伊坂幸太郎『ラッシュライフ』 2011年06月23日 23時39分21秒 | 書評(その他著者) ラッシュライフ (新潮文庫)伊坂 幸太郎新潮社 今回は、伊坂幸太郎『ラッシュライフ』を紹介します。本書は群像劇でシュールな世界だなとは思いますが、それだけしかないですよね。そんなに面白いかなという印象しかなかった。世界観がかっこよすぎるけど、登場人物は結構滑稽だよね。ただ、5つの別々の物語を一つに収斂させるという仕掛けは見事だな。 ○収斂するは"一枚の壮大な騙し絵"(P461-462) A-E . . . 本文を読む