京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京の夏の風物詩~真如堂「宝物虫払会」、下鴨神社「御手洗祭」

2019-07-29 | 宿日記
梅雨が明け、最高気温が35.5度を記録した25日、市内で行われた恒例行事に行ってきました。
真如堂~宝物虫払会
真如堂では毎年「土用の丑の日」の前後に「宝物虫払会」が行われ、真如堂縁起(写本)あ狩野山雪の「寒山拾得」、「涅槃図」など200点余りの寺宝を本堂で一般公開。
参拝者は僧侶の解説に熱心に耳を傾け、貴重な掛け軸や着物などを間近に鑑賞されていました。
暑気払いに「びわ湯」の接待も。

 
下鴨神社~御手洗祭
境内の御手洗池に膝まで浸かり、ロウソクを献灯し無病息災を願う「足つけ神事」。真夏にひんやりと身も心も清められます。
午後2時ごろに行きましたが、静かな朝、風情のある夜と、いつ行ってもそれぞれ趣があります。
糺の森の参道には屋台も出て、お祭り気分。

 

 

 


来年の夏の計画に是非。

なお、下鴨神社の御手洗池では8月7日(水)午後6時半より、裸男たちが斎串(いぐし)を奪い合う勇壮なお祓い神事「なごしの祓・矢取の神事」が行われます。

京都好き男 細木