子供の日シリーズでダラダラ、広島東洋カープの事を書き綴ってきたが、とりあえず今日が「子供の日」ということで最終回。
私が物心ついたときから目にしていた
①広島東洋カープのホーム用ユニフォーム(1977~1988年)
左:#3 衣笠祥雄 右:#8 山本浩二
同じく
②広島東洋カープのビジター用ユニフォーム(1977~1988年)
#20 北別府学
配色的にはBOSタイプのホーム用の方が圧倒的にカッコいいはずなのに、ビジター用と比べるとなぜか物足りなく感じていた。
無理やり理由を探ってみたところ、ホーム用は胸に「CARP」と4文字しかなく、文字と文字の間にビミョーなスペースが生まれて間延びしているように見受けられた。(対してビジター用の「Hiroshima」は9文字で程よく文字と文字の間の感覚が締まっている)
BOSタイプの花文字「CARP」ロゴは1958年から2001年まで採用された伝統あるロゴだけにむやみに否定はしていけないと思うが、「CARP」の4文字を胸に配置するとスカスカ感があることは否めない。
胸の文字が、ブロック体で4文字以下だと…見た感じ各文字が独立して、横に間延びして、まとまりが欠け、イマイチなのかもしれない。
下記は野球ユニフォームのロゴに関する文献をとあるサイトから引用
文字数については言及されていないが、一部①のロゴに関して当てはまる箇所もある。
では、①同様、胸文字がブロック体で4文字のユニフォームはどうだろうか?
例えばオリックス・バファローズ
③2009年モデル #18 山口和男
④2011~2015年モデル #55 T-岡田
#34 小林雅英
③④共に1文字1文字のサイズを大きくしているため①に比べるとスカスカ感はないが…一文字一文字がデカすぎるような気がする。なにかが違うんだよなぁ~
(但し④についてはビジター用ユニフォームにグレー地を採用している、文字そのものに躍動感がある点は非常に好印象である。)
これが3文字になると…
⑤KIAタイガース ビジター用(2004年)
#7 이종범(李 鍾範/イ・ジョンボム)
も~スカスカ!(笑)
2文字になると…
⑥ヘテ・タイガーズ ホーム用(1986~1995年)
中央は#18 선동열(宣銅烈/ソン・ドンヨル)
画数の多いハングルだからか?3文字よりはバランス良く配置できているからか?⑤よりはいいかもしれない。が、やっぱ余白が多く、ちょっと寂しい。
5文字以上だったらバランスいいんだけどねぇ~
⑦読売ジャイアンツ ビジター用(1993~2002年途中まで)
左:#5 清原和博 右:#55 松井秀喜
ぢゃ、文字数が少ないロゴはどうやってユニフォームに配置すべきか?
A.左胸に寄せちゃえ!
⑧シンシナティ・レッズ ホーム用(2007年~ )
Redsで4文字 #27 スコット・ローレン
⑨シカゴ・カブス ホーム用(ユニフォームは多少モデルチェンジはあるがロゴは1979年から継続して採用)
Cubsで4文字 #66 川崎宗則
⑩シカゴ・ホワイトソックス ホーム用(1991年~ )
Soxで3文字 #49 クリス・セール
配置されているのは文字というよりはプライマリーロゴだけどね
広島はこのパターン、1989~1995年に採用したね。CINのパクリだけど
⑪広島東洋カープ ビジター用(1989~1995年)
#28 西田真二
B.筆記体にしちゃえ!
筆記体だったら文字が連なるから、文字数が少なくても文字と文字の間にビミョーなスペースが生じない!と言うよりは、1つのロゴとして形成されるからバラバラ感が解消!
⑫ニューヨーク・メッツ ホーム用(2012年~ )
#30 マイケル・コンフォルト
⑬シカゴ・カブス ビジター用(1994~1996年)
#27 デレック・メイ(千葉ロッテにも2001~03年在籍)
さて、ようやく本題に戻るが…
広島はこのパターンで落ち着いて、いい塩梅になった!
