ヒジュラ暦1426年ズー・ル・カアダ(11月)8日 ヤウム・サブティ(土曜日) |
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様々なレリーフにあふれたバッカス神殿を出た。
そして、ジュピター神殿の土台をそのまま利用したという地下博物館へ。ひんやりしていて、気持ちいいなあ…と思ったら、また腹が痛くなってきた。
展示品や展示図は素晴らしいし、写真撮影もOKなのだが、例によってパンフレットやガイドが無い。写真は暗くて写りにくい。デジカメでさえ光が拾えないくらいの暗さだ。
参ったなあ、もうー! と思いながらバールベック遺跡を後にした。
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クレオパトラではないかと言われているレリーフ。実物も横向き。 | ジュピター神殿跡の丘から見下ろした、バッカス神殿全景。反対側に入り口がある。 |
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バールベック遺跡で一番印象に残ったのは青空でした。
列柱の場所からバッカス神殿を見たときに、真っ青な空が美しいと思いました。
イスハークさんの写真でも青空が綺麗ですね。
湿気がなく、空気がきれいだから青が濃いのでしょうか。
中央アジアから西アジアにかけては、本当に空が青いですね。
それに、「空がとても高いなあ」と感じます。
高村光太郎の「智恵子抄」の詩の中の一節
「智恵子は東京には空がないという」というのを何となく思い出しました。
突き抜ける青い空と、遙か彼方に広がる地平線。やっぱり旅は心の洗濯になりますねえ。