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凄まじい強さ!> 藤井聡太棋聖、最年少“永世”資格に王手

2024年06月19日 20時05分17秒 | 文化と芸能


藤井聡太棋聖、最年少“永世”資格に王手 山崎隆之八段に連勝、シリーズ成績は2勝0敗に/将棋・棋聖戦五番勝負第2局

6/17(月) 18:39配信 2024





ABEMA TIMES
藤井聡太棋聖


 将棋の第95期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局が6月17日、新潟市の「高志の宿 高島屋」で行われ、藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、21)が挑戦者の山崎隆之八段(43)に勝利した。この結果、シリーズ成績は藤井棋聖の2勝0敗に。防衛5連覇で達成となる最年少での永世位獲得に“王手”をかけた。ストレートで決着をつけるのか、後が無くなった山崎八段が踏ん張るのか。注目の第3局は7月1日、愛知県名古屋市の「亀岳林 万松寺」で指される。


【中継】藤井棋聖VS山崎八段 終局後インタビューと感想戦(生中継中)


 藤井棋聖が開幕から連勝を飾り、防衛5連覇に大きく前進を遂げた。前期、藤井棋聖が防衛を決めた「高志の宿 高島屋」を舞台に争われた第2局。後手番の挑戦者の山崎八段がやや意表の「向かい飛車」を志向すると、藤井棋聖は居飛車で対抗した。


 じっくりとした駒組みが続いたが、山崎八段は玉を固めきらずに独特な桂使いを披露。一方の藤井棋聖は金銀4枚で堅陣を築き、自然な指し手を重ねてポイントを積み上げていった。玉形の差から、ABEMAの「SHOGI AI」は藤井棋聖の優勢を表示。繊細な指し手が要求される山崎八段に対し、藤井棋聖は自玉の危険をいとわず果敢に踏み込み、激しい展開を選択した。


 角を切って勝負に出た山崎八段に対し、藤井棋聖は攻守自在の指し回しから天王山に桂馬を据える強烈な一着。金の踏み込みから後手陣攻略へとつながる構想に、ABEMAの解説を務めた棋聖3期の屋敷伸之九段(52)からは「すさまじい組み立てですね」との声が漏れた。ここまで来れば、絶対王者を止めることはできない。切り裂くようにリードを拡大し、攻め合いを狙った山崎八段を振り切った藤井棋聖が一気に勝負を決めた。


 勝利した藤井棋聖は、「本局はかなり早い段階で予想していない展開になり、序盤はなかなか主張を作るのが難しかった。一手一手難しかったが、玉の堅さを活かして行くことができたのかなと思う」と一局を総括。防衛とともに永世称号獲得が近づくが、「シリーズ中は意識せずに、次は後手番となるのでよりしっかり準備しないといけないのかなと思います」と冷静に次戦を見据えていた。


 一方、敗れた山崎八段は「向かい飛車と右玉の組み合わせを考えてどうなるのかなと思って、後手番なのでおとなしく行くつもりで組んでいたが、桂が飛びたくなってしまって自分から動いてしまった。良い勝負に出来ないかなと思っていたが機敏に動かれてしまった。チャンスが来るのを我慢していたが、一手見切られていた」とコメント。「追い詰められているが、(第3局は)先手番になるので、よりしっかり準備を。やってみたい作戦を考えて、3局目はまとめきって良い勝負にしたい」と闘志を燃やしていた。


 この結果、シリーズ成績は藤井棋聖の2勝0敗に。通算5期で付与される“永世棋聖”資格まであと1勝に迫った。永世棋聖は、歴代に大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、米長邦雄永世棋聖のほか、資格保持者は羽生善治九段、佐藤康光九段と将棋界のレジェンドが名を連ねているが、藤井棋聖が獲得した場合は6人目の快挙となる。なお、永世称号獲得の最年少記録は、23歳11カ月で達成した中原永世棋聖が保持しており、藤井棋聖が達成した場合はその記録を更新することとなる。


 ストレートの3連勝で新たな大記録を打ち立てるのか、15年ぶり2度目のタイトル戦に挑んでいる山崎八段が一矢報いるのか。注目の第3局は来月1日、名古屋市の「亀岳林 万松寺」で予定されている。


