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ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

仏画曼荼羅アート「スタートアップ講座」を2カ所で実施 「干支本尊お守りづくり」を楽しむ

2025-06-27 10:49:57 | 仏画曼荼羅アート

この秋からまた新しいチャレンジが始まる。

大阪市立阿倍野生涯学習市民センターと大阪市立総合生涯学習センター(梅田)で、仏画曼荼羅アート教室のスタートアップ講座を実施する。

 

梅田では、8月28日(木)14時30分〜16時の一回のみ。阿倍野は9月3日、17日、10月1日(全て水)10時〜12時までの3回1セットで行う。

 

スタートアップ講座は、仏画曼荼羅アート教室の体験会として興味を持っていただくために行う講座である。その内容は「干支本尊お守り」作りを実施している。

干支(十二支)にはそれぞれ本尊の仏様が存在する。自分の干支の本尊を和紙に鉛筆又はシャーペンで写しとり、その両側に276文字の般若心経を書き、さらに写した仏様の上に梵字を描いて終了である。

 

最後に、写した本尊と般若心経を書いた和紙を包む別の和紙の表紙に、それぞれの本尊と同じ本尊を祀る寺院の御朱印をいただきお守り作りの終了である。

表紙の御朱印がお守りとしての役割をさらに強いものにするはずである。

 

干支本尊お守り作りが、仏画曼荼羅アートへの関心に繋がればと願いつつ。

 

 

 

大阪市立阿倍野生涯学習市民センターで実施するスタートアップ講座のチラシ

 

 

干支本尊お守りの中身

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

 

#仏画曼荼羅アート #スタートアップ講座 #体験会 #干支本尊お守り #御朱印 #本尊と般若心経 #仏画曼荼羅アートの魅力

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泉北空手道選手権大会で観た「空手道」の力 子どもたちのエネルギーで熱気ムンムン

2025-06-26 11:07:47 | 趣味

先日の日曜日に堺市の大浜体育館で行われた「第41回泉北空手道選手権大会」にお誘いを受け見に行ってきた。幼児の部、小学生の部(各学年ごと)、中学生、高校生、一般の部までの選手たちが「組手競技」と「形競技」で日ごろの鍛錬の成果を競った。

 

会場を訪れて驚いたことがいくつかある。選手の多さと同様に観客者の多さにびっくり。観覧席はほぼ満席状態であった。そして選手の中では小学生が多いのに驚いた。それに合わせ幼児(幼稚園生)が加わり気合の叫びが会場に響いていた。日本の武道スポーツの一つとして空手の人気の高さを改めて感じた。

 

さらに、何よりもびっくりしたのが女子の多さである。特に小学生の部では半数近くが女子選手。空手は男子のスポーツという筆者世代は思い込んでいる。東京五輪では男子形競技で喜友名 諒(きゆなりょう)さん金メダル、そして女子形競技で清水希容(しみずきよう)さんが銀メダルを獲得し、一挙に空手ファンのテンションが上がった。

 

それを見た子供たちも “めちゃカッコイイ!!” という憧れが空手をしてみたいという意識につながったのではないだろうか。空手経験者の親からしてみれば、「心技体」向上に貢献する空手をさせたくなるのも門外漢の筆者でも試合や練習を観ていてもわかる。 “礼にはじまり礼におわる” 精神は何事にもつながるものであるのは言うまでもないが、勝ち負けがつく勝負だからこそ相手を敬う精神が何よりも大切である。これぞ、 “日本人の真骨頂” である。

 

 

 

 

高校生女子の形競技

 

 

小学生男子の組手競技

 

 

一般男子の形競技

 

 

試合前のウォーミングアップ

 

 

前回の大会では、試合途中で泣きだし棄権した。この大会はどうするか、と尋ねると"出たい"と本人が言ってきた、と道場の先生。先生が、付きっきりで練習相手になっている。いま幼稚園の年長さんで空手を始めちょうど1年になるという。

 

 


文・写真/ 渡邉雄二
大会/ 泉北空手道選手権大会

#北空手道選手権大会

#堺市大浜体育館

#子供たちのエネルギー

#礼に始まり礼に終わる

#相手への敬意

#勝ち負けがつくからこそ敬意を払う

#日本人の真骨頂

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大阪・心斎橋の変貌 人が集まる魅力が歴史文化を創り出す 【心斎橋備忘録Ⅰ―文化を創り出す魅力―】

2025-06-23 14:26:09 | 地域発展

 

昨日、何年ぶりだろうか、心斎橋筋をなんば高島屋から大丸までを歩いた。

外国の街に来ているかのような錯覚を覚える。人の多さはいうまでもないが、日本語が聞こえてこない。

軒を連ねるショップのほとんどがインバウンド用のショップ形態である。どのショップも外国人で潤っているのは見てのとおり。

 

3、40年前にはいまの状況が想像もつかなかった。当時、心斎橋筋は閑散とし先行き不透明でショップのオーナーは頭を抱えていた。当時のショップがいまも生き残っているのは数少ない。

短いサイクルで千変万化する時代に、とくに大阪きっての繁華街であるなんば、心斎橋周辺はインバウンド需要で異常な状態になっている。国際都市として変貌を遂げようとしている大阪の大動脈の一つであることは言うまでもない。

 

そんな中で、筆者が久しぶりに歩いて目に留まったいくつかの光景を数回に分けて紹介する。本町からなんばまで続く心斎橋筋が外国人ですし詰め状態になっている光景はよく知られている。

