京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

冬のかき氷

2021-02-02 | 京だより

二条駅近くの路地裏

人気のかき氷屋さん 京氷菓つらら に行ってきました。

夏場は行列の出来る有名店

季節外れの訪問なら、スムーズに入店できます。

とはいえ、四季に応じた旬のメニューが取り揃えられていますので

季節の限定メニューをいただきます。

 

 

なんとも珍しい、酒粕とほうじ茶のかき氷です。

こちらは、俳優の佐々木蔵之介さんの実家として名の知られた佐々木酒造の酒粕が使用されてます。

一風変わったひんやりとした香ばしいお茶の香りに加え、しっかりとしたお酒の風味が舌を刺激します。

こちらは通年で営業されていますので、暑い時期を外して訪問すれば混みあうことなく席に着けるので、今のご時世に丁度よいのではないでしょうか。

                             烏龍茶


平成美術 うたかたと瓦礫(デブリ) 【京都市京セラ美術館】

2021-02-02 | アート・文化
節分の晴天の中、岡崎公園にある二大美術館、京都市京セラ美術館と京都国立近代美術館の観賞に参りました。
岡崎公園内も閑散としており早くいつもの活気を取り戻して欲しいものです。



まずは京都市京セラ美術館で開催中の平成美術 うたかたと瓦礫のご紹介です。





1989年〜2019年までの31年間に及んだ平成の美術とは何であったのかについて振り返ってきました。







ベルリンの壁崩壊、湾岸戦争、バブル経済崩壊、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、アメリカ同時多発テロ事件、イラク戦争、新型肺炎SARS、リーマンショック、東日本大震災、福島第一原発事故、拡大するテロリズム、拡大する自然災害と時系列に追って行ってもたくさんの危機が多発した時代でした。









その平成を複数の美術家たちによる「蜜」な集合的活動の集積として捉え表現力の豊かさを美術として学ぶ事ができました。






会期 2021年1月23日(土)~4月11(日)
        ●予約不要。
時間 10:00〜18:00※入場は閉館の30分前まで
会場 新館 東山キューブ
観覧料 一般2,000円、大学・専門学校生1,500円、高校生1,000円、小・中学生500円、未就学児無料

明日は京都近代美術館で開催されている分離派建築会100年をご紹介させていただきます。




フロントよっしー