弁護士美和のブログ つづりまとめ

 弁護士 美 和 勇 夫

ゴーン前会長の保釈却下  「証拠隠滅の恐れ」 

2019-01-15 16:20:24 | Weblog

不服の準抗告の申し立てをしてもとおるはずがない

勾留は二つある ①有価証券虚偽記載罪・・・・これはケリーが保釈された、

        ②特別背任罪・・・・・・・・これはゴーンのみ、


  今回は①②まとめて、保釈申請して、 ①②だめだ! と却下された。





     私が去年の11月から言っておるように、まず、①のみの 保釈を申請する。

      ①の罪の勾留は ケリーも保釈できたから、ゴーンも通るだろう。
       これだけでも 大成功 一点突破である


       マスコミは 『保釈獲得!』と 大報道してくれる。


        それから②の 保釈申請をする。

         ①がとおってなぜ ②が 通らないか? 大騒ぎになる。

          国際世論は①がとおってなぜ②が不許可か? 
          日本の〔人質司法の構造〕をたたいてくれる。
外圧の利用・情報戦争
          
            却下にたいし準抗告をして、証拠隠滅の理由を語らせる。

          この隠滅理由のひとつ、ひとつを 丹念につぶす。

        その上さらに再び②の保釈請求→→→準抗告で 戦う。
        これを執拗に くりかえす。 その都度マスコミが後ろ盾になる。


     まあ 特捜大物検事さん、これまでは保釈の「却下手続き」しかやったことない。 

     「弁護人の立場からの保釈獲得作戦」「裁判所との駆け引き」やったことないから
     
      しっかり 戦術を 勉強してもらうことが必須。


      なんせ通常とは異なり、今回は国際世論をバックとできるから      戦いはやりやすい。

コメント
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