散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
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友達よ、これが私の

2014-08-24 00:21:59 | 日記
2014年8月23日(土)
 いろんなことがあって書きたいことがたまるほどに、書く時間は取れなくなる。根本的なパラドックスで、それが目下いちばんのストレスだ。
 詳細な日記を遺している偉人たちの、筆まめには実に驚かされる。

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 日曜日の聖書箇所は、エフェソ2章11節以下、「心に留めておきなさい」の原文にあたりたい。
 ⇒ 項を改めて書く。

 18日(月)は関西・関東双方で渋滞にかかり、地震で東名をおろされた時よりも時間がかかったが、夜には猛暑の東京に着いた。夜、一杯やりながら点けたテレビ(NHKスペシャル?)で、長崎原爆のマッハステム効果について知った。いろんなことが腑に落ちた。
 ⇒ 項を改めて書く。

 19日(火)・20日(水)は放送大学の雑務処理と、昨年12月に聖学院大学で行った講演録の校正。校正というよりも推敲か。原稿をいじりだすと、他のことが手につかなくなる。ほんとはブログなんか書いてるヒマはないのだ。

 21日(木)は校正の続きと診療。
 22日(金)は昨日は診療の後、都内某所のAA(匿名断酒会)でテレビロケを行った。T先生からいただいた袋一杯のゴーヤをぶら下げ、歓楽街を通り抜ける図が傍から見ればおかしいだろう。
 ミーティングは18名、予想にたがわぬ度肝を抜かれる話の連続。概して女性の話が凄まじい。
 無事に終わって、TVカメラマンが機材を片付けながら問わず語り。
 「うちの親父もアルコールで死にました。酒やめないと死ぬよと言われて、それでも飲んで、肝硬変で。」「だから僕は、酒はいけません。」
 高松の人だそうである。今日の仕事に、あらためて感謝。
 帰り道に怪しげな客引きが頻りに声をかける。カモに見えるかな。ネギしょってないよ、ゴーヤなんだから。

 23日(土)、次男の出身高校を会場に、教員免許更新講習。これは去年も書いたんだったかな。
 講習なんてバカバカしいことだ、学校の先生たちをもう少し休ませないと、日本の教育はほんとに潰れるだろうに。
 終了後、前校長のHN先生、現副校長のHZ先生に久しぶりに会う。
 HN先生は稀代の名校長だったが、どうやら荷卸しの虚脱状態らしい。偉丈夫の貫録のある人なのに今日は妙に目がくぼんでいる。春には慰労・送別の宴が続いたあげく、痛風発作を起こしだんだと!それでも釣りや酒を止める気配はなさそうだ。ここにも一人、予備軍がいる。魚の実験のことなど、知性豊かな人の常で話し始めると止まらない。
 HZ先生は僕と同年で、お嬢さんが大学生、息子さんが高校生、お子さんたちの消息を問うと、待ってましたと熱弁をふるって、こちらも止まらない。確信犯的な親バカが何とも微笑ましい。
 さらに相棒講師のHS先生(みんなHだな、僕はIの人だ)、挨拶もそこそこに最近の監訳本、御恵贈あり。これが面白そうなのだ、えらいなあ。

 いちいち丁寧に書きとめておきたいが、明日は早朝に出て北海道へ。AAに続き、今度は『浦河べてるの家』ロケである。もう休まなくちゃ身がもたない。
 そういいながら、ついつい三男の三角関数の問題に巻き込まれてしまった。数学の問題を解くのは、いつだって楽しいものだ。詰碁よりも精神衛生には良さそうだし。