京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

貴船神社の水まつりと貴船

2015-07-14 | 宿日記

貴船神社は生活に欠かすことの出来ない水を司るをお祀りしており
毎年7月7日の「七夕の日」に古来の雨乞いの神事に由来し
水の恵みに感謝する祭典「水まつり」が行われます。

先日行ってきました「水まつり」では神事のほか、
水に縁の深いお茶の「献茶の儀」や「舞楽奉納の儀」が行われ
続いてまな板の上の鯛に直接手を触れずに包丁と「まなばし」で料理する
生間流「式庖丁の儀」が披露され、この珍しい「式庖丁」に多くの参拝者より歓声が上がっていました。

この「水まつり」には全国から水関係の崇敬者が多数参拝されるそうです。
本宮境内には七夕飾りもされ8月21日までのライトアップは社殿と境内の笹飾りが幻想的な世界を醸し出します。
また、境内の御神水に浸すと文字が浮かび上がる珍しい「水占いくじ」があります。
女性に大変人気です。

貴船は「京の奥座敷」といわれ、貴船川の渓流に川床が作られ、
数十件の料理屋さんが趣向をこらした「川床料理」を食べさせてくれます。

手を伸ばせば届きそうなくらい水面が近く
座敷から足を付けられるぐらいの川床
気温も市内より10度くらい低く感じられます。

<京都好き男>