昨年ブログに書いた”辰巳大明神”(テレビ撮影で良く使われる所)から、さらに南へ行くと
豊臣秀吉ゆかりの”豊国神社”(「国家安康」の鐘が有名)や”耳塚”に行って来ましたが桜はほぼ散っていました。
この季節以外は街にある木々が桜とは気付きにくいものでたまたま行ってみたら「ここにも桜があったんだ」と
思う場所が皆さんにもあるのではないでしょうか?
上記の場所に来春訪れる事があれば、きっと心に残る景色にめぐり会う事になるのに間違いありません。
松井でした
感染もますます身近になるかと思います。
京都市左京区の上桂川が流れる京北周山の山間にある「慈眼寺」は明智光秀ゆかりの寺。
境内には「鐘楼」「釈迦堂」 コンクリート造りの本堂が建つ。
「釈迦堂」の厨子内には明智光秀坐像と位牌を安置。
明智光秀坐像はくろみつ大雄尊として祀られており、表情は眉をつりあげ水晶をはめ込んだ目を見開く。
村民には崇敬されていたが逆臣の汚名を着せられ世間の風当たりを避け、
墨で塗り桔梗紋も塗りつぶしたそうですが今も肩下にわずかに桔梗紋が残っています。
この坐像を拝見したいのですが残念ながら撮影不可。
周小城は明智光秀が1579年に慈眼寺の裏山一帯の標高480ⅿの丘陵に丹波地方を平定した際、丹波支配の拠点として築いた山城。
現在は石垣、天守台等が周山城址として残る登城口から徒歩約40分
登城を試みましたが九十九折の坂道は私には無理・・・諦めました。
<慈眼寺>拝観 土・日・月 午前10時から午後4時
アクセス
西日本JRバス 京都駅から乗車 終点の周山で下車(約85分)徒歩5分
車は国道162号線 京都中心部より約50分
京都好き男
京都市内中心から車で約1時間 国道162号線 福王寺の交差点から北へ。
桜・紅葉で有名な高雄を経て北山杉を眺めながら周山街道を進むとやがて風光明媚な景色の京北の町へ。
豊かな自然の中でのんびり育つ京北の桜。
京北の桜は満開の時期が京都市街より10日程遅く、これからまだまだ楽しめます。
京北の道の駅「ウッディー京北」には「さくらめぐりマップ」がありますので是非利用されては。
その中からいくつか紹介しますと
福徳寺の「かすみ桜」(樹齢400年 京都市天然記念物)は今まさに満開。
山国神社・常照皇寺を経由して更に進むと春日神社の前に佇む樹齢300年超の「黒田の百年桜」。
一重と八重が混じり咲く珍種、残念ながらまだつぼみ・・・。
京北の桜と言えば、どうしても見逃せないのが常照皇寺の桜。
常照皇寺は光厳天皇によって開かれ歴代天皇の帰依を得た皇室ゆかりの寺。
方丈前の「九重桜」(国指定の天然記念物)は満開。
御所から株分けしたと言われる「左近の桜」や一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」はこれから見頃を迎えます。
他にもまだまだ趣きのある桜の名所があります。
人ごみを避けて京北の春をお楽しみ下さい。
京都好き男