⑭広島東洋カープ ホーム用(2009年~ )
#25 新井貴浩
めでたし、めでたし
【追伸】
広島カープは当初は「カープス/Carps」だったが、Carpは単複同形という指摘を受け「カープ」に改め正式名称とした。「カープス/Carps」だったら、5文字になるのでブロック体でも⑦のようにうまく文字を配置できたかもね。
ちなみにチーム名として英単語を使用する場合には、文法上の複数形に関わらず語尾にsを付ける流儀があり、「カープス/Carps」は間違いではない。実際、NHLのトロント・メープルリーフスはleafにsを付けてチーム名としているが、文法上の複数形はleavesである。
※他にもユニフォームのこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)
私が物心ついたときから目にしていた
①広島東洋カープのホーム用ユニフォーム(1977~1988年)
左:#3 衣笠祥雄 右:#8 山本浩二
同じく
②広島東洋カープのビジター用ユニフォーム(1977~1988年)
#20 北別府学
配色的にはBOSタイプのホーム用の方が圧倒的にカッコいいはずなのに、ビジター用と比べるとなぜか物足りなく感じていた。
無理やり理由を探ってみたところ、ホーム用は胸に「CARP」と4文字しかなく、文字と文字の間にビミョーなスペースが生まれて間延びしているように見受けられた。(対してビジター用の「Hiroshima」は9文字で程よく文字と文字の間の感覚が締まっている)
BOSタイプの花文字「CARP」ロゴは1958年から2001年まで採用された伝統あるロゴだけにむやみに否定はしていけないと思うが、「CARP」の4文字を胸に配置するとスカスカ感があることは否めない。
胸の文字が、ブロック体で4文字以下だと…見た感じ各文字が独立して、横に間延びして、まとまりが欠け、イマイチなのかもしれない。
下記は野球ユニフォームのロゴに関する文献をとあるサイトから引用
字は図形でもある。たとえば「口(くち)」という漢字は、文字であると同時に、単なる四角い図形と見ることもできる。文字を知らない、外国語の文字、あるいは飾り気のある文字だと、ますます図形としての印象が高くなる。
野球ユニフォームのロゴマークを考察する際、単なる図形としてのバランスを見ることも大事である。どんな書体、どんな配色、どんな綴りであるかよりも、まず、ぱっと見た目の図形の集まりとしてかっこいいかどうかを直感的に判断する。バランスがよければ、変な話、たとえ綴り・チーム名がまちがっていてもかっこよく感じることができる。
野球ユニフォームのフォントにはある程度の力強さが求められる。しかし、どんなに力強い書体・配色であっても、マーク全体が小さくては迫力に欠ける。
文字数については言及されていないが、一部①のロゴに関して当てはまる箇所もある。
では、①同様、胸文字がブロック体で4文字のユニフォームはどうだろうか?
例えばオリックス・バファローズ
③2009年モデル #18 山口和男
④2011~2015年モデル #55 T-岡田
#34 小林雅英
③④共に1文字1文字のサイズを大きくしているため①に比べるとスカスカ感はないが…一文字一文字がデカすぎるような気がする。なにかが違うんだよなぁ~
(但し④についてはビジター用ユニフォームにグレー地を採用している、文字そのものに躍動感がある点は非常に好印象である。)
これが3文字になると…
⑤KIAタイガース ビジター用(2004年)
#7 이종범(李 鍾範/イ・ジョンボム)
も~スカスカ!(笑)
2文字になると…
⑥ヘテ・タイガーズ ホーム用(1986~1995年)
中央は#18 선동열(宣銅烈/ソン・ドンヨル)
画数の多いハングルだからか?3文字よりはバランス良く配置できているからか?⑤よりはいいかもしれない。が、やっぱ余白が多く、ちょっと寂しい。
5文字以上だったらバランスいいんだけどねぇ~
⑦読売ジャイアンツ ビジター用(1993~2002年途中まで)
左:#5 清原和博 右:#55 松井秀喜
ぢゃ、文字数が少ないロゴはどうやってユニフォームに配置すべきか?
