京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

東山花灯路

2015-03-12 | 京都案内

3月6日から15日まで開催されております東山花灯路。
昨年は清水寺から八坂の塔、円山公園を見ましたので、今年は一番北の青蓮院へ行くことにしました。
この青蓮院、正式には青蓮院門跡と呼び、起源は天台宗の祖・最澄が比叡山を開くにあたり造られた僧の住坊「青蓮坊」にさかのぼります。天台宗の京都五箇室門跡の一つに数えられ、皇室と関わりも深い格式の高い寺院です。
室町時代の相阿弥作と伝えられる築山泉水庭、江戸時代の小堀遠州作と伝えられる霧島の庭、大森有斐作と伝えられる好文亭前庭など高名な庭園があり、ポスターにも使われる宸殿前の苔の庭には青色LEDライトが敷き詰められて何とも幻想的なムードを醸し出しておりました。この青色、大日如来の化身、不動明王(とくに青蓮院の不動明王は青の不動明王として知られる)の背負う光を表しているとか。この光で世を照らしたいとの願いが込められているそうです。(同寺ウェブサイトより)

 

青蓮院へ向かう道中には大きな生花が生けられていて、闇夜に迫力ある姿が素敵でした。
 

昨年プロジェクションマッピングが話題を集めて知恩院三門は改修工事が行われていて、ライトアップされた足場が異様な感じでした。



あと3日となった東山花灯路ですが、みなさんも是非お行きになっておくれやす。

マンマミーア


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