自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

A 3-digit number on the field of the NPB top league again since 1994.

2017-06-12 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
NPBでは、2006年「育成選手制度」がスタート。育成選手の背番号は100番以上を用い、支配下選手登録時に99番以下に変更することが決められる。つまり、一軍公式戦では100番以上の3桁背番号では出場が不可ということになった。

そのアグリーメント発生前はルール上3桁背番号の選手が1軍公式戦に出場することは可能だった。その為、過去2人だけ3桁背番号を背負った選手が1軍公式戦に出場した。

1995年 #106 ロビンソン・チェコ(広島)


1994年 #109 カルロス・リベラ(広島)





1995~1996年に在籍した時報鷹(時報イーグルス)時代の写真。当時は背番号50。

2006年のルール改正により、もうNPB1軍公式戦では3桁背番号を背負った選手を拝見することが出来ないはずだったが…

見れた!

木村昇吾(埼玉西武)

ルール上では禁止されているのに何故?カラクリはこうだ。

◇日本生命セ・パ交流戦 西武13-2巨人(2017年6月8日@西武ドーム)

埼玉西武は8日、育成選手の木村昇吾内野手と支配下選手契約を結んだと発表即出場選手登録され、当日「9番・三塁」で先発出場した。背番号は「121」から昨季背負った「0」に変更されたが、ユニホームが間に合わず「121」で出場。


自分なりの解釈だと、選手登録上、背番号が3桁でなければ問題ないということなんだろう。

ちなみに木村選手は5回にセンタ-前ヒットを放ち、チームの勝利と共に見事復帰戦を飾った。おめでとうです!(この日、巨人は泥沼の13連敗…巨人ファンの息子はガッカリだったが)


2分58秒あたりに復帰後初ヒットを放った木村選手の映像あり

また似たような例で、昨年、阪神の原口文仁捕手が4月27日付で3年振りに支配下登録選手へ復帰、背番号を「124」から「94」へ変更。当日の巨人戦(阪神甲子園球場)代打で一軍公式戦デビュー、翌日も出場したが、当該カード限定で阪神ナインが「輝流ラインユニフォーム2016(1975~1978年の阪神ホームゲーム用ユニフォームのリメイク版)」を特別に着用していたこととの兼ね合いで、復帰後の背番号94のユニフォームを手配できず、この時は山田勝彦二軍バッテリーコーチ(背番号82)のユニフォームを借りて上記2試合に出場したこともあった。



今は必ずしもそうではないかもしれないが、MLBではマイナーから緊急昇格した選手のユニフォームがすぐに手配できるように予め各背番号のユニフォームは用意され、背ネームは後から縫い合わせる手法を用いたため、上記の木村選手や原口選手の様に背番号が急に変更になったからと言ってユニフォームの手配が間に合わないということは殆どなかったようなきがする。

そ~考えると、NPBのみの珍事ですな

※他にもユニフォームのこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)