社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

12月6日(金)

2013年12月07日 22時14分09秒 | 2013年

  7時起床。この冬初めて、目覚ましが鳴る前に寒さで目が覚めた。

  午前中は、午後から控える会議の準備と事務処理。会議の準備では、思った以上に用意する資料の量が多く、主担当の先輩は終始バタバタしていたし、私も予想以上に時間を取られた。

  昼食は、新人さんと2人で。何やら深刻な顔で「相談が…」というので構えていたのだが、何のことはない、部署の忘年会の話だった。そうか、忘年会の企画も、新人にとっては重大な懸念事項なのか。何だか微笑ましい。そして、もしかしたら私もそうだったのかもしれないと思うと、ちょっと気恥ずかしい。

  午後からは、国と地域金融機関との会議。今年に入ってから、国所管の補助金を中心とした公的施策への申請に際して、金融機関の役割が大きくなっている。具体的には、事前に金融機関の確認を経ないと申請そのものが成立しないというルールの定められた施策が増えている。そのため、私たちのような支援機関は金融機関とのパイプをより強化していかなければならないし、国と金融機関との情報交換もより増やしていく必要がある。今回の会議は、このような背景で開催された。目的が明確な分、より具体的な意見交換ができ、非常に有意義な会議となった。

  会議終了後、そのまま忘年会へ。なかなかない機会なので、私は様々な金融機関の方とお話をして、融資審査の際の目利きのポイントなど、金融マンが実際に企業と接する時にどのような視点を持っているのかについて色々と教えて頂いた。思っていた以上に細かなノウハウがあったのだが、重要なのは大きく2つ。まずは、決算書などに代表される”数字”はあくまで結果であり、その結果につながった数字では表せない要因に目を向けること。そして、書類ではなく、実際の現場に足運び、会社を見ると同時に経営者と話をすること。この2点を蔑ろにして、真の目利き力は身に付かないとのことだった。

  忘年会終了後、上司や先輩と一緒に二次会へ。今度は、内部の話。今後の事業の進め方や新人さんへの教育方法など、珍しく(?)真面目な仕事の話が多かった。その中で、私が新人さんに対して甘いという先輩からのご指摘には耳が痛かった。聞かれたことに答え過ぎていて、彼が自分で調べたり考えたりする機会を奪っている、ということだった。やはり、私は年下への接し方が下手なのだろうか。何が厳しくて何が甘いのか、正直なところ全くわからない。

  23時過ぎに帰宅。明日は休日出勤なので、夜更かしは控え気味にしておいた。


12月5日(木)

2013年12月07日 09時48分37秒 | 2013年

  7時起床。今日は月に1度の丹沢山登りデー。小田急線が少し遅れていたが、たまたま1本早い電車に乗っていたので時間に間に合った。やはり、日頃から多少の遅れは想定して早めに行動しておかなければならない。

  下がこれだけ寒いのだから山の上はどれだけなのだろうと思っていたら、実際にはそれほど差はなかった。かなり日差しが強かったこともあったのだろう。一方で、紅葉の進行はかなり早く、既に終わりかけになっていた。全盛期の華やかさはないものの、終わりかけの紅葉もまた哀愁があって魅力的だ。私は月1度のペースで丹沢を訪れているが、景色が最も目を奪われるのは、この12月かもしれない。

  昼食は、小田原の「天史朗寿司」で、地魚のおまかせ握りを食べる。今回は初めて地のブリが出てきた(下記の写真だと上の一番左)。この地域でブリがとれるということに驚き、更にその美味しさに驚く。確かに、脂の乗り具合などは日本海でとれるものに比べれば劣るのかもしれないが、その分新鮮さは抜群だ。先日のおしつけ然り、まだまだ小田原には私の知らない美味しい魚がある。