 藤井棋聖はヒューリック杯棋聖戦五番勝負と同時並行して、同学年の伊藤匠七段(21)を挑戦者に迎えた叡王戦五番勝負にも臨んでいる。叡王戦は現在2勝2敗と両者同星となっており、フルセットで決着を付けることになった。藤井棋聖が防衛で全冠保持を続けるのか、伊藤七段が絶対王者の牙城を崩すのか。叡王戦最終局のゆくえからも目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






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都知事選に候補者50人超…NHK党“掲示板ジャック”も懸念の異常事態、

2024年06月19日 13時06分14秒 | 政治のこと







都知事選に候補者50人超…NHK党“掲示板ジャック”も懸念の異常事態、「政見放送10時間超の可能性」都選管の阿鼻叫喚
6/17(月) 19:50配信




最大24人の候補者擁立の可能性があるNHK党の立花孝志党首


 東京都知事選挙(6月20日告示・7月7日投開票)の立候補者が前代未聞の多さになりそうだ。東京都選挙管理委員会によると、6月13日17時現在、76名が立候補に必要な書類を受け取り、そのうち48名が事前審査を終了したという。一般的に事前審査を終了すると立候補は確定とみられている。


【写真あり】2022年の参院選で当選した元NHK党のガーシー


「報道が過熱するにつれて、立候補者が続々と名乗りをあげています。告示日当日でも立候補できますから、最終的には50人を超えるかもしれません。前回選挙の立候補者がこれまでの最多で22人。50人を超えるとなると異常事態です」(都政担当記者)


 候補者大乱立となりそうな都知事選。そこで注目されているのが「供託金」である。衆参選挙、首長選挙、地方議員選挙などでも立候補するために支払うもので、都知事選では300万円と決められている。


「売名行為などの無責任な立候補を防ぐ目的ですが、都知事選は得票数が有効投票総数の10分の1を下回ると全額が没収されます。ちなみに2020年の都知事選では22人中、小池都知事、れいわ新選組の山本太郎氏、無所属の弁護士、宇都宮健児氏の3人のみが有効投票総数を上まわり、ほかの19人は没収されました。


 前回都知事選に出馬した政治団体『NHKから国民を守る党』の立花孝志党首は『都知事選は注目度が高く、宣伝効果が高い』と語り、今回は立候補者から寄付を募り、最大で24人を擁立するとも聞きますから、供託金はさらに増えるとみられます」(政治ジャーナリスト)


 没収された供託金は東京都の歳費に繰り入れられる。仮に50人が立候補して45人が没収されるとしたら、1億3500万円と巨額だ。東京都としては、立候補者が多くなると没収される供託金が増えるということになり、言ってみれば「歓迎」なのではないだろうか。


「実はそうでもないんです。現在、都選管は48人分のポスターを貼ることができる選挙掲示板を都内14230箇所に設置していますが、この枠数以上の候補者が出れば新たに継ぎ足すための掲示板を作り、それを設置するための費用が発生します。また、事務作業も膨大になるので、他部署から応援を頼むことになります。今は外部からの電話もなかなか繋がらない状況です」(前出・都政担当記者)


 さらに、関係者が頭を抱えるのが「政見放送」だ。候補者1人の持ち時間は5分30秒以内。それを2回にわたってNHKが放送するのだが、2020年の都知事選では20人が政見放送をおこない4時間18分かかったといわれている。


「政見放送は編集などができませんから、かつては踊ったり、意味不明な訴えをしたりする候補者もいました。50人になると放送時間は単純計算でも10時間以上になります。NHKは番組編成に悩んでいるそうです。さらに、政見放送にかかった経費はNHKなど放送事業者から東京都に請求されます。立候補者が増えると、都の持ち出しも増えるのです。50名になるとその額は5千万円を超えるのではないかといわれています」(政治ジャーナリスト)


 選択肢が増えるのはいいことなのだが……。


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日本の健康診断は長寿に結びついていない」と断言する理由。ただひたすら患者の血糖値を下げようとする医者は「バカ」

