京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

ヘルシーな健康食

2015-02-18 | 京都案内

日本で豆腐が初めて文献に登場したのは寿永2(1183)年
平安時代の春日神社の供物に「唐待」または「唐府」(豆腐)と書いてあったのが始まりと言われています。
奈良時代にかけて、仏教の伝来と供に大陸との交流が盛んとなり、伝来したと言われています。
そして僧侶や貴族階級が上の方の地位のごく少数の人々が食すものであり、庶民にはまだ口に入ることができませんでした。
勿論おいしい豆腐を作るものに必要不可欠なものといえ「きれいな水」です。
そこで京都では豊富な地下水に恵まれているため豆腐作りが盛んとなり、湯豆腐が誕生し、始めて庶民の方へと広がっていった。

行商の豆腐売り(ラッパを吹きながら)が町中を売り歩き、音が「トーフー」と聞こえると、
ザルやボールを持って貝に行っていたのでしょうね!!

今現在スーパーには全国各地から数多くの豆腐がパックに入れられずらりと並んでおいてあり、
風情(情緒)がなくなっていくのがさみしい事ですね(T-T)


天明2(1782)年に刊行された曽谷学川の著述とされる
豆腐のことに詳しく書かれている文献に「豆腐百珍」と言い種類を6段階に分類し評価されている。

一、常品…どこの家庭でも常に料理するもの26品{木の葉田楽(1)・飛竜頭(19)}
二、通品…料理に格別に難しい事はない料理10品{やっこ豆腐/冷奴(34)・焼豆腐(27)}
三、佳品…風味が尋にやや優れ見た目の形もきれいな料理20品{今出川豆腐(38)・釈迦豆腐(53)}
四、奇品…ひときわ変わった物で人の意表をついた料理19品{蜆もどき(57)・鮎もどき(65)}
五、妙品…少し奇品に優れるもの。形、味と供に備わった料理18品{光悦豆腐(76)・阿漕豆腐(79)}
六、絶品…さらに妙品に優れる物。
     ただ珍しさ、盛り付けのきれいさにとらわれる事なくひたすら豆腐の持ち味を知り得るもの7品
     {湯やっこ(97)・鞍馬豆腐(99)・真のうどん豆腐(100)}


<チーズケーキ>


京都マラソン2015と京都府立植物園

2015-02-18 | 京都案内

(おこしやす広場)
2月13日・14日ランナー受付が始まった「みやこめっせ」ではおこしやす広場を開催。


大会スポンサーをはじめとする各種ブースや京都の有名料理の屋台・お茶席(14日のみ)
多彩なステージイベントが行われ大会を盛り上げた。

 
おこしやす広場2日目となる14日にはイベントステージで

ランナー祈願「日本酒で乾杯」
~京都と東北名酒で繋ぐ絆~

行われ来場の方にも日本酒が振舞われ一緒に乾杯。


(京都マラソン2015)
16000人のランナーが走った京都マラソン
今年からコース変更が植物園内コースに
園内を走るのは約1.3Km
ランナーは園内の北山門から入り、クスノキ並木通り、南西にある正門前の花壇へ向かう。
北上して観覧温室前を通過、梅林やつばき園を見ながら北山の加茂川門を走り抜けた。

 
入園が無料となった植物園で私も私もランナーを応援しながら早春の草花を楽しみました。
(大芝生地特設会場にて「早春の草花展」開催。3月22日まで)


植物園内外では多くのボランティアの方や応援の人で普段見られない光影ランナーの方も印象に残ったコースではなかったでしょうか。


多くの人のいろいろな思いを残した「京都マラソン2015も終わりました。

進化しつつある「京都マラソン」
これからも応援します。

当館に宿泊していただきました、選手、ボランティア、応援の方
ありがとうございました。

<京都好き男>