(み)生活

ネットで調べてもいまいち自分にフィットしないあんなこと、こんなこと
浅く広く掘っていったらいろいろ出てきました

( ´艸`)☆更新履歴☆(´~`ヾ)

(ガラスの・Fiction)49巻以降の話、想像してみた*INDEX (2019.9.23)・・記事はこちら ※ep第50話更新※
(ガラスの・INDEX)文庫版『ガラスの仮面』あらすじ*INDEX (2015.03.04)・・記事はこちら ※文庫版27巻更新※
(美味しん)美味しんぼ全巻一気読み (2014.10.05)・・記事はこちら ※05巻更新※
(孤独の)孤独のグルメマップ (2019.01.18)・・記事はこちら ※2018年大晦日SP更新完了※

(・Θ・)★せめて一言だけでも毎日更新★ (´∩ω∩`*)

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気付けばはや一年・・・

2015-05-31 11:35:17 | 雑談

気が付けば、本ブログ開設からはや1年が過ぎていました。
と、いうことは結婚も一周年・・・・なにもしていない(笑)
当初は結婚式準備にまつわる調べ物の備忘録にしようと
思っていたんですね、それすら忘れていました。
よもや秋に舞台『ガラスの仮面』を観に行ったせい(おかげ)で、
コミックス全巻読み直し、果てはストーリーまとめ、さらには
先のストーリー妄想まですることになるとは・・・。

ガラスの仮面に関しては、大河マンガですし、長年にわたって
人気の高い作品、ファンの皆さんもある意味気の長い
穏やかな心を持ち合わせた人が多いと思うので、
(本当に、リアルタイムで連載追っている方には脱帽です。
 私は、長期連載マンガはまとめて一気読みする派なので、
 先の見えないストーリーを読むなんて、頭が下がります)
おんぶにだっこで好き放題書かせて頂いているのですが、
もう一つの趣味である、ももクロに関しては、
熱の高いファンの方も多くおられるので、びくびくしながら
(適当なことを)好きなタイミングでUPしてきました。

基本、興味があることをその時に、ノートのようにまとめるために
作ったブログなので、現在ももクロ関連の情報に偏るのは
致し方ない部分ではあるのですが、
『美味しんぼ』カテが全然進んでいないな~とは気にしています(笑)
あれこそ、私の一番のライフワーク的作品なはずなのに・・・。

反対に、カテゴリー設定してるけど、1記事も書いてないやつとか
1年を節目にちょっと整理しようかなと思ってます。

あ~、でもこうやって思いついた時に書いたり、
反対にめんどくさくてなかなか更新できなかったりしながら
自分にゆるい縛りでも続けていけたら、
本当に日記として自分のときどきの趣味の移ろいが分かって
笑えて楽しいかもしれないですね。