2024年06月19日 11時06分05秒 | 医療のこと

<精神科医・和田秀樹>「日本の健康診断は長寿に結びついていない」と断言する理由。ただひたすら患者の血糖値を下げようとする医者は「バカ」 (msn.com) 




〈「高齢者、特に女性ははたくさん肉を食べてください」は本当か? 日本人女性が心筋梗塞で亡くなるリスクは欧米と比較してもとても低いという現実〉から続く


健康診断で異常だと判断されれば、誰しも薬を飲んで正常値を目指すであろう。だが健康診断で正常だとされている数値を盲目的に目指すことは、ときに危険な結果を招くかもしれない。


【画像】健康診断がわりの病院通いがなくなることで病気が減った市町村


書籍『60歳から女性はもっとやりたい放題』より一部抜粋・再構成し、正しい数字との向き合い方を指南する。
薬漬け医療に拍車がかかる理由
私自身はできるだけ患者さんの薬を減らせるよう、勉強を欠かさないようにして知識を増やす努力をしていますが、どうやらそういう医者は稀なようです。


学会などに行っても、新しく開発された薬の効果の話ばかりで、薬を減らす方法などまったく議論される気配はないですし、それについて教えてくれるようなこともありません。だから結果として薬漬け医療に拍車がかかっているのだと思います。


また、健康診断をせっせと受けることも、実は薬漬けになる理由の一つです。


例えば、一般的に血圧は140/90mmHg未満が正常域とされるので、健康診断を受けてそれより高い血圧が測定されると、医者によってはすぐに降圧剤を処方するケースがあります。



血糖値も同様で、空腹時血糖値は100㎎/dl未満が正常域とされ、126㎎/dl以上となると糖尿病を疑われ、これまた薬を飲みましょうという話になったりします。


つまり、特に不調を感じているわけでもないのに、「異常」だという検査結果が出てしまうと、その数値を正常に戻すためだけに薬がどんどん処方されるのです。


まったく意味のない日本の健康診断
日本の健康診断では「正常」の数値を「健康と考えられる人の平均値」をもとに相対評価で決めているので、それぞれの体質や生活状態は加味されません。


だから正常値であっても病気にならないわけではなく、異常値とされた人が病気になるという明らかなエビデンスが存在しない診断なのです。


しかも、健康診断の検査データが正常になったからといって長生きできるというわけでもありません。


労働安全衛生法が施行され、会社が従業員に健康診断を受けさせることが義務化されたのは1972年なので、今の平均寿命くらいの80代の男性の多くは、若い頃から毎年健康診断を受けていたはずです。


一方、80代の女性は専業主婦やパート勤めが長かった人のほうが多いので、大半の女性はほとんど健康診断を受けていません。


ところが1970年代と現在とで比較すると、平均寿命の男女差はむしろ大きくなっています。健康診断が本当に役に立つのなら、ずっと受け続けている男性の平均寿命はもっと延びてもいいはずなのに、現実にはあまり健康診断を受けていない女性の寿命のほうが延びているのです。


健康診断を受ければ、何らかの数値に異常が出ないことのほうが珍しいのでしょうから、結果として余計な薬を飲まされ、寿命が延びない―。


健康診断というものが、一切結果につながっていないのは、まさにそれが原因なのではないでしょうか。


また、高齢者の多い夕張市では大きな市民病院が廃院になり19床の有床診療所となってから、かえってがん、心臓病、脳卒中による死亡が減り、老衰で亡くなる人だけが増えるという現象が起きています。


「夕張パラドックス」と呼ばれるこの有名な現象も、健康診断代わりのようなこまめな病院通いが、メリットどころかデメリットをもたらす可能性をよく示唆していると思います。



血圧や血糖値を下げるデメリットとは?
血圧が高いことや血糖値が高いことの弊害もあるにはあるので、薬を使ってそれを下げることにまったくメリットがないとまでは言いません。


ただし、その副作用のせいでかえって体へのダメージが大きくなり、生活の質が保てなくなるケースが実は非常に多いのです。


特に高齢者の場合、多少なりとも動脈硬化が進んでいるので血管の内部が細くなり、そのぶん血流は悪くなります。全身に淀みなく血液を行き渡らせるためにも血圧は高いほうが都合がよく、歳とともに血圧が高くなる傾向があるのもそのせいだと考えられます。


