自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017 台湾代表対韓国代表

2017-11-19 00:05:00 | スポーツ観戦記
11月17日(金)東京ドーム
ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017 台湾代表対韓国代表

クリスマス仕様のイルミネーションが輝く時期になっても野球観戦ができるのはホント幸せですわぁ~♪



2005年に開催された「アジアシリーズ」はNPB、CPBL、KBO、ABL、CBL、CEBの年間チャンピオン球団(一部例外あり)がアジアNo.1を決めるクラブ対抗国際試合。国家代表による国際試合は五輪やWBCなどの大会が開催されているが、クラブ対抗国際試合は新鮮で真のアジアチャンピオンシリーズになると大いに期待していた!日本で開催された試合は勿論、韓国、台湾まで足を伸ばし観戦しに行ったほどだ。しかし…私の思いとは裏腹に、あまりにも盛り上がらず2013年をもって開催中止…

今年から開催される「アジアプロ野球チャンピオンシップ」は「アジアシリーズ」のようにクラブ対抗戦でもなく、国家代表戦だが参加資格はU-24、または入団3年以内の選手と限定されているのでフル代表ではなく、参加リーグもNPB、CPBL、KBOのみで規模も縮小されたが、それでも新たな国際試合が開催されたのは喜ばしい!

日本代表の試合も見に行きたかったが、金銭的な事情により格安で観戦できる台湾代表対韓国代表を観戦。(日本代表が関わってない試合はアジアシリーズのときもそうだったが、チケットがメチャ安いのですよ

注目は何と言っても2年連続4割を達成した…
CPBL・Lamigoモンキーズの#9 王柏融(ワン・ボーロン/Po-Jung Wang)だ!

左は共に台湾代表に選出されていて、岡山共生高校に留学経験がある#24 陳傑憲(チェン・ジェシェン/統一ライオンズ)


2015年 第1回WBSCプレミア12にて台湾代表に選出

WBC開催前の日本代表との壮行試合(2017/2/28)でCPBL代表として出場した王柏融選手が則本昂大投手(東北楽天)から放った豪快なホームランは記憶に新しい!

中職聯隊 VS 日本武士 三局上,王柏融敲出中外野兩分打點全壘打,中職聯隊反超前比數

それ以外にも呉念庭/ウー・ネンティン(埼玉西武)、オーバーエイジ枠にて選出された陽岱鋼(巨人)、陳冠宇/チェン・グァンユウ(千葉ロッテ)のNPB所属3選手も注目である。その他注目選手はこちら




台湾、韓国共に自国の球場と同じスタイルの応援合戦が繰り広げられ、台湾や韓国の球場にいるかのような雰囲気が懐かしく、そして心地のいい感覚だった。


試合結果詳細はこちら

王柏融は8回に同点のチャンスを広げるツーベースを放ち、陽岱鋼もヒットを放ち、陳冠宇投手も5 2/3を1失点としっかりと試合を作った。結果は残念だったが、見ごたえのある素晴らしい投手戦だった。

また、台湾の野球ファンは負け試合でもブーイングなどせずスタンディングオベーションにて健闘を称える。選手だけでなく観客もとてもクリーンで国民性が垣間見える。台湾野球には常に敬意を抱く理由の一つでもある。

いつもは巨人ファンになってしまった息子に合わせ、アンチ巨人であるにも関わらず巨人戦メインで野球観戦しているが、今日は目一杯感情移入できる台湾代表の試合だったので、ホントに興奮した。また、多くの台湾の方々から声をかけていただき、今年一番楽しかった野球観戦だった。国際試合、やっぱ楽しいなぁ~。いつか息子と一緒にこういう雰囲気を楽しみたいな。

【アジア プロ野球チャンピオンシップ】
日韓台の代表3チームにより争われる今秋新設の大会。アジアの野球の発展をメーンのテーマとし、将来的には3チームだけではなく、アジア諸国によるアジアチャンピオンシップへの発展を目指しており、今回はその第一歩と位置づけられている。3年後の東京オリンピック、そして2021年の第5回WBCへ向けて、若い世代に国際大会を経験させる目的もあり、第1回大会の参加資格は24歳以下(1993年1月1日以降生まれ)、または入団3年以内で、オーバーエイジ(OA)枠が3人と制限が設けられている。
引用:週刊ベースボールより