世界遺産に登録され観光客の皆さんにも人気の御室仁和寺ですが、裏山の成就山一帯には「御室八十八ヶ所巡り」という巡拝道が作られています。
「四国八十八ヶ所霊場」巡拝道が約3kmに短縮され、四国にあるお寺をミニチュア化した小さなお堂が点在し、それぞれの御本尊（大日如来など）と弘法大師をお祀りしています。
仁和寺西門から出て100mほどの第一番札所「霊山寺」をスタート、
約1時間で第48番札所「西林寺」がある、標高236ｍの成就山頂上に到着。
そこから少し進むと京都市内が一望できる休憩スポットがあり、保育園児たちも楽しそうにお弁当を食べておりました。
そして、露出した岩を通る第53番札所「円明寺」はこの巡拝道の最大の難所でしょうか。
ここから少しずつ下っていき、結願第88番札所「大窪寺」に到着です。ここはお堂ではなく、普通のお寺といった感じです。
この巡拝道、歩くだけなら約2時間ですが、参拝をしておりますと、もう少し時間を要します。
仁和寺では、この御室八十八ヶ所霊場で地域の方や参拝者の方とご縁を結ぶため「八十八ヶ所ウォーク」というイベントを年に数回開催しており、今年はあと3回、9月6日、10月4日、11月8日に予定されております。
京都好き男