それを薬で無理に下げてしまえば血行不良が起きますから、頭がぼんやりするなどの症状が出たとしても不思議ではありません。


血糖値も同様で、糖尿病の診断基準に該当するからといってやみくもに血糖値を下げる薬を飲むと、高血糖よりある意味危険な低血糖を誘発することがあります。


多くの人は、糖尿病というのは血糖値が上がる病気だと思い込んでいますが、そうではなく血糖値が安定しない病気です。だから糖尿病の人は、高血糖になりやすいと同時に実は低血糖にもなりやすいのです。


ただひたすら患者の血糖値を下げようとするバカな医者がいまだにたくさんいるのですが、そのせいで時間帯によって低血糖状態になり、ふらついたり、頭がぼーっとしたりすることに悩まされている方が実はとても多いのです。






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スズメバチ「このままでは死ぬ」と駆除で100万円を請求 悪徳業者のトラップを防ぐたった一つのコツとは

2024年06月19日 10時05分14秒 | 生き物のこと







スズメバチ「このままでは死ぬ」と駆除で100万円を請求 悪徳業者のトラップを防ぐたった一つのコツとは

5/21(火) 11:31配信




AERA dot.
夏に向け、スズメバチは巣作りを行う(写真はイメージです/gettyimages)


 害虫駆除をめぐるトラブルが急増している。昨年度、全国の消費生活センターなどに寄せられた相談件数は過去最多。夏に向けて活動が活発化するスズメバチの駆除で、「今すぐ駆除しなければ命が危ない」と、100万円を請求された人もいる。


【写真】軒下にできた巨大すぎるスズメバチの巣を駆除するプロ


*   *   *


「ウチにスズメバチの巣があるなんて」


 東海地方に暮らす50代の女性は昨年秋、自宅の庭木に大きなスズメバチの巣がついているのを発見。大慌てで、ネットで駆除業者を探した。


■「見積価格700円」で釣って100万円を要求


 すると、「24時間365日対応」「最短10分で到着」「見積もり無料」という業者を見つけた。ネット上で簡易見積もりをすると、「参考見積価格約700円~」と表示された。電話で相談すると、「今すぐにそちらに向かう」とのこと。


 やってきた業者は、スズメバチの巣を見るなり、「早く駆除したほうがいいです」。女性がためらっていると、「このままではハチに刺されて死ぬ」「近所の人が刺されて死ぬと裁判になって大変な費用がかかる」「今なら約150万円を約100万円にする」と、畳みかけた。


 女性は不安にあらがえず、その場で契約書にサインした。作業内容には「サービス一式」とだけ記載されていた。駆除作業は数日間にわたって行われ、巣は確かに取り除かれた。


 ところが、冷静に考えると、業者の話は変だった。100万円という金額も高すぎる。幸い、代金はまだ払っていなかったので、地元の消費生活センターに相談した。


■業者のネット検索に要注意


 国民生活センターによると、インターネットで見つけた業者に依頼し、トラブルに巻き込まれるケースは多い。業者の言うままに料金を支払ってしまったケースが大半だという。


 近畿地方在住の70代男性も、自宅の庭でスズメバチの巣を見つけ、ネットで駆除業者を検索した。「追加料金一切なし」「料金は約600円から」と大きく表示されたサイトを発見。電話で駆除を依頼すると、自宅に業者がやってきた。


■合計請求額は11万円


 業者は現場を見て、「殺虫スプレーを使用するので3千円かかります」と言った。男性は「3千円くらいなら」と了承。だが、作業を始めると今度は「駆除剤として4万円」と、追加料金を要求してきた。話が違うと思ったが、駆除の途中で帰ってもらうわけにはいかないと、男性は渋々受け入れた。


 ところが、それで終わりではなかった。作業後、手渡された請求書には「巣の除去費」などが加算され、合計請求額は約11万円。納得できなかったが、駆除は完了したので仕方ないと思い、料金を支払った。