これからも、つかず離れずの関係で、ここにお世話になると思います。
自分ごとながら。


ep第14話【架空の話】49巻以降の話、想像してみた【勝手な話】

2015-05-31 02:46:39 | ガラスの・・・Fiction
ep第13話←                  →ep第15話
********************
「・・・というわけで、皆様のお力添えを頂きまして、無事に『紅天女』復活公演、
 大盛況のうちに千秋楽を迎えることが出来ました事、厚く御礼申し上げます」
山岸演劇協会理事長の挨拶ののち、セントラルホテル飛翔の間は
賑やかなパーティーの場へと移行した。
紅天女公演成功祝賀会、もちろんその中心にいるのは北島マヤだ。
「意外でした。」
ひとしきりスポンサーをはじめ業界関係者に挨拶をすませたマヤは、
そばにいた黒沼にそうつぶやいた。
何が?と問う黒沼に、
「今日の服、てっきり和装だと思ってたんですけど・・・」
確かに今日のマヤは、それがもし純白だったらそれはそれは華やかなウエディングドレスになりそうな、
裾が長めに広がったピンクとパープルの淡いグラデーションが美しいドレスに身を包んでいた。
華奢ながらメリハリのあるスタイルが綺麗に表現されるよう計算されたそのデザインは、
まさにマヤの良さを最大限にいかしているといってよく、
さらに片側に流すようにまとめられた黒髪に、
シンプルながら高価な髪飾りが輝き、気品を演出していた。
「その服はお前さんが用意したのかい?」
「まさか・・・。事務所がいくつか準備してくれたのを試着して、
 気がついたらこれになってました・・・」
「そうか、ということは・・・」
マヤが立ち止まる度に、絶妙に裾が円を描いてマヤを包み込むその姿はさながら一輪のバラのようで、
会場のどこにいても中心はマヤのいるところだといった華やかさをまとっていた。
「でも、紅天女は南北朝時代の話、どうしてドレスなんて」
「紅天女はとりあえず打ち上がったからな。いつまでもそのイメージにとらわれるのは、
 君の今後の為にならない。」
いつのまにかそばにいた真澄の声がした。
「・・・速水さんっ!」
「よう、速水の若旦那」
「どうも、この度は紅天女成功おめでとうございます」
軽やかにグラスを傾け、タキシード姿の真澄はにこやかに微笑んだ。
「マヤ、君はこのパーティーが本当にただの祝賀会だと思っているのか?」
「え、違うんですか?」
「祝賀会というのは表向きの名分に過ぎない。
 実際は今後のビジネスに向けてそれぞれが自分を売り込むセールスの場だ。
 みんな紅天女の成功を肩書きに、次の仕事を獲得するためアピールしているし、
 反対に見込みのある役者やスタッフにオファーをするために来ている業界関係者も
 多く来ている。マヤ、君も紅天女の次を見ていかなけりゃいけないよ。」
口元に微笑みを残しつつも、目は仕事人の色をしていた。
"そうなんだ、そんなこと全然考えもしなかった"
マヤは改めて自分がまだまだ子供であることを実感するとともに、
いまだに紅天女の余韻を引きずっているのが自分だけなのかと少し寂しい気持ちを抱いていた。
「よく似合っている」
「えっ?」
「そのドレス、よく似合っている」
真澄のまっすぐな視線に思わず顔を赤くしながら、
マヤは小さくありがとうございます・・・とお礼を言った。
「大丈夫、君はちっとも衣装負けなんかしていないぞ」
まるで自分が分不相応な衣装に着せられていると思っている気持ちを
見透かしているかのような真澄の言葉に、マヤはびっくりして顔を上げた。
「速水さん・・・」
「マヤちゃん!!」
その時マヤに桜小路が声をかけてきた。
「TVXの紺野編成局長が、マヤちゃんと是非お話がしたいって話していたよ」
マヤは先ほどの真澄の言葉を思い出し、背筋をしゃんと伸ばし直すと、
美しい姿勢で小さく会釈をして、桜小路と共に真澄と黒沼の元を離れて行った。
「あのドレスは、お前さんのお見たてかい?若旦那」
残された黒沼に問いかけられた真澄は、肯定というかのようににっこりと微笑んだ。
「なるほど・・・」
その様子に、2人の関係を確信した黒沼は、
「とりあえず、後で桜小路には釘を刺しとくかー」
といいつつ喫煙スペースに足を向けた。

あの日、あの時、初めてマヤをひとりの大人の女性として意識したアストリア号の夜のように、
真澄はマヤの美しさを業界内にアピールしたかった。
これまで、美しさの姫川亜弓・演技派の北島マヤと比較されがちだったが、
実際マヤのその美しさの素質は侮れないものがある。
恋人としてなら他者に知られたくもないが、所属事務所社長としては、
マヤの今後の女優人生にとっても、避けては通れない道ではあった。
そして実際、会場で談笑するマヤの華やかさは圧倒的で、
もはや誰も舞台を降りればただの人とは思っていない。
"綺麗になったな、本当に・・・"
一瞬の感慨をすぐに心に隠し、真澄もまたマヤを売り込むための営業活動へと、
人の渦の中に身を投じていった。

