散日拾遺

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瑞典

2015-07-13 06:13:36 | 日記

2015年7月13日(月)

 4時53分に起きました!風は涼しいのに、家のそこここに熱気の塊が残っている。時間の問題、これから4時間が勝負かな。

 

 『身体の零度』を金曜日に読み終わったんだが、どうも釈然としない。ものすごく面白く読んだのだけれど、結びに来て頭がついていかないのである。少し考えることにして・・・

 「スウェーデン体操」のくだりで気がついた。スウェーデンは瑞典と書く(書いた)のね。外国名の漢字表記、この際、主なところを書き出してみよう。安直にATOKの変換を頼りにする。苦心と創意と、そして遊び心の産物だ。今でも使ったら良いのだ。瑞典と瑞西を並べてみると、sw に瑞の字を当てたらしいことが推測される。

 あ、それで思い出したけれど、「ヂ」と「ジ」は外来語表記上、はっきり用途が違うのだ。英語の「di」、つまり現在なら「ディ」と綴るところを「ヂ」にしたんだよ。「ビルヂング」も「ラヂヲ」もそうだよね。そうと決めておくなら、これなども今だって使える。名古屋にはつい最近まで「大名古屋ビルヂング」というでかいビルがあったが、どうなったかな。

 

瑞典

丁抹

諾威

芬蘭

和蘭陀

白耳義

伊太利(伊太利亜)

墺太利

瑞西

西班牙

葡萄牙

英吉利

仏蘭西

独逸

匈牙利(洪牙利) ・・・ これなど、歴史的背景まで踏まえている。「匈奴(フンヌ)」の末裔!

波蘭

亜米利加

加奈陀

墨西哥

伯剌西爾

濠太剌利 (豪じゃないのか・・・)

埃及

 

 エチオピアやマレーシアを、ATOKは変換しない。それぞれ哀提伯、馬来西亜という立派な表記があるんだけどね。いささか、アジア・アフリカ軽視の誹りを免れないのではありますまいか?!

 


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