  オフィスに戻り、事務処理。何だかんだで21時過ぎまで残業する。18時を過ぎるとオフィスの空調が切れるので、そこからは寒さとの闘いになる。夏の暑さとの闘いよりはマシだが、中にはマフラーを巻いて仕事をしている先輩もいる。過酷な労働環境。

  22時過ぎに帰宅。オフィスの中が寒いのだから、当然ながら家の中も寒い。シャワーだけを浴びるというのも、段々厳しくなってきた。しかし、暖房をつければ電気代、お風呂を溜めればガス代が、それぞれ跳ね上がる。つらいところだ。


12月4日(水)

2013年12月07日 09時48分23秒 | 2013年

  7時起床。

  午前中は、オフィスで事務処理。いつの間にか出さなければいけない起案が溜まっていて、というか既に決済されていないとまずいものもあって、急に焦りだす。しかし、他の案件も溜まっているし、今更焦っても仕方がないので、諦めて土曜日に出てくることにした。

  昼前にオフィスを出て、都内へ。まずは、新橋駅からすぐのところにある活魚料理「ととや」で昼食をとる。注文は、さわらの西京焼。グルメな先輩からおすすめされたお店なので期待していたのだが、期待どおりの美味しさで、無言のままむさぼるように食べてしまった。

  地下鉄で虎の門へ移動し、上部団体の研修に出席する。来年4月からの消費税増税への対策について検討する研修で、全国から100人以上の職員が参加しており、たくさんの同期と再会することが出来た。一方で、このテーマに関する情報を手に入れれば入れるほど感じるのは、中小企業が消費税増税によるダメージを回避することは不可能なのではないか、ということである。取引において弱い立場にある中小企業が、消費税の増税分をそのまま価格転嫁出来るとは考えにくい。大手等による不当な値引き要求への罰則や、転嫁カルテル・表示カルテルの組成だって、本質的な問題解決にはつながらないだろう。そうなると、大切なのはどれほどのダメージが出るのかをきちんと把握し、その分をどうやって取り戻すのかを考えることなのだろうと思う。今回の消費税増税は、中小企業に真の意味での経営革新を迫ることになるだろう。

  20時過ぎに帰宅。早く帰ることが出来たので、久々にゆっくりと本を読むことが出来た。


12月3日(火)

2013年12月07日 09時48分07秒 | 2013年

  週末から昨日にかけてはバタバタし過ぎていたので、思い切って日記は割愛する。

  7時起床。朝の寒さが本格的になってきたので、今日から真冬用のコートを着ることにした。しかし、朝晩はともかく、日中はこれだとまだ暑い。

  午前中は内部会議と来客応対。前者では部長会議からの伝達事項を確認し、後者では支援先の中間決算の資料を作成する。

  昼食は、「ダルジェントクローチェ(d’argento croce)」のスープランチ。今日のスープはトマトベースで、めちゃくちゃ美味しいトマトソースパスタのソースという感じだった。また、サラダバーにあった林檎が甘くて美味しかったので理由を聞いてみたところ、変色を防ぐために塩水に浸すのではなく、代わりにレモン汁とパッションフルーツシロップに漬けているとのこと。さすが、細部へのこだわりがすごい。このお店がいつも賑わっているのは、こういう細かなこだわりを徹底しているからだろう。

  午後は、事務処理と来客応対。支援先の公的施策の申請書を専門家に依頼して作っているのだが、おそらくあまりこの分野に取り組んだことがないらしく、何度も差し戻しをせざるをえないレベルの書類が出てくる。決して手を抜いている様子はなく、むしろ指摘へのレスポンスも迅速だし、真摯な対応をしてくださっているのだが、毎回びっくりするようなミス(例えば単純な足し算の間違いなど)が新たに出て来るから不思議だ。状況的にはどう考えても私が自分でやったほうが早いが、一度お願いをしたからにはきちんと最後まで取り組んで頂いて、私も責任を持って伴走しなければと思う。

  21時半過ぎに帰宅。夜の寒さが段々と厳しくなってきた。しかし、まだ暖房には頼らない。