**
「それではここで、一つ発表がございます!」
ややオーバーな司会者の声に、場内のゲスト達の視線がひな壇に集まる。
うぉっほん、と喉の調子を整えた山岸理事長がマイクを取ると、
来春の紅天女公演上演決定の発表を行い、会場は今日一番の拍手に包まれた。
上演権保有者であるマヤはもちろん事前に打診を受けており、
この事が発表されることは知っていた。
「また、紅天女として、阿古夜として、あの夢のような舞台に立てることを心から嬉しく思います。
 そして、次の公演まで、女優としてしっかり精進し、
 さらに磨きのかかった世界となるよう、これからもがんばりますので
 応援よろしくお願いします」
たどたどしさはあるものの、しっかりと挨拶するマヤに、
出席者はほぅっとため息をつくのを禁じ得なかった。

「約束は、ちゃんと守ってくださいね」
宴もたけなわ、賑わいさめやらぬままお開きとなった会場の人波をかき分けるように
真澄に近付いたマヤは、小さくそういうと、
そばににいたマネージャーに連れられ、控室へと後にした。
"もちろんだとも!"
真澄は、ドレスの裾を踏んで足を取られる様子を笑って見つめながら、
そう心のなかで叫んだ。
"俺は約束は守る男だ"

「マヤちゃん、疲れてる所悪いんだけど、今後の仕事のことで、
今晩ちょっと打ち合わせしてもいいかなあー」
控室でマヤの着替えを手伝いながら、新しくマヤのマネージャーとなった大原がそういった。
「え、仕事!もちろんです」
思わず声が高まるマヤのキラキラした様子に、
水城に聞いていた通りだと大原は思わず笑みをこぼす。
"演劇のこととなると寝食も忘れてのめり込むから"
「・・・ふふ、じゃあ自宅に送って行って、ちょっと部屋で話させてもらうわね」
マヤのドレスの入った衣装ケースを肩にかけ、
メイクを落としたマヤを連れ駐車場へと向かう2人の姿を見ていたマスコミ関係者が
ひそひそと話をする。
「ふーん、北島マヤの新しいマネージャーは、大原明里か」
「大原明里といえば、やり手マネージャーとして業界内でも有名なあの、大原明里か。
 こりゃ大都も本気で北島マヤを売ろうとしているな」
「以前のことがあるからな、ことに北島マヤと速水社長との間には確執も根深いと聞く。
 それでもまたマネジメント契約を結んだということは、
 それ相応の厚待遇を約束したということか。」
「なんといっても今の北島マヤは紅天女を持っているからな。
 今いろいろ大変な大都にとっても最大の財産といえるかもしれん。」
「『紅天女』か。しかし北島マヤもまたずいぶんと大きなイメージを抱えたもんだな。
 次の仕事が見ものだ」

