先月、課題として提示した「一字金輪大日如来」を仕上げ持参された方がいた。この課題見本の特徴が見ての通り輪の中が赤である。仏頂尊のふさわしい表現力として赤色を使い、エネルギーが溢れ迫力のある仏画に仕上がっていた。
今日は赤の迫力に圧倒された、もう2枚を併せ気分の高揚をはかった。
一枚は心斎橋筋の「GUCCI」の店舗正面。世界服飾ブランドが燃ゆる赤で輝きを放つ。GUCCIの原点ともいっても過言ではない伝統の色が「ロッソアンコーラ(深い赤)」と一字金輪(深い赤)と繋がっているように思えてくる。
そしてもう一つが、兵庫県小野市にある国宝「阿弥陀三尊像」が安置されている浄土堂内の朱色が差し込む陽射しによってさらに深い赤になり阿弥陀三尊像を輝かせる。
三者三様の写真であるが、 “赤” をテーマに綴ってみた。赤にはいろんな種の赤色が存在するが、赤は日本の伝統色であり日本人が好む色でもある。筆者も大好きな色の一つとして個人的にではあるが取り上げてみた。
文/ 渡邉雄二
写真/ 渡邉雄二・浄土寺
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