日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記 ~アナー・イスミー・イスハーク~

2004年に入信したのに、2003年入信だと勘違いしていた、たわけもんのブログです。

ラマダーン第21日の夜に

2006年10月15日 06時05分34秒 | イスラムライフ
ヒジュラ暦1427年ラマダーン(9月)22日 ヤウム・ル・アハドゥ(日曜日)
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 昨日はPCの調子も悪く(ウィルスにより一部機能が故障)、自分自身も妙に疲れていたので、アラビア書道の稽古からの帰宅後、倒れ込むように寝てしまった。
 最近「オレ何やってるんだろう?」(もしくは「何やってたんだろう?」)と感じることが多いな。
 アラビア書道…全然上達していない。展覧会が近いのに今まで何やっていたんだろう?
 ラマダーン…去年はクルアーンを音読で読了したのに、今年はそもそも読んでいない。何やっているんだろう?
 私生活&仕事…本当にオレは何をやっているんだろう?
 人生いろいろな波がある。今は大波警報が出ているようだ。 


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5 コメント

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今は静かに (sumire)
2006-10-15 11:33:13
今のイスハークさんに出来ることは、大波をかぶりながらも静かに耐えることだと思うんです。ひたすら耐え抜くこと。使い古された言い方ですが、「出口のないトンネルはない」と信じ、自分の苦しみを掘り下げないこと。掘り下げて体調をくずさないこと。イスハークさんには、笑顔で応じてくださるご両親やご友人がいらっしゃるではありませんか・・・。書道について言えば、今日は点をひとつ美しく打てたぞ!って自分の手をほめてあげてください。上達しないと思った時点で、手が動かなくなってしまうんです。これは私の実感です。先輩(?)の言葉を信じなさいね。
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気が停滞していました (イスハーク)
2006-10-15 21:44:33
sumireさん、コメントありがとうございます。

不調の原因は、気が回っていないことだとわかっているんですけれどね。「気」と言っても、人を吹っ飛ばすとかそういうものじゃなくて、エネルギーみたいなものですけれど、自分の中でそれがあまり回っていないのです。



ただ、ちょっとした言葉で気が流れ始めることもあります。昨日教室で買った本の文章を読んで、文字を書くときの気の流れに変化が起きました。mixiの方には書いたんですが、筆の回転と、線の微妙な変化に今まで以上に気を遣うことで、文字にも生命力が出てきたようです(上手い下手は別として)。

sumireさんの書かれている通り、確かに「上達しない」と思ったら気が止まりますね。そういう状態だったようです。



運動や環境の変化で気の流れを変えられないので、アラビア書道以外のことも、言葉の力で気を流そうかと目論んでいます。
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小説シナン (sumire)
2006-10-15 22:27:35
夢枕獏の『シナン』はもう読まれましたか? オスマントルコ時代の建築家ミマール・シナンの物語です。イスハークさんの気の流れにお役に立つかなと思って・・・。私は、筆の回転というのがいまだによく分からないんです。これがそうかな、と思う瞬間はあるのですが、つい生まれてくる線ばかり見ていて手の動きを見ていないんです。とはいえ、書けば書くほど得るものは多いです。
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未読です (イスハーク)
2006-10-16 22:22:54
夢枕獏の小説ってあまり読まないので、『シナン』の存在自体知りませんでした。

なかなか面白そうなのでぜひ読んでみたいと思います。

私の「わかる」レベルはまだ、sumireさんの「わかる」レベルには達していないので、あくまで私なりのレベルで「わかった」ということです。

でも、レベルに関係なく、書けば書くほど得るものが多いのは実感しています。
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ぜひぜひ (sumire)
2006-10-16 23:10:54
『シナン』は、中央公論新社から出ています。上下巻で各1800円とちょっと高いのですが。私も夢枕獏という作家には「?」という感じで読んだことなかったのですが、実はなかなかエネルギッシュなひとです。「もともと僕は冒険小説というか、ある地点からある地点まで行って宝物をとって来るとか、何か志を持って長い旅をして帰ってくる、あるいは旅の途上で果ててしまうとか、そういった話が基本的に好きだったんです」という言葉に共感を覚えました。「シナン」を読みながら、小学生の時、図書室の床にすわって夢中で読んだあの時の感覚を思い出しました。
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