社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

9月20日(日) 青年、卒業。

2020年09月21日 23時02分14秒 | 2020年

 7時半起床。今日で35歳になった。

 朝食は卵かけご飯とソーセージ。

 11時過ぎに家族3人で家を出る。今日は私の母と品川で食事をする。当初はこのご時勢で娘を電車に乗せるのは憚られるからという理由で母が新横浜まで来てくれると言っていたのだが、座敷の個室があるお店が見つからず、それなら新幹線で10分で行ける品川にしようということになった。ちなみに、この食事会は私の誕生日会というわけではなく、たまたま日程調整の結果そうなっただけである。

 11時25分発のひかり500号に乗り、品川へ。娘は新幹線を見るのは大好きだが、乗ると緊張するようで、私の膝の上にぴったりと座って景色を眺めていた。

 品川駅で母と待ち合わせる。私や妻もそうだが、娘が母に会うのは昨年末に帰省した時以来なのでかなり人見知りをするのではないかと思いきや、それなりに緊張してはいるものの最初から笑顔を見せて普通にお喋りをしていた。母も、「もうこんなにしっかり話せるの?」と驚いていた。

 食事は「北大路 品川茶寮」で。全席個室のお店で、私たちは他の部屋と接していない離れ風の部屋だった。広くて綺麗だし、何より結果的に娘が騒ぎまくることになったので、周囲に気を遣わなくて良いのはありがたかった。

 近況についての話をしつつ、娘のわんぱくぶりを見守りながら食事をする。娘は母に遊んでもらうのが楽しくて仕方がない様子である。おもちゃや人形のプレゼントももらって、すこぶるご機嫌だった。

娘のお子様御膳。もちろん私たちの料理も美味しかったが、この御膳のレベルの高さが一番印象に残った。

以下は大人の料理。これという印象的な料理があるわけではないのだが、全体的にどれも美味しかった。

 食事を終え、しばらく近くの緑地広場をお散歩してから、駅前で母と別れて帰途につく。次は実家に帰って、父にも娘を会わせたい。

 14時半過ぎに帰宅。娘は帰りの新幹線で眠ってしまった。まさに爆睡である。あれだけ食べてあれだけはしゃげば、そりゃそうなる。

 娘が眠っている間、妻が録画して観ていたドラマ「竜の道」の最終回を観る。原作は私の大好きな白川道の同名小説なのだが、彼はこの作品の後編を執筆中に亡くなってしまったので、未完のままで終わっている。つまり、今日の最終回は脚本家のオリジナルなのだ。一体どんな結末にしたのだろうと気になって最後まで観ていたのだが、確かに白川道の作品らしい終わり方だった。彼の作品にシンプルなハッピーエンドはないのだ。それでも、彼の作品にしてはまだ光(希望)が多めの結末だといえるのではないだろうか。ドラマが始まった当初は登場人物のキャラクターが原作のイメージとかなり違ったので嫌な予感がしていたのだが、思っていたよりは納得感のある終わり方だった。テレビドラマで、あれ以上光の少ない終わり方はさせられないだろうし。一方で、改めて白川自身はどのような結末を用意していたのだろうという興味が再燃してしまった。気になって仕方ない。

 娘は母からもらったプレゼントを相当気に入ったようで、特に電車の運転ができるおもちゃでずっと遊んでいる。小さなマイクを使って延々と喋っているので、近所迷惑ではないかと心配になるくらいである。

 夕食はオムライス。なぜか娘が私のお皿のものを食べたがり、半分近く食べられてしまった。

 食後にケーキで誕生日をお祝いしてもらう。やはり「プチ・フルール」のケーキは美味しい。

 娘と一緒に入浴してから、寝かしつける。テレビ東京の「池の水ぜんぶ抜く」を観ていたら目が離せなくなってしまい、寝かしつけを始めるのが遅くなってしまった。

 寝落ちしかけたところを何とか持ち直し、洗濯と食後の片付けを済ませる。寝室を出た当初はめちゃくちゃ眠かったのだが、家事を終える頃には覚醒し、妻が寝落ちしたのをいいことにダラダラと夜更かしをする。

 1時過ぎに就寝。