ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

雲龍院には菊の御紋が随所に。

2018-11-27 14:00:18 | 文化想造塾「逸品殿堂」
泉涌寺別院の雲龍院は、南北朝時代の北朝第四代天皇、後光厳天皇の勅願で作られたお寺で、
歴史的に皇室とのつながりが深い。
それの証として「菊の御紋」が随所にあしらわれている。
中庭の白砂に、中心に徳川慶喜が寄進した石灯篭を置き菊の御紋が描かれている。
また水琴窟、書院の電灯シェード、お茶碗、そして瓦にも御紋が描かれている。
さらに隣には宮内庁管理の皇族のお墓が広がっている。









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心も体も整えられる。

2018-11-21 17:01:53 | 雑感
好きな写経場「雲龍院」。京 東山奥座敷にある御寺泉涌寺の別院である。
紅葉には少し早し晩秋に訪ねた。いつもは本堂が写経場ではあるが、
その日はひんやりした空気を感じる霊明殿だった。

ここでは写経をする前に、香辛料にも使われる、乾燥させた丁字のつぼみを口に含み、そして塗香を手に塗る。
そして少量の酒水(清水)を頭に注いでから始める。
さらに写経する時に使用する机は、後水尾天皇によって寄進された机をいま現在も使用されているというから精神的高揚がみなぎってくる。

香を含み手を清め、そしてもう一つの特徴である朱墨で般若心経を写す。用紙には菊の御紋が刷られている。
心も体もすべてが整えられていく。そして静かな時が流れる。






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珍しい雲龍院の書院

2018-11-20 16:29:21 | 文化想造塾「逸品殿堂」
雲龍院には驚かされことが多い。朱墨で書く写経も珍しい。そして書院には「悟りの間」という部屋があり、
そこには、四角い「迷いの窓」と、丸い「悟りの窓」がある。同じ部屋に相反する謂れと形状のものがあり非常に珍しい。

入口近くに、四角い「迷いの窓」と言われている障子窓がある。迷いの窓は人生における苦しみを象徴し、
「生老病死四苦八苦」を表しているといわれているのである。
そして中ほどに「悟りの窓」がある。正確な真円を描いてる悟りの窓は、禅における悟りの境地を表し、
宇宙が表現されているといわれている。そして窓越しに、四季折々の景色が楽しめるようになっている。

さらに床があり、仏画と般若心経のお軸がかけられている。
禅をくみ瞑想し般若心経を唱える部屋としてはこの上のない部屋として存在したのだろう。











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一隅の彩

2018-11-19 10:15:59 | 日本の美
雲龍院の廊下の片隅でひときわ輝いていた晩秋の彩。






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スマホで月面がくっきり。

2018-11-18 22:12:21 | 雑感
スマホで月面がはっきりわかる写真を撮ることができた。
昨夜、西宮ガーデンズの野外広場で天体ショーのイベントが行われていた。
月や火星を眺める望遠鏡など20台ほどが設置されていた。
自由に覗き、天体に詳しいガイドさんの説明を聞きながらなので子供から大人までが楽しめるものだった。

その一台がスマホ撮影できる望遠鏡だった。この写真が、この一枚である。月面のクレーターまでがくっきり。
いささか感動ものだった。



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