東野圭吾『さまよう刃』 2006年12月12日 23時24分38秒 | 書評(東野圭吾) さまよう刃朝日新聞社このアイテムの詳細を見る 今回は、東野圭吾『さまよう刃』を紹介します。レイプの挙句に殺された娘の敵をとるために、父親(長嶺重樹)は娘を殺した少年を殺そうと策略し、それを実行しようとする物語である。要するに、復讐殺人をしようとしているのである。 私は父親の気持ちはわかるなあと思いながら読んでいました。復讐せずに、警察に任していたほうがいいのではないかという気持ちもある。しかし . . . 本文を読む