日本のイスラーム (Islam in Japan)

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祝!劇団アヒッバ結成

2012年05月23日 | Islam in Japan 2012

劇団アヒッバ結成記念写真

 

アッサラーム アライクム。

アルハムドゥリッラー、元はといえば行徳ムスリムファミリー週末学校の「スィーラ・ナバウィーヤ(預言者伝)」授業で

少しでも子どもたちに楽しくわかりやすく印象深いかたちで

預言者ムハンマドさま(アッラーの祝福と平安あれ)やその直弟子たるサハーバ(アッラーのご満悦あれ)に親しみをもってもらえないかと

伝記の中のエピソードを寸劇風に紹介したのがきっかけでした。

アスタグフィルッラー(私はアッラーにお赦しを乞います)、後になってから預言者や使徒(アッラーの祝福と平安あれ)はもちろんのこと、

サハーバも別人が演じるのは問題ありということを知りましたので今後は戒めたいと思いますが、

その後私以外の同胞の助けを借りるようになってからは

自然な流れかつ時には友人の助言を受けながらそうした禁忌には触れずに進められるようになりました。アルハムドゥリッラー。

 

三ヶ月前ほどから月例イスラーム研修合宿仲間に特別枠で子どもたちに寸劇を通じてイスラームの心を教えてほしいとお願いしたところ、

マーシャーアッラー、これが大受け(笑)

子どもたちにとってはお兄さんやおじさんが演じる姿が新鮮なようでしたし、親御さんたちにも受けたようです(笑)

そうして毎月回を重ねるようになってからといってもまだ三ヶ月にもならないうちに、

日本ムスリム協会のキャンプで「ムスリムの集い」という講座時間を担当しないかというお話をいただきました。

ビイズニッラー、これはチャンス!私がお話をするよりもよっぽど楽しく学んでもらえるはず!と合宿仲間ほか2、3思いついた有志に早速声をかけると

アルハムドゥリッラー、皆打てば響くように快諾してくれました。

 

ターリクさんを中心にお話の構想を練り、台本を整えようとしたものの、思ったよりも早く刻限が来てしまい、

リハーサルもほとんど出来ないまま臨んだ三幕

(①「ファジュル礼拝を逃すな!」、②「誰も見ていないところで」、③「先延ばしするな!」)でしたが、

アルハムドゥリッラー、アッラーのおかげで一応のかたちにはなったようです。

幸い多くの方から好評をいただき、イシャーの礼拝後には皆できちっと反省会まで開き、

劇団名も相談の上決定しました。

劇団ウフーワ(同胞愛)、劇団ジハード(最善の努力)、劇団ムスリムキャラバンなど、いくつか候補が挙がりましたが、

最後は多数決で「アヒッバ(愛しき人たち/ Beloved Ones)」に決まりました。

 

イスラーム史上最初のムアッズィン(礼拝告知のアザーンをする人)となられたビラールさま(アッラーのご満悦あれ)が

危篤状態にあって家族に心配される中、悲しみを払うように言われたお言葉、

غداً نلقى الأحبة محمداً وصحبه

「ガダン ナルカ・ル・アヒッバ、ムハンマダン ワ サフバ(フ)…

もうじき愛しき人たちと会える、ムハンマドさまとその友たちに」の「アヒッバ」にあやかり、

ビイズニッラー、私たちのアヒッバ(愛しき存在)、アッラーとラスールッラー(アッラーの祝福と平安あれ)、そしてサハーバ(アッラーのご満悦あれ)にあの世でお会いできるよう、

そして願わくはそうしたアヒッバが私たちのささやかな「愉快なイスラーム伝教」の試みを誇りに思っていただけるよう、

願いと祈りをこめて命名しました。

 

日本のイスラーム史上初?の素人ムスリム劇団「アヒッバ」の誕生です。

皆さんご贔屓のほど、どうぞよろしくお願いいたします(笑)

 


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1 コメント

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アルハムドゥリッラー (リーム)
2012-05-24 13:17:40
前野先生の寸劇の発想は最高でした。
やはり、スピーチや本を読むよりも効果的だったようです。
ターリクさんが作成した物語おもしろかったし、皆さんの努力を重ねて良いプレイできたかと思います。
反省会で皆さんと話し合ったように私たちもさらに頑張れば、前回の数ミッスを避けることができますので、毎回の上達を楽しみにしています。
ジャザークムッラーフ ハイラン カスィーラン
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