京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

爪跡

2017-04-20 | まち歩き

京都駅前の通りを塩小路といいますが、この通りが鴨川を渡る橋を塩小路橋と言います。
その橋の北に中洲が広がっていて、そこに誰が積み上げたか、見事なバランスのオブジェがありました。

 2017年2月1日撮影。

先日の春の嵐で残念ながら倒壊。

18日朝、少し北の正面橋付近、増水の様子。

 本日(2017年4月20日)撮影。枯れたのではなく、水に浸かった跡です。

基本的に入ってはいけない場所ですが・・・また組み上げに来ますかね??

KAZ


KYOTO GRAPHIE in 京町家

2017-04-20 | まち歩き

以前どなたかがこのブログで紹介されていた、KYOTO GRAPHIE京都国際写真祭を覗きました。
とは言ってもただの一ヶ所。全部でいくつ開かれているのかパンフを見ても理解に時間を要する写真際。

たまたま所用で通った新町通り。町家に赤い暖簾がかかり、KYOTO GRAPHIEの文字が。
無名舎と言う、昔呉服屋だったという町家です。
ヤン・カレンという香港出身の写真家の作品が展示されていて、京都の工芸品の創り出された工芸品ではなく、それを産みだす道具、材料に焦点をあて、モノクロで表現。
その写真は綾部で漉かれる黒谷和紙に印刷され展示されています。ノコ、炭俵、ふしあげ、漆、等々。もちろん綾部の和紙も。

残念ながら図録はパウチ。いただけませんでした。
展示された作品は自然光だけで見ることになりますが、これも作品の表情を出す演出なのでしょうか。
こうなると写真と言うより、絵です。
カメラマン、フォトグラファー、写真家、そんな呼び名を通り越した、カメラを道具として使った芸術家、アーティストと呼ぶのが相応しい。
全会場を回るには相当の労力を費やすると思います。その覚悟がおありの方は挑戦してください。

ところで、展示会場となっている町家。
入口からまっすぐに吹き抜けの土間が伸び、見上げれば太い梁が見える。
井戸、台所とあって一番奥には竈、いわゆるおくどさんも残り、おくどさんには時に火を入れるという。
さすがに井戸などは今は使っていないのでしょうが。
もちろん、中庭も存在します。
因みに、その中庭が見える部屋の真ん中に黒畳を置き、京指物の職人が作ったというカメラオブスクラが置かれその前に座る。
上の蓋を開けるとその中庭が映し出されていて一つの作品となっています。

町家を見るだけでも価値があるかもしれませんが、そんな町家での展示も演出なのでしょう。

 12は展示会場番号





 おくどさんの上に見えるパネルも作品です。

 井戸の上に見えるパネルの作品です。

KAZ