**
「連ドラ!?」
「そう、この夏クールの連ドラの話がいくつかきてます。
 だいたい夏のドラマって、季節柄男女のライトなキラキラ恋愛ものが多いんだけど、
 その中でもしっかりと演技力でドラマを引き締めることのできる
 若手演技派女優を探してるということで、マヤちゃんにピッタリだと思ったの。」
大原明里は、大都グループとしては水城と同期にあたるが、
大都芸能でのキャリアは水城より長い。
これまで若手ロックグループの売り出しや、
子役から活躍してきた俳優の成長に伴う変化を上手く利用したコントロールで
実力派として脱皮させるなど、その手腕は社内でも評判が高く、
真澄のもとにもその業績は報告されていた。
今回のマヤ再契約に関しては、社長の肝入りでプロジェクトチームが編成され、
大原もその会議に参加し、今後のマヤの売り込み戦略に意見を出している。
「マヤちゃん、私はね、あなたを主役しかできない女優にしたくはないのよ。」
マヤを見つめる大原の目は真剣だ。
「確かにあなたは紅天女という大きな看板を背負った大女優よ。
 だけどまだ21歳の若さ、そりゃ芸歴は短くはないけれど、
 まだ何色にも染まることができる柔らかな年齢だし、何よりあなたは・・・」
何年も何十年も、ずっと女優でいるつもりでしょう・・・そう熱っぽく語る大原に、
マヤははっきりとうなずいた。
「はい!私、舞台に立てるなら、演技ができるなら、たとえ通行人でもなんでもかまいません!
 でも演じられなくなるのだけは、いやです!」
その答えに我が意を得たりとにっこり微笑んだ大原は、
「そういうと思っていたわ」
と返した。
小さな役、大きな役、そんなことは関係なく、演じれば自ずとマヤはその輝きを発揮する。
だから今はあえて主役にこだわらず思う存分演じる楽しさを感じて欲しい、
そうすることが結果的にもっとも効果的にマヤの魅力を世間に知らしめることになり、
マヤのイメージ戦略につながるそう大原は確信していた。
「いろいろ不安も出てくると思うけど、何かあったらどんな小さなことでも私に相談してね。」
信じて私に、そして大都芸能についてきてと言う大原にマヤはにっこり笑顔で、
「はい!速水さんからも、大原さんは絶対大丈夫だから安心してって言われましたから!」
と答えた。
そういえばこの子、社長のこと速水さんって呼ぶわね、と
その呼び方を変えさせたほうがいいのか一瞬考えた大原は、一つ大きなことを思い出した。
「マヤちゃん、もう一つ、確認したいことがあるのだけど」
キッチンに、お茶を入れ直しに立っていたマヤに、大原は声をかけた。

"マヤには恋人がいるの。それは会社も公認なんだけど、相手に関しては・・・"
とりあえず本人に聞いてくれる?と水城に言われていたのだ。
これから本格的に売り出していかなければならないはたちそこらの女の子に
恋人がいるなんて、大原にとって頭の痛いことだったが、
水城がさして問題視する様子もないことから、
とりあえず相手だけでも確認しておこうと思っていたのだ。
「マネージャーとして知っておくべきことだから聞かせてもらいたいんだけど・・・」
プライベートに口出しして申し訳ないけれど、と本題に入ろうとしたその時・・・

「ただいまー」
がちゃり、という解錠の音と共にドアを開け、室内に入ってくる男性の姿が大原の目の前に現れた。
「今日は慣れない大役、大変だっただろ、おつかれさ・・・」
「・・・・・は?、はや、み、しゃちょ・・・・」
「・・・・・君は、大原くんか」
「あ、速水さーんおかえりなさい。とりあえずビールとか、飲みます?」
お茶を持ってキッチンから出てきたマヤのあっけらかんとした声を
大原はまるで遠くにいるような響きで聞きながら、
ああ、そういえばこの子は速水さんって呼んでいたな・・・
と改めて頭の中で繰り返していた。

ep第13話←                  →ep第15話
~~~~解説・言い訳~~~~~~~~
乗ってきた♪(笑)
少し悩んでいましたが、これからも楽しく妄想を続けるためにも
ある程度新しい風はあった方がいいな、と思い、オリジナルキャラさんに
登場して頂きました。
マヤの新しいマネージャー、大原明里(おおはらあかり)さんです。
これからいろいろお世話になる事も多いと思います。よろしくです。
イメージとしては、水城冴子初登場のあの颯爽とした
出来る女感です。

時期は4月中旬、来春の紅天女公演も決まったので
それまでの1年弱、マヤの若手実力派女優としての活躍を
楽しく適当に想像していけたらいいな~~
でもたまに真澄といちゃいちゃできるように住居設定しました。
ワクワク、ワクワクワク。
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