社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月21日(金) 予想以上の粗削り。

2023年07月25日 00時07分28秒 | 2023年

 7時起床。

 朝食は妻が作ってくれた焼きおにぎり。

 妻と娘を見送る。今日は保育園の夏祭り2日目で、夕方からはお神輿も担ぐそうだ。各家庭保護者の参加は1名なので私は生では見られないが、後から娘に話を聞かせてもらおう。

 部屋の掃除と敷物類の洗濯をする。先週は掃除をするタイミングがなかったので、いつも以上に丁寧に、かつ1階と2階の両方をやったので1時間半掛かり、終わる頃には文字通り汗が滝のように流れ出ていた。今日はまだ比較的涼しかったが、それでもかなり体力を消耗した。

 シャワーで汗を流してから、義母手作りの梅シロップを使った梅サイダーと、妻が昨日の飲み会でもらってきたどら焼きで糖分補給。

 どら焼きは「とてつもなく美味しい」との前評判だったが、何のことはない、ただバターがたくさん入っているだけだった。それはどら焼きではない。蜂蜜を入れた食パンのようなものである。

 今日は妻も在宅勤務で家におり、Web会議をしているので静かに過ごす。

 身支度を整え、11時前に家を出る。今日は前職時代の支援先のYさんにお誘い頂き、ランチ会に参加する。私が前職を辞めた後に入社したMさんという方が現在その支援先を担当しており、同僚やお客さんから聞いた私の話に興味を持って会ってみたいと思ったそうで、それを聞いたYさんが「じゃあ3人でご飯食べよう」と今日の会を企画してくださった。

 Mさんとは以前、私の後輩(Mさんからすると先輩)が企画したイベントの場で一度だけ会ったことがある。その時は挨拶程度で何を話したかまでは覚えていないのだが、そういえばその時も「お噂はかねがね」的なリアクションをされたような気がする。一体どんな「お噂」なのか気になるところである。まあ、会いたいと思ってくれるくらいだから、悪い噂ではないのだろうが。

 駅ビルに入っている「プチ・フルール」で手土産を購入し、新幹線で小田原へ向かう。

 小田原は好きな街だ。私は基本的にどこかに定住したいとは思わないが、小田原ならそれもありかもしれないと思う。

 たくさんの外国人と一緒に下りる。インバウンド需要の復活は小田原・箱根地域にとっては本当に嬉しいことだろう。

 北条早雲像の前まで車で迎えに来て頂く。約4年振りのYさんとの再会に、一気にテンションが上がる。Mさんにもご挨拶。

 前職時代によく連れて来て頂いた「わらべ菜魚洞」を予約しておいてくださった。懐かしいし、嬉しい。

 美味しい魚料理を食べながら、ゆっくり話をする。近況報告や思い出話に始まり、ちょっと真面目な話やアドバイスなども頂きながら、Yさんの明るさに引っ張られてたくさん喋り、たくさん笑った。

 あっという間の2時間だった。YさんやYさんのいらっしゃるかつての支援先だけでなく、前職時代の刺激溢れる日々が一気に蘇ってきて、若返ったようだった。素晴らしい時間をありがとうございました。

 小田原駅へ送って頂いた後、すぐには帰らず、Mさんをお誘いして山上蒲鉾店直営のレストラン「CAFE&RESTAURANT やまじょう」へ足を延ばす。

 事前に直属の後輩から「Mさんが相談したいことがあるみたいですよ」と聞かされていたので、時間を作らないわけにはいかない。ほぼ初対面とはいえ、大切な後輩の後輩は私の後輩でもある、というのはカッコつけすぎだろうか。

 伊達巻で作ったチーズケーキと自家製ジンジャエールを飲みながらMさんの話を聞き、私なりの考えを伝える。

 Mさんが周囲から話を聞いて抱いていた私のイメージは、どうやら「魔法のような特別なスキルによって自由に仕事をし、後輩たちのやりたいことも実現させていた人」という感じらしかった。しかし、実際にはそんなことはなく、上から課せられた仕事や泥臭い仕事にしっかり取り組むことで少しずつ発言権を持てるようになるわけで、自分のやりたいことをやるためにはそれ以上に組織がやらせたいことをきちんとやらないといけないよ、という夢のない話をした。ただ、それだけではあまりにも期待外れだろうと思ったので、王道の(やらされ)仕事でいかに手を抜きながら成果を出すかというヒントのようなものもいくつかお伝えした。

 小田原駅で解散し、お土産に干物を買ってから新幹線で帰途につく。Mさんには初対面らしからぬ厳しいことも言ってしまい、少しショックを与えてしまったかもしれないが、目は最後まで生き生きとしていたのできっと大丈夫だろうと思う。とりあえず、直属の後輩(Mさんからすると同じ部署の先輩にあたる)に報告LINEを入れてフォローを依頼する。

 17時過ぎに帰宅。

 妻が保育園へ夏祭りを見に行き(会場の関係で1児童あたり1名の保護者しか参加できない)、2人で元気に帰って来た。娘はお神輿を元気いっぱい担ぎ、ダンスも一生懸命踊り、花火も楽しんだそうだ。

 入浴を済ませてから夕食。中華丼とブロッコリースープ、カツオのたたきという豪華なメニューである。

 鰹は娘の大好物でもある。そもそもお刺身が大好きなのだが、クセのある鰹まで好きだというのはなかなかの魚好きだ。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 ちょうど娘が寝静まったタイミングで、夕方に報告LINEを入れた後輩から電話が入り、2時間近く話をする。「あんな粗削りでやる気満々な子と会っちゃったら、戻りたくなっちゃうじゃん」という言葉が喉まで出かかったが、我慢した。ここからは現役の先輩たちの出番である。

 1時過ぎに就寝。


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