


息子さんの始球式

  さて、試合のほうはというと、巨人が2ー3と1点リードされた8回裏に、谷選手が代々逆転満塁ホームランを放ち、巨人が勝利した。アンチ巨人の私としては残念な結果だが、巨人ファンの友人が喜んでいたし、実に見所満載の試合だったので大満足である。


ラミレス選手


前田智徳選手


高橋健投手vs.小笠原選手


石井琢朗選手

  試合終了後、ラクーア内の一蘭でラーメンを食べながら、お互いの近況を話し合う。彼と会うのは昨年末以来なので、全てを話すには時間が足りなかった。今日聞いた限りでは、最近は大きな仕事を責任ある立場で任されているため、随分と忙しいらしい。色々と大変な立場のようだが、それは彼の能力が認められているということなので、素晴らしいことだと思う。ただ、体には十分気をつけてほしい。おそらく次会えるのは彼の家でワールドカップを観る時だろうから、その頃までに私も少しは社会人としての自覚を身に付けておきたいと思う。

  23時半過ぎに帰宅。今日はスポーツ(観戦)三昧の一日だった。野球とサッカーを両方観て思ったことは、観戦するならサッカーのほうが面白いということである。私は野球をやっていたので、プロ野球選手のプレーがどのようなものなのかは大体わかっている。その反面、本格的にサッカーをやったことはないので、ひとつひとつのプレーがどれも刺激的に感じられるのだ。観戦を重ねることでその刺激も薄まっていくのかもしれないが、少なくとも今のところそんなことはなく、むしろ回を重ねる毎にどんどん面白く感じられるようになっているように思う。


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