■まずは自治体の相談窓口へ


 国民生活センターは、悪徳駆除業者にだまされないために、ネット検索に頼るのではなく、自治体の相談窓口か、害虫駆除の業界団体「公益社団法人 日本ペストコントロール協会」の窓口を利用してほしいという。同協会は全国47都道府県に地区協会を設けている。


 東京都ペストコントロール協会の会長で、スズメバチの駆除を手掛ける「ヨシダ消毒」(練馬区)の清水一郎代表取締役は悪徳業者による被害の現状を嘆く。


「自宅など身近な場所でスズメバチの巣を見つけると、普通の人はパニックになってしまう。一刻も早く駆除したいが、どうすればいいのか、わからない。ネットで検索すると、怪しい業者に引っかかってしまうケースも多いんです」


■駆除の相場は5万円前後


 スズメバチの駆除料金は、業者によって異なるが、相場は5万円前後だという。前述のケースの「600円から」は、業界の常識では考えられない額だが、一般の人は目安を知らない。ネット広告を見比べても、まともな業者とそうでない業者の見分けがつかないのだ。


 清水さんは「スズメバチだけでなく、ゴキブリやトコジラミなど、害虫で困ったら、まず自治体に相談してほしい」と訴える。


 スズメバチの場合、無料で駆除を行ったり、駆除に補助金を出してくれたりする自治体がある。今の時期であれば、一般の人でも比較的簡単に駆除できるため、駆除用の防護服を貸し出してくれるところもある。自治体に相談すれば、保健所などを通じて最寄りのペストコントロール協会の窓口を教えてくれる。


「東京の協会の場合、住まいに近い会員業者を3つ紹介します。そこに電話して見積もりをとり、納得したうえで、駆除を依頼してください」



■10万円を超える金額は「ぼったくり」


 会員業者には駆除内容と金額を協会に報告する義務があり、行政もそれを監査する。


「10万円を超える金額は明らかに『ぼったくり』です。もし仮に、協会にそのような業者がいた場合は排除します」


 ヨシダ消毒の場合、電話で相談を受けた際、状況の詳細を聞いて、見積額を伝える。


「現場を見た後に金額が変わることはまれです。家屋の内部に巣がかかっていて壁の一部を撤去せざるを得なかったり、巣が聞いていた状況よりもずっと高い位置にあったりする場合などだけです」


■「ここがヘンだよ」テレビ番組


 スズメバチの駆除に、危険で大変なイメージを持っていないだろうか。バラエティー番組で「スズメバチが飛んできました、危ない!」「ディレクターが刺されました」など、緊迫のシーンを見たことがある人も多いだろう。


 ところが、清水さんによると、「ここがヘン」なのだという。


「まともな業者であれば、スズメバチを暴れさせるようなことはしません。我々が駆除する際は、スズメバチ一匹巣から出すことなく、あっという間に作業を終えますから、『えっ、もう全部取っちゃったんですか』と言われる。テレビの『絵』にはならないんです(笑)」


■ネット広告で「コールセンター」へ誘導


 ネットで暗躍するスズメバチの駆除業者について、「実態のない会社ばかりです」と、清水さんは指摘する。ネット広告の業者の電話番号にかけると、コールセンターにつながることが多い。


「これが、いわゆる元締め業者。さまざまな害虫駆除だけでなく、『鍵をなくした』『トイレの水漏れを直してほしい』など、緊急性のある仕事の依頼を受け付けている。そこがかなりの金額を中抜きしたうえで、実際の業者に発注しているようです」


 清水さんの元にも、そうしたコールセンターから依頼の電話がかかってくることがあるという。


「もちろん、すべて断ります」


 元締めのコールセンターから仕事を受ける業者は、所在地も不明だったりする「得体のしれない」事業者が多いという。


「スズメバチの巣を見つけたら、対策をスマホで検索する人は多い。でも、巣に気がつくのは昼間ですよね。であれば、行政機関の窓口も開いていますから、まずは行政に相談してほしい。それだけで悪徳業者にだまされずにすみます」


(AERA dot.編集部・米倉昭仁)

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2024年06月19日 09時09分56秒 | 日々の出来事
雑木林の外は真夏の陽射しですね⭐




6/16/2024
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