6時起床。午前中は、ISO140001の内部監査に向けた打ち合わせ。私たち新人2人は、先日新人研修の一環として内部監査に関する講座を受講したばかりなので、その延長で実際の内部監査に同席することになったのだ。正直、私は環境問題に全くと言っていいほど関心がないのだが、うちの組織の運営について上層部に質問できる機会はなかなかないので、楽しみにしている。規格に適合しているかなんてことはどうでもいいので、そもそもうちの組織がISO140001を取得していることの意義や、それにより得られた成果、それに対して掛かったコスト等を徹底的に追及して、うちの組織にとってISOが本当に必要なのかどうかを考える材料としたい。現状、うちの組織内はISO必要派と不要派に分かれており、その結果マネジメントシステムがあまり機能していない状態となっているので、一度きちんと議論をして、やるなら徹底的にやる、やらないならやらないというように、方向性をはっきり打ち出す必要があると思う。
午後からは、事業承継セミナーの運営。某金融系シンクタンクのコンサルタントさんを招いて、資産(株式)の承継についてお話を頂いた。中小企業、特に同族企業の場合、経営者(一族)に株式を集中させる必要性が高いのだが、それを後継者に承継する際に問題となるのは、なんと言っても税金である。「株を譲り受けたけど、相続税を払うために売っちゃった」では企業の存続が危うい。そこで、退職金を活用して一時的に株価を引き下げたり、国の施策や特例を使ったり、持ち株会社を設立したりと、様々な方法を組み合わせて活用することで、効果的な節税(≠脱税)を行うことが出来る。まあ、個人的な感想を言えば、中小企業の存続を支えるような制度の設置は不可欠だが、相続税や贈与税の税率そのものはもっと高くてもいいと思う。今の程度だと、経済面における階級の再生産が強固なままになってしまうような気がするのだ。ちなみに、そんな話を先輩にしたら、「かなり左寄りだなー」と言われた。確かに、それは否めない。
夜は、支援先の中間決算に関する資料の作成に取り掛かる。締め切りが明日だし、明日の日中はずっと外出しているので、今日中に何とか目処をつけたかったのだが、1人だけではわからない箇所が結構あって、完成とはいかなかった。まあ、残りは先輩と一緒に明日の夜やればいいのだが。
夕食は、崎陽軒の「シュウマイ弁当」