弁護士美和のブログ つづりまとめ

 弁護士 美 和 勇 夫

ゴーン 悪者情報垂れ流し !  弁護人は速く 虚偽記載罪の保釈をとってマスコミを味方にとりつけなくてはいかん

2019-01-19 23:19:43 | Weblog

弁護人は何をやっておるのか?

ゴーンの住所をフランスから日本に変える小手先戦術で、第二回目の保釈申請をしているが

そんな戦法は通用しない。







   ① 特捜部と日産は結託して、ゴーンの悪情報を垂れ流しているのに、

     弁護人は全くの無策である


② 検察はゴーンの悪口を垂れ流し、マスコミはこれを、鬼の首を取ったかのごとく報道する。

     マスコミなんてのは、しょせん商売、記事が大きくなって売れればよいのである。

     ゴーンがしばらく保釈で出てこれないことがわかるや、鬼のいぬまのせんたくで、

     日産も三菱もゴーンのあげあしとりにかかっている。





    ③ブラジルやレバノンなど海外の事など、検察が容易に立証できないから、しょせん追起訴は

      できない。

      起訴できないかわりにマスコミリークでゴーン悪人ぶりを垂れ流す。

         

    ④ 関係者の証言というのは、検察関係者なのだか
      ら・・・

       東京地検の氏名不詳者を、国家公務員の秘密保持義務違反で、東京高検検事長に

       告発してやったらどうか?


         私が弁護人ならそのくらいやって特捜部攻撃をやるが・・・

         元特捜部長では 古巣に気兼ねして、それもできない


     ⑤ 護人ははやいところ、虚偽記載罪でまず保釈をとるべし

        これで保釈は80%とおる。

       そうするとマスコミは・・・手のひら返したごとく・・・

       日本の人質司法を たたいてくれるのだ。
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元検事(ヤメ検)は 法廷刑事弁護に 強くない!

2019-01-19 17:11:22 | Weblog
問い

息子が交通事故で、ひき逃げをして逮捕されてしまった。

あなたは だれを 弁護人に頼むか?



    ① 定年退職したベテランの元(刑事担当)裁判官

    ② 定年退職したベテランの元検察官『ヤメ検』

    ③ 司法研修所あがり新進の若手弁護士

    ④ 刑事事件を数百件こなしたベテラン弁護士



 ◆ 元東京地検特捜部の部長を定年までやった弁護士なら、捜査をする検察庁に

   おがきく
はずだから、いいのではないか?



 ◆ いや 高等裁判所で裁判長を長年やっていたひとのほうが、裁判所に顔がきい

   て
、保釈で出してもらうのに都合がいいのでないか。 刑も軽くなるのでないか・・・



      



       シロウトは誰でも①②がいいと考えそうな事である。


       ◆ 刑事事件なら前科がいっぱいあって・そこらへんの「なりたて弁護士」よりよほど
        詳しい 暴力団でも ①は だめで ②がいいという

        暴力団ですら、ヤメ検事に頼めば、保釈が一発できくという間違った幻想をもって        いるからシロウトが間違えるのも無理はない。

        彼らは逮捕されて取調中さんざん検事に懲らしめられてきたからである。
        しかし 検察庁という国家権力から抜けた検事にはもう権力はない。
        秘密に行われる捜査の情報など知るすべもない。       

       ◆ 裁判長をやっていた人も同様である。
         やめたとたんに無力となる。
         多くの裁判官としては有能だった裁判官はそれがわかっているから定年でやめて法曹界か         ら手をひき静かに余生をおくっている。

       





    正解は④である。 その理由。

    ②がだめな事は今回のゴーン事件のヤメ検弁護士を見れば 明らかである。


       ヤメ検事は、これまでいかに被告人を勾留、起訴するか、
       保釈申請が出たらいかにこれを阻止するかという仕事のみをやってきた。  

       だから、立場を変えた弁護側の苦労、工夫、打開策など、まるでわかっていない。


       ゴーンの勾留理由開示裁判だって、11月逮捕から3回もやるチャンスがあったのに
       みすみす見逃している。
       勾留理由開示裁判なんてやったことがないから・・・マスコミ波及の効果なんて、
       全くわかっていなかった。


       こんかいも第一回勾留の虚偽記載罪でまず、保釈をかちとって、マスコミを味方に
       つけ、その後 特別背任の保釈にいどむという戦法を知らない。

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