29日に横浜港を出港した豪華クルーズ船「飛鳥2」に、新型コロナウイルスの感染者が出たということです。「飛鳥2」が戻るとみられる横浜港から報告です。
4・30・2021
30日午後、豪華客船「飛鳥2」から「船内の乗客1人に新型コロナの感染者が出た」と連絡があったということです。このクルーズ船は29日午後5時ごろ、横浜港から出港し青森港などに寄港しながら、5月5日に横浜港に戻ってくる予定だったということです。
客船を運航する郵船クルーズ株式会社によりますと、この乗客は出港の1週間前にPCR検査を受けていて、その結果は陰性でした。しかし、29日乗船時に再度PCR検査を行ったところ、その結果が30日出て、陽性と判明したということです。
運航会社はクルーズを中止して、再び横浜港に向けて運航していて、到着は5月1日以降になる見通しです。(30日18:06)
イギリスで猛威を奮う変異株が県内の感染者3人から見つかったというニュースが昨夜飛び込んできました。 3人は海外への渡航歴も渡航者との接触もなく、市中感染とみられています。
1/18/2021
イギリス産のα株で、騒いでいました。
この頃は平和でしたね笑
なぜ静岡で?なぜいま?
昨夜からの動きと感染発覚の経緯をまとめました。
-午後8時半 厚生労働省ー 厚生労働省
結核感染症課
江浪武志課長「英国において報告されました新型コロナウイルス感染症変異株が3例確認されました。英国滞在歴や滞在歴のある患者さんとの接触歴は確認されておりませんで、現在、推定感染源を調査しているところでございます」
変異株が検出されたのは、県内に住む20代から60代の男女3人。
ー午後9時半 静岡県庁ー 厚生労働省が会見を開いた1時間後、静岡県も緊急会見を開きました。
県疾病対策課 後藤幹生課長「無症状に近いような軽傷で推移して、もう回復されていると聞いています。3番目の方も現時点では軽傷と聞いています」
県によると、今月上旬県外の感染者が厚生労働省が無作為に行う変異株のサンプル調査を受け、変異株に感染している疑いが出ました。 しかしウイルス量が少なく、詳細な検査が出来なかったため、この人物と濃厚接触した県内の20代女性と、20代女性の濃厚接触者の40代女性の検査が行われ、2人から変異株が検出されました。 さらに同じ保健所管内の別の感染者の検体12人分を検査したところ、3人とはつながりのない60代男性からも変異株が見つかりました。
(どこから感染?)
40代の女性は20代の女性から感染したとみられています。 他の2人は県外の人とは会っていましたが、感染経路は不明です。 県疾病対策課 後藤課長「(感染源が)市中にいるかた、それが本県の中の人なのか県外から来た人と出会ってるかもしれませんので、そこはわかりません。本県だけに変異株が存在しているとは言い切れない」
また国立感染症研究所の見方は。
国立感染症研究所 脇田隆字所長「現在のところ面的な広がりを持って市中感染が起きている認識はしていないが」 本当に変異ウイルスの市中感染は広がっていないのか?街では不安の声が聞かれました。
女性2人「静岡かって思いました。驚きました」
女性「いやー、なんでそんな静岡で出ちゃったのか。静岡っていうと、びっくりしますよね」
女性「どこで感染したかもわからないそうですね。怖いですね
感染者の居住地について、より詳しい公表を望む声も聞かれました。
若いママさん「静岡のどこなのかが一番気になった。それが分からないと、よけい怖い静岡も広いので」
そして19日、新たに60代男性の濃厚接触者も、変異ウイルスを検出するPCR検査で陽性が判明し、確定検査が行われます。 田村大臣は19日変異ウイルスが見つかったすべての地域の検体について、変異株かどうか検査をする方針を示しています。