京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

秋の京都御所一般参観の前日はどんな御所・・・

2010-11-16 | インポート

いしちょうから歩いて5分で京都御所の南東にある入口に着きます。
そのまま左にカーブしながら歩いてゆくと堺町御門の方に、ここは時代祭等がここから市内へ出発する門です、そのまま今度は奥の方へ進むと正面に建礼門が見えてきますので、そのまままっすぐに、建礼門前を左に曲がり、壁沿いを右に曲がりと一般参賀の入口が見えてきます。
入口まで歩いて約15分、砂利道なのでゆっくり歩いても20分位でしょうか、自然の中のんびりと歩くのもいいもので、京都御所の広さに圧倒されたり、街の真ん中の静けさに驚いたりします。
この建礼門から塀伝いに右に曲がり所に一本のむくの木があります。
大きな枝には支えがありかなりの樹齢で、いつもここを通るときには自然の強さと優しさを教えてくれるのです。
今日秋の拝観の準備を皆さんがされていました。
テントを張ったりお土産ものの用意をしたりの忙しそうでしたが、これも秋と春のいつもの風景になってしまい、見るたびにここでも秋や春を改めて実感です。

点在する紅葉と銀杏がお越しになる皆様をお迎えするのに綺麗に色付いています。
明日からのお天気も問題なさそうで、みなさんどうぞお越し下さいね。

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むくの木===この辺りが清水谷家の公家の屋敷跡だったそうで、樹齢は約300年、京都御所では珍しいムクの一つだそうです。