社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

3月11日(月)

2013年03月12日 00時50分36秒 | 2013年

  7時起床。昨日の午後からまた気温が下がり、また冬用のコートを登板させるかどうか迷うほど寒くなってしまった。しかも、迷った挙句春用コートで出勤したら、寒くて寒くて、数分で後悔することとなった。

  午前中は事務処理。報告関係のピークも終わり、気持ちにもだいぶ余裕が出て来た。

  昼食は、韓国焼肉屋の「スジスンドゥブチゲ」。要するに、牛スジの入った豆腐キムチ鍋だ。熱いし辛いが、美味しい。

  午後、県庁へ出張に出掛ける。日差しが出ていても寒いが、街路樹はどんどん春めかしくなってきている。そんな景色を見る度に、私の頭の中でキャンディーズの「春一番」が流れるのだが、さすがに自分でも古いと思う。同世代の人たちの頭の中では、一体どんな曲が流れているのだろうか。

  19時過ぎに退社し、急いで横浜のそごうへ。上司や(男性の)先輩陣から集めたお金で、先輩へのホワイトデーのプレゼントを買いに行く。昨年、一昨年は、色々と考えたり普段の言動を観察したりして、比較的凝ったものを送っていたのだが、今回は事前の調査が足りず、これというものが思いつかない。そこで、先輩が紅茶好きであることから、「ティータイム」をテーマに据え、いくつかのお店を回って紅茶とそれに合いそうなお菓子を買った。毎回思うことだが、あまりに特別な物を送るわけにもいかず、そうかといってありがちなお返しはしたくない、というのはとても難しい。

  21時前に帰宅。夕食はマクドナルドで済ませ、今週末からのベトナム旅行の準備を始める。当初は全くのノープランで行ってただフラフラするだけの予定だったのだが、たまたま見つけたメコンデルタ観光の現地ツアーが結構面白そうなので、申し込んでみることにした。しかし、せっかくの1人旅なのに他の観光客と一緒にぞろぞろ回るのは嫌なので、奮発してプライベートツアーで申し込んだ。ただ、プライベートツアーはかなり人気が高く、予約が取れるかどうかはわからない。取れたらメコン川を見に行って、取れなければ予定通りホーチミン市内でまったり過ごそう。

  今日感謝したいのは、今こうして自分や家族、友人たちが何事もなく日常生活を送れていること。2年前の今日を境に、その価値の大きさが一気に見直された。それと同時に、その実現のためには大きなコストが掛かることもわかった。そして、未だにそんなたわいもない日常を回復できていない人が数多く存在するという現実がある。彼らの日常を回復するために何が必要なのか、そして天災・人災を含めて同じ事態を招かないために今何をすべきなのか、私たちは改めて考えなければならない。特に、原発事故という人災に関しては、それでも未だに原発を存続させようとする過去から学べない人間、自身の既得権益を守るために他人を大きな危険にさらそうとする人間が数多く存在する。こうして、「歴史は繰り返す」のだろうか。それは、何としても食い止めないと。


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