そこに外国人受けする大手のショップが軒を並べる。スポーツ用品店、コスメ専門店、アパレル店、雑貨店、そして飲食店等がとくに注目度が高いようだ。

 

大手スポーツ用品メーカーのショップやスポーツ専門店が同筋の1キロ内に10社近くが鎬を削っている。また、飲食店では、“551の豚まん” や “リクロ―おじさん” が長蛇の列をなしていた。いまやたこ焼き、お好み焼きに肩を並べる大阪名物の代表格として心斎橋筋の顔になっている。

 

外国人にしてみれば、観光地として一度は訪れてみたいと思うスポットである。その中でも、とくに戎橋の光景は大パノラマ、360度いろんな景色が楽しめるので大人気。華やかで大阪らしいのが人気の秘密のようだ。ここに立ち止まって大阪旅の思い出に写真を撮りまくっている。

 

ある意味、大阪の文化財地域である。日本遺産、いや世界遺産へのステップを試みてもおかしくない。分類はわからないが登録への話は夢ではなく現実的にあり得る話かもしれない。意外な妄想へと広がっていく。

 

 

 

戎橋から北方面に向かう心斎橋筋

 

 

 

戎橋から南方面にスマホを上に掲げ、ビルの大画面デジタルサイネージに映し出されるアーティストを撮影

 

 

 

多くの外国人が立ち寄る食道楽の道頓堀

 

 

 

大阪らしい景色「道頓堀川」

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

#なんば #心斎橋 #心斎橋筋 #戎橋 #インバウンド #外国人ですし詰め #心斎橋の変貌 #変貌する大阪 #日本遺産 #世界遺産へチャレンジ

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彩色バランスがよく、紙のシワで質感が高まる

2025-06-22 09:15:23 | 仏画曼荼羅アート

教室の生徒さんが描いた作品の中でも

味わい深い作品の一つが、これ。

 

大日如来像の左右に朱墨で般若心経が書かれている。

彩色バランスがよく、

華やかな作品に仕上がっている。

 

裏打ちはされていないので紙のシワによって

質感が増して見える。

仏画、般若心経が古びた雰囲気を醸している。

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

作品/ 仏画曼荼羅アート佛日寺教室

 

#仏画曼荼羅アート

#佛日寺教室

#バランスのよい彩色

#華やかな作品

#古びた質感

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土田ヒロミの写真展「ヒロシマ・コレクション 1945年、夏」が今を生きる人々のリアリティとして―

2025-06-19 15:21:15 | 雑感

先日、写真家の土田ヒロミさんから「土田ヒロミ写真展 ヒロシマ・コレクション 1945年、夏。」のチラシが送られてきた。それによると6月28日(土)~9月7日(日)、大阪の「中之島香雪美術館」で開催される、とのことだ。

 

土田さんは1939年生まれ。人の活動や行動を年齢で括りたくはないが、年々、活動内容やその範囲がさらに広がっていく様子に刺激を受けよきお手本とさせていただいている。昨年の後期からすでに4カ所で展覧会を開催され、そしてこの度の中之島香雪美術館へと続く。

 

写真家としてのデビュー以来、数々の活動の中で土田さんの大きな功績はやはり「ヒロシマ三部作」ではないだろうか。1985年に発表したのが『ヒロシマ』(佼成出版社)そして10年後の1995年に『ヒロシマ・モニュメントⅡ』(冬青社)、『ヒロシマ・コレクション』(日本放送出版協会)を立て続けに世に出した。

 

1945年の広島に原爆が投下され、その戦跡の被爆資料(広島平和公園資料館所蔵)を撮影した『ヒロシマ・コレクション』が世界で注目された。そして今年、被爆80年にあたる2025年だからこそ、土田さんの写真は、日本はもとより世界の現状を深く再考する機会になる展覧会として注目を集めている。

 

被爆資料の撮影にあたり、土田さんは、徹底して私的な解釈や情緒的な自己表現を避けようと努めたようである。悲劇的な形象や象徴性を強調するのではなく、身近な衣類や日用品など、資料そのものを記録することに徹し、誰もが認識できる記号的性質を重視している。一方で、それらの記号の下には資料にまつわる具体的なエピソードが写真と同等のものとして添えられる。80年前に広島で起きた大惨事が、現在の日常につながっていくことを示唆しようとしている。それらをわたしたち自身の問題として認知するために――、それが「ヒロシマ・コレクション」のために選択した土田さんの方法論である、と美術館のHPに紹介されていた。

同展は、2022年開催の国際美術展カーネギー・インターナショナルにおける「ヒロシマ・コレクション」の展示を超える、過去最大の点数になるとのことである。

 

過去の悲惨な出来事ではなく、現在を生きる世界中のあらゆる人々にとってリアリティとして共有されることを願っている、とチラシの文章の最後に記されてあった。

一枚一枚の物語が人々の心に届くことを願ってやまない。


なお、7月27日(日)、14時からは、土田さんと豆谷利宏氏(広島平和記念資料館副館長)の記念講演が予定されている。そして、アーティストトークは、6月28日(土)、7月26日(土)、8月30日(土)、いずれも15時30分から行われる。詳細は美術館に問い合わせください

 

 

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

参照文献/ 中之島香雪美術館HP・同展覧会のチラシ

 

#土田ヒロミ #写真家 #中之島香雪美術館 #土田ヒロミ写真展 #ヒロシマ・コレクション #1945年の夏 #悲惨な出来事ではなくリアリティ

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