ヒジュラ暦1426年ラビーウ・ッサーニー(4月)28日 ヤウム・ル・イスナイニ(月曜日) |
預言者نَبِِيٌّ〔ナビー〕と使徒(または使者)رَسُولٌ〔ラスール〕。
預言者と予言者を間違えていた人、マイナス2点。
「使徒」と聞いて「新世紀エヴァンゲリオン」が真っ先に頭に浮かんだ人、マイナス5点。
「使者」と聞いて「セーラームーン」しか頭に浮かばなかった人、マイナス20点。
どちらも「六信」に数えられるし、普段あまり区別しないが、厳密には次のような違いがある(らしい)。
簡単に言っちゃえば、預言者は「神の言葉を聞いた人」。人には伝えずに自分で黙々と行動したりする人が多い。だから「予言」はしない。
そんな預言者たちの中でも、神の言葉を人々に伝えて導こうとするのが使徒。次のような順列(?)がある。
1.大預言者 | アーダム、ヌーフ(ノア)、イブラーヒーム(アブラハム)、ムーサー(モーセ)、ダーウード(ダビデ)、イーサー(イエス)、ムハンマドの7人。〔アーダムとダーウードは抜かされることもある〕 |
2.25人の預言者 | 『クルアーン』に名前が出てくる25人。大預言者を含む。イスハークも入る。 |
3.その他の預言者 | 人類史上1000人とも12万4000人とも言う。各地域・各時代に使わされたので、日本でもどこかの時代に使わされているはず。誰かはわからないけど。 |
結構、いろんな説があるみたいなので、勉強熱心な人は調べて比べてみてください。
預言者と予言者の違いを説明なさるなら、
「預」と「予」の訓字(「あずかる」と「あらかじめ」)を例示された方がよいのでは、と思いましたが。いかがでしょうか。
あと、予言者・使徒の日本語での慣例名を示されるなら、旧約新書などに言及された方がより効果的と思います。
色々と厚かましく済みません。
そういえば「予め」の方には触れていませんでしたね。
これについては、相変わらずの「うっかり」です(苦笑)。
「ひとくちサイズの…」は、あまりイスラム教のこと知らないけど、なんだかこのブログ開いちゃったな…という人を一応のターゲットとして考えています。
ですから、なかなかさじ加減が難しいなあというのが本音です。
で、どうなんでしょう? 『旧約聖書』って、一般的にはどの程度知られているものなんでしょうか(もちろん、名前ではなく内容について)?
たぶん、クルアーンよりは遙かによく知られているとは思いますが。
これを読まれた他の方のご意見なんかも頂けるとありがたいです。