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10月8日(土)

2011年10月09日 22時24分13秒 | 2011年

  5時半起床。今日は、サッカー天皇杯2回戦、清水エスパルスvs.FC岐阜SECONDの試合を観に行く。6時半前に家を出て、東京駅07:20発の東名ハイウェイバス急行303号に乗る。3連休の初日ということで、東名高速が川崎から厚木まで約20キロの渋滞となっており、渋滞を抜ける頃には1時間以上の遅れが発生していた。また、このバスは「急行」と名付けられているものの、実際には各駅停車のバスなのだが、今日は運転手さんが1つバス停を通過してしまった。確か東名大井停留所だったと思うが、通常は乗降客がいなくても分岐線に入ってバス停の前を徐行(もしくは一旦停車)しなければならないにも関わらず、分岐線に入ることなくそのまま通過してしまったのだ。分岐線の手前で一瞬バスが不自然な揺れ方をしたので、おそらく分岐線に入るのを忘れていて、気付いたときにはハンドル操作が間に合わなかったのだろう。しかし、無理にハンドル操作をして事故を起こす危険性を考えると、諦めたのは正解だったと思う。ただ、誰にでもミスはあることなのでそれ自体を責める気は全くないが、危険が伴う乗り物だけに、「もしかして眠いのかな…」などと少し不安になってしまった。ちなみに、運転手さんはすぐに無線で本部と連絡を取り、きちんと報告をしていた。


愛鷹PAからの景色。

  1時間の遅れでそのまま静岡駅へ着くと、スタジアムへ着くのが試合開始30分前位になってしまうため(今日のチケットは自由席なので、少し早めに着きたい)、急遽途中の東名蒲原停留所で下車し、そこから歩いてJR蒲原駅へ向かうことにする。停留所から駅までの距離は約1キロ。次の電車までは20分ほどあったので、周りの景色を見ながら散歩感覚でゆっくりと歩いた。


蒲原停留所からの景色。ここから散策スタート。


何だかんだで、蒲原駅には電車の時間ギリギリに到着。

  蒲原駅から東海道線に乗り、10分強で清水駅に到着。すぐに駅前からシャトルバスに乗り、アウトソーシングスタジアム日本平へ。経路変更が功を奏して試合開始の1時間以上前にスタジアムに入り、良い席を確保することが出来た。昼食は、アウスタ名物「桜えびのかき揚げ丼」。揚げたての桜海老は非常に香ばしく、塩加減もちょうど良い。結構な量なのだが、あっという間に平らげてしまった。

  今日の対戦相手である「FC岐阜SECOND」はアマチュアのチームなので、いわば「エスパルスが勝つのは当たり前」ということで、観客が少ない。公式発表では3,648人と、先週の名古屋戦(20,181人)と比べても圧倒的にガラガラである。FC岐阜側の応援席には数えるほどしか人がおらず、エスパルス側も空席だらけだった。例年のデータでも天皇杯の最初のほうはこれぐらいなのだが、こんなに人のいないスタジアムを見るのは初めてだったので、相当な違和感があった。


FC岐阜の練習風景。やはり、体格が全然違う。

  13:00キックオフ。予想通り、FC岐阜は完全にゴール前にブロックを作り、守りに徹する体制をとってくる。そうなると、いくらプロ対アマチュアとはいえ、そう簡単にゴールを奪えるものではない。ボールの支配率は圧倒的にエスパルスが高いが、ただ回すだけでなかなかチャンスを作れない。しかし、前半44分に公式戦初先発の3年目、竹内選手がヘディングシュートを決めて均衡を破ると、その直後の前半ロスタイムにも小野選手がヘディングで落としたボールを大前選手が押し込み、2-0で前半を折り返す。後半に入ってからは得点が奪えず、むしろ相手に攻め込まれる場面も多くなったが、そのまま2-0で試合終了。スコア的にも内容的にも決して満足とはいえない結果だが、きちんと勝利を収めたし、若い竹内選手の活躍が見られたので良かった。また、怪我から復帰した高原選手が途中交代で入り、元気な姿を見せてくれた。彼が戻ってくることで、エスパルスはより良い形でリーグ終盤戦を迎えることが出来るだろう。

  シャトルバスに乗り、途中の波止場停留所で降りて、エスパルスドリームプラザに立ち寄る。お目当ては、フードコートにある「スガキヤ」。私が一番好きなラーメン屋である。東海・近畿圏を中心に営業しており、現在関東圏にはお店が1軒もないため、普段はなかなか食べることが出来ない。注文は、トッピングが全部入った「特製ラーメン」。それでも420円という安さである。それでこの美味しさなのだから、文句のつけようがない。


食後、しばしドリプラの周りを散策する。


パルちゃんとキリンという組み合わせの理由は何だろう。

  時間に少し余裕があったので、清水駅へ戻り、近くにある喫茶店「羅比亜」で休憩。古き良き喫茶店という感じで、店内の雰囲気も落ち着きがあって良い。注文は、数あるパフェの中から「フルーツスピリット」を選択。メロンクリームソーダの上に果物が盛り付けてあるという、夢のようなデザートである。フルーツはその場でカットしており、量も多いし味も美味しい。そして、何よりアイスクリームが印象に残っている。おそらく、普通のものと少し味が違う。余計な甘ったるさがなく、すっきりとしたのどごしで、ちょっと癖になりそうだ。

  静岡駅へ戻り、しばらく駅周辺を散策してから、17:30発の東名ハイウェイバス急行324号に乗り、東京駅へ。静岡路線にしては珍しく新しい車両で、座席がゆったりとしていて快適だった。また、道路も非常に空いていて、ほぼ定刻通りに東京駅に戻ってくることが出来た。


静岡駅前にある徳川家康像


どこが「愛」を表現しているのか、いまいち理解できない。


新しい車両は快適。

  東京駅で下車後、丸ビルへ立ち寄り、サブウェイで軽い夕食。ローストビーフのサンドイッチとコーンチャウダーという鉄板の組み合わせの注文。やはり、ここのサンドイッチは美味しい。また、この店舗では店内でレタスを育てている。”店産店消”を推進しているそうだ。あ、新しい…。もはや、地産地消も時代遅れなのだろうか。

  22時半前に帰宅。録画しておいたテレビ番組を見ていたら、いつの間にか深夜3時になっていた。

 


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