A.左胸に寄せちゃえ!
⑧シンシナティ・レッズ ホーム用(2007年~ )
Redsで4文字 #27 スコット・ローレン
⑨シカゴ・カブス ホーム用(ユニフォームは多少モデルチェンジはあるがロゴは1979年から継続して採用)
Cubsで4文字 #66 川崎宗則
⑩シカゴ・ホワイトソックス ホーム用(1991年~ )
Soxで3文字 #49 クリス・セール
配置されているのは文字というよりはプライマリーロゴだけどね
広島はこのパターン、1989~1995年に採用したね。CINのパクリだけど
⑪広島東洋カープ ビジター用(1989~1995年)
#28 西田真二
B.筆記体にしちゃえ!
筆記体だったら文字が連なるから、文字数が少なくても文字と文字の間にビミョーなスペースが生じない!と言うよりは、1つのロゴとして形成されるからバラバラ感が解消!
⑫ニューヨーク・メッツ ホーム用(2012年~ )
#30 マイケル・コンフォルト
⑬シカゴ・カブス ビジター用(1994~1996年)
#27 デレック・メイ(千葉ロッテにも2001~03年在籍)
さて、ようやく本題に戻るが…
広島はこのパターンで落ち着いて、いい塩梅になった!
⑭広島東洋カープ ホーム用(2009年~ )
#25 新井貴浩
めでたし、めでたし
【追伸】
広島カープは当初は「カープス/Carps」だったが、Carpは単複同形という指摘を受け「カープ」に改め正式名称とした。「カープス/Carps」だったら、5文字になるのでブロック体でも⑦のようにうまく文字を配置できたかもね。
ちなみにチーム名として英単語を使用する場合には、文法上の複数形に関わらず語尾にsを付ける流儀があり、「カープス/Carps」は間違いではない。実際、NHLのトロント・メープルリーフスはleafにsを付けてチーム名としているが、文法上の複数形はleavesである。
※他にもユニフォームのこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)
ただ如何せん、「ビジター=グレー」に当てはまらないのが…ちょっとだけ残念。
私の理想は、現在のホームユニと同じデザインのグレー地仕様をビジターユニにして、現在のビジターユニをオルタネイトとしてホーム・ビジター共用(ホーム着用時は白パンツ、ビジター着用時はグレーパンツ)にする、というものです。(つまり、ほぼLAAスタイル)
ライトグレーなら、さほど違和感はないと思うのですが。
カープの場合、ホームユニとビジターユニで提供メーカーが違うので仕方ないかもしれませんが、背番号・ネームのフォントも現在のビジターユニのものに統一して欲しいかな。
あと、現在のSEAのように、日曜日のホームゲーム限定のオルタネイトとして、1975年の初優勝時のホームユニ(花文字、背ネームなし、帽子・ヘルメットのみ赤で、アンダーシャツは紺)を完全復刻、というのはどうでしょうか。
現在のユニフォームの基本デザインは、今の「強いカープ」の象徴として、そこにメジャーの「ユニフォームの流儀」をちょっとだけ導入することにより、未来の象徴として、そして初優勝時のユニフォームは、歴史・伝統の象徴として…いかがでしょうか。
胸の文字もさることながら、ビジターユニの色のセンスに時代を感じざるを得ないですね~。(水色て。
12球団で一番カープユニがかっこいいと思ってるのは私だけじゃないはず!
とりとめもないコメントすみません。(ノ∀`)
いや、だってホントにスカスカで球場で実際見たときは大爆笑してしまったのでwww
とにかく、『スカスカ』のコメントには笑いました。