日々是好日

無能年金ジジイの戯言です、老い先短くなってからキャンプ擬きを始めました。

あれから一年!②ロバートウイラード

2012-03-11 | 東日本大地震
米国軍人ロバートウイラード氏が退任した。
太平洋司令官で震災時に通称「トモダチ作戦」で4軍を指揮した司令官です。
4軍とは海軍・空軍・陸軍・海兵隊を云い4軍が動く作戦は統合作戦というらしく18000名の将兵が参加し、期間は3月12日〜4月30日までの短い間でしたが、米国軍の一端を垣間見た感じでそのPR効果はかなりのものがありました。
・作戦開始が震災翌日に決定され直ちに行動を起こしています。迅速な展開力にビックリしました(米国本土の返信を待たず三陸沖に向かったと、後のインタビューで語っています。)
・13日には救援物資配布を始めているなど極めて迅速で、後に世界各国に援助気運を一気に盛り上げました。
・空母艦隊に派遣により、中国・ロシアを牽制する事ができた。
(昔から両国は災害時、国の混乱時に手を出す悪い習慣があり震災直後は日本国力低下をチェックすべく領海侵犯を繰り返した)
・仙台空港の突貫開港により大量の物資を投入することができ、復旧を早める事がでた。 (ガレキアリ・管制のない空港に建設資材満載軍用輸送機で海上から飛行管制し震災二日後には強行着陸させた)
・自衛隊との協力体制は中国をおどかせた、被災者捜索範囲は三陸沖1000kmまで及んだ。
 (10万の自衛隊が災害専従になれば国防は手薄になると隣国はみたが米軍は朝鮮半島まで牽制を続けた)
・海兵隊の一部が放射能被曝するも援助は続行された、後原発処理に海兵隊特殊部隊・無人ロボット等多数機材投入され最悪の結果は防いだ。

賛否両論はありますが、困った時に助けてくれるのは有り難いです。
放射能除染作業も自前です。

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