昨日は仏画曼荼羅アートの佛日寺教室だった。
教室が始まる前に境内の花めぐりがいつもの習慣になっている。
この時期はとくに咲く花は限られる。
目に留まったのは青葉に覆われる火鉢の中から顔をだすスイレン。
可愛らしく気品にあふれる姿は、ただただ美しい。
写真/ 渡邉雄二
場所/ 黄檗宗佛日寺(池田市)
#仏画曼荼羅アート
#佛日寺
#大阪府池田市
#スイレン
#白の睡蓮
#青葉の中から顔出す
昨日は仏画曼荼羅アートの佛日寺教室だった。
教室が始まる前に境内の花めぐりがいつもの習慣になっている。
この時期はとくに咲く花は限られる。
目に留まったのは青葉に覆われる火鉢の中から顔をだすスイレン。
可愛らしく気品にあふれる姿は、ただただ美しい。
写真/ 渡邉雄二
場所/ 黄檗宗佛日寺(池田市)
#仏画曼荼羅アート
#佛日寺
#大阪府池田市
#スイレン
#白の睡蓮
#青葉の中から顔出す
色を落とせば・・・
花を通して見えてくるもの
光を通して感じるもの
形を通して伝わるもの
すべてが違ってくる
写真/ 渡邉雄二
場所/ 雲龍院
#色が落ちる
#モノトーン
#すべてが違って見える
#寺院の窓
巡礼を楽しんでいる人が実に多い。とくに関西・四国・中国地域の人たちが多いようだ。仏画曼荼羅アートに通っている人の中にも巡礼進行中という人もいる。
巡礼は世界各国、各宗教ともに通常に行われている宗教行事のひとつである。ただ日本は、非日常を楽しむ旅行のひとつとして、お礼参り、祈願参りを聖地・聖域である寺院を巡り楽しんでいる。“心の旅” としてとくに四国巡礼を行う人が目立つ。その他にも、関西では西国観音巡礼(三十三箇所)や新西国巡礼(近畿4県・三十三箇所)などがある。
空海ゆかりの地である四国八十八箇所巡りは、その中でも人気の巡礼地である。関西からでは旅行会社の企画で1泊、2泊で第一番所から順次行われている。
四国巡礼は、空海の入定後に修行僧や修験者らが空海の足跡を辿って遍歴の旅を始めたことが今に続いている。時代が経つにつれ、四国全体を「修行の場」とみなすようになっていった。室町時代にこれが庶民にも広がったと云われている。
先日、西宮の神呪寺を訪ねた際に、石段を上がっている途中で読経が聞こえてきた。僧侶たちの日常のお務めかと思いつつ石段を登り切り、本堂に目を向けると一人の男性が本尊の須弥壇に安置されている如意輪観音(秘仏)に向かっての読経である。かれこれ半時間は経つが見てのとおり(写真)、背に長い袋のようなものを掛けてただただ読経が続いた。一般の参拝者のように見えるが、思いを遂げる祈願の祈りが読経から伝わってきた。
読経が終わり、その方は受付で御朱印をいただいておられた。見ると大きな掛け軸の中は各寺院の御朱印で埋め尽くされていた。真ん中に観音菩薩像が描かれその周りが、西国と新西国巡礼の証の御朱印だった。
それが終わり、その方と話す機会があった。
「関西エリアなので要所要所は電車で行きますが、できるだけ歩いて巡っています。まだまだ残っていますので、仕事の合間にできるだけ。なにせ元気なうちに廻りたいと思っています」と。
非日常を求めてではない。修行の一環だろうか。そのようにも見えないが、ただただ感謝と祈願の巡礼なのだろう。真剣に取り組まないとなせる業ではない。人と出会うたびに刺激をいただき教えていただくことばかりである。
文・写真/ 渡邉雄二
※写真に登場していただいている男性ならびに神呪寺の和尚には了解を得て掲載しています。
#神呪寺 #巡礼 #四国八十八箇所 #西国三十三箇所 #新西国三十三箇所 #観音巡礼 #御朱印で埋め尽くされたお軸 #学ぶことが多い
神戸北区文化センター教室では、4月からの3カ月(月1回)のクールが終わった。今回は新たに5名の方が参加され、次の3カ月クールに全員が継続を希望されている。
第1クールは体験会として「干支本尊お守り」を制作。幾人かは2回目で終了し、包み和紙の表紙に制作した人の本尊と同じ本尊を祀っている寺院で御朱印をいただいてお守りを完成させるという課題である。
3人の方が終了し、御朱印を地元のそれぞれの寺院に行かれたようだ。2人の方は神戸市北区の大日如来を本尊とする鏑射寺(かぶらいじ)と無動寺(むどうじ)へお参りされた。鏑射寺は神戸の十三仏霊場の一つとして虚空蔵菩薩を祀っている。
自分の干支の本尊で自分だけのお守りを自分で作るというのはたぶん他ではないと思う。仏画を写し般若心経を書くときは何も考えることはない。ただ無心である。その時に非常に強いエネルギーが現れるという。その思いが込められたお守り作りの最後を締めくくるのが、自分の干支の本尊をお祀りしている寺院の御朱印である。御朱印が押されるとお守りとしての実感がわいてくる。
よく尋ねられることがある。自分以外の人のためのお守りを作ってもいいのでしょうか。もちろんです、とお答えする。些細なことではあるが人の役立つものになるのであれば・・・。
文・写真/ 渡邉雄二
お守り/ 仏画曼荼羅アート神戸北区文化センター
#佛が曼荼羅アート #神戸北区文化センター #体験会 #干支本尊お守り #仏画 #般若心経 #御朱印 #自分で作る自分だけのお守り
神呪寺の山門(仁王門)は、左右の屋根を中央部と段違いにした、仁王門としては珍しい建築様式で寺院の象徴的な存在になっている。
その左右に阿吽の仁王像が安置されている。正面からは金網が張られ見えにくいので下から撮影してみた。
石段をあがり本堂までの間に様々な景色が楽しめる。斜面の手前に巨岩で造った石燈籠があり、斜面に沿って小さな石燈が置かれている。
ツツジとのコラボレーションで美しかった。
石燈籠の奥には弁天池があり弁財天を祀る小さな祠が池の中に建っている。その祠までは朱色の太鼓橋架かり美しい景色を構成している。
石段を上り右側には西国三十三所の本尊である小さな石仏が並ぶ。
本堂まで上がり大阪市街地を臨む景色は絶景である。先日は曇りで霞んでいたので昨年に撮影した一枚を掲載した。
本堂横で静かに座る賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)の像が本堂周りの景色の中でひときわ存在感を醸し出していた。
文・写真/ 渡邉雄二
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