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ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

東海道五十三次の三条大橋あとの四宿場町と終点大阪高麗橋までの「御宿場印帳」が人気に、各地点で販売されている

2025-08-31 15:18:23 | 雑感

かれこれ30年前になるだろうか。大阪最古の橋である本町橋のたもとに仕事場があったことから大阪商工会議所主導の地域おこし「東横堀川水辺再生協議会(e-よこ会)」に関わったことがある。

その昔、東横堀川は治水事業の河川流路として東横堀川から道頓堀川を経て大阪湾に流れる河川として機能していた。

そのお蔭で、天満の八軒屋浜や北浜などが江戸時代の大阪への物流の中心地になっていた。

 

北浜といえば、江戸から昭和にかけて日本でも有数の “商人の町” として賑わいを見せていた。その北浜に、東横堀川に架かる橋がある。「高麗橋」である。江戸時代では大阪城から町中を通るメインストリートの名物橋として名を馳せていた。

 

e-よこ会に参加するようになって、東横堀川、本町橋、北浜、そして高麗橋など大阪ヒストリーには欠かせない貴重な遺産などに関心を寄せるようになった。それまでは京都、奈良、神戸に囲まれた、ただの仕事ステージにしか思っていなかった。

 

e-よこ友達からよく「東海道五十三次」は、江戸日本橋から京都三条大橋までを言うが、本来は「五十七次」なんだよ、って。省かれたのか、もともと大阪までの街道は対象外だったのか定かではないが、歴史通の大阪人にしてみれば納得がいかない。

 

先日、NHKの番組「ブラタモリ」でタモリさんが本来は五十七次らしいよ、と喋りながら京都三条大橋から最終地点大阪の「高麗橋」までの間の四つの宿場町を紹介していた。三条大橋の次が、伏見宿、そして淀宿、続いて枚方宿、守口宿、そして終点の高麗橋を歩いていた。NHKが紹介するくらいだから、「東海道五十七次」が歴史に刻まれていくはずだが。さて・・・

 

前段が長くなったが、ブラタモリの影響かどうかわからないが、枚方信用金庫さんなどが中心となって四つの宿場町と最終地点の高麗橋の「東海道五十七次『御宿場印帳』」なるものを企画し御宿場印帳を作り話題になっている。

その御宿場印帳を、最終地点の高麗橋のふもとで結納関連用品の老舗「渋谷利兵衛商店」さんでも販売されている。「五十七次の最終地点の高麗橋はうちの庭みたいなもんです。広重さんに改めて残りを描いてもらわなあきません。お手伝いしているときっと叶いまっしゃろ!」と店主の弁。

 

 

 

渋谷利兵衛商店の9代目の渋谷社長さん

 

 

 

「御宿場印帳」チラシの表

 

 

 

「御宿場印帳」の表紙

 

 

 

伏見宿

 

 

 

淀宿

 

 

 

枚方宿

 

 

 

守口宿

 

 

 

北浜高麗橋

 

 

 

「御宿場印帳」の裏表紙

 

 

 

文/ 渡邉雄二

 

#東横堀川水辺再生協議会 #北浜高麗橋 #商人の町 #船場 #東海道五十三次 #東海道五十七次 #歌川広重 #御宿場印帳 #ブラタモリ

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「『古典の日』宣言(抄)」千玄室大宗匠の言葉

2025-08-19 08:30:00 | 雑感

先日、京都市生涯学習センターへ行った折に、

1階のロビーの柱に掲げてあるボードが目に入った。

 

「『古典の日』宣言(抄)」という表題で言葉が書かれてあった。

その言葉の主は、古典の日推進委員会呼びかけ人代表・

京都市生涯学習総合センター所長という肩書をもつ、

先日102歳でお亡くなりになられた千玄室氏だった。

 

茶道の世界では世界的に著名な方で、

茶道裏千家の前家元であり

大宗匠として日本文化の普及に務められていた。

そして、数々の団体の役職も兼務され、

その一つに京都ならではの「古典の日推進委員会」という団体にも

力添えをされていた。

 

掲出されいるボードの言葉が

心に響くものだったので紹介する。

 

私たちの想いを深くし、心を豊かにしてくれるもの

いまも魂をゆさぶり

「人間とは何か、生きるとは何か」との永遠の問いに

立ち返らせくれるもの

それが古典である

 

千玄室

 

 

 

 

ご冥福をお祈りいたします

 

 

文/ 渡邉雄二

 

#京都市生涯学習総合センター #古典の日推進委員会

#千玄室 #茶道裏千家大宗匠 #前家元

#『古典の日』宣言(抄) #心豊かにしてくれる古典

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阪神甲子園球場とコラボしませんか? 阪神タイガースの上昇機運に便乗した呼びかけに、グットチャンス!!

2025-07-23 14:34:30 | 雑感

「阪神甲子園球場とコラボしませんか?」という

電車中吊り広告を阪神電車内でみた。

 

その阪神甲子園球場は、阪神タイガースのホーム球場であるのは野球ファンのみならず誰もが知っている。その阪神タイガースは、7月21日現在、2位DeNAに9.5ゲーム差をつけダントツの1位を独走している。2023年にリーグ優勝を飾り、翌年の2024年の「阪神甲子園球場100周年」に花を添えたのは記憶に新しい。

 

そして今シーズンもリーグ優勝は、後半戦が始まろうとしているところであるが、この調子であるなら間違いなく優勝は堅い。優勝すれば2024年の開場100周年を迎えた後の、これからの阪神タイガースと阪神甲子園球場の未来は明るい。

 

その勢いのある中で、球場とコラボしませんか? という呼びかけが行われている。地元企業にとってもこの上昇機運に便乗したいところである。

ポスターを読む限りではかなりのコラボ企画が用意されているようだ。詳しいことはわからないが、もし、関心のある企業があれば問い合わせしてみるのも、グットチャンスになるやもしれない。

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

 

#阪神甲子園球場

#阪神甲子園球場とコラボしませんか?

#ライセンシー募集中

#売上アップ

#認知度アップ

#阪神タイガースの上昇機運に便乗

 

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土田ヒロミ氏の「ヒロシマ・コレクション―1945年、夏。」が大阪・香雪美術館で開催中 衣服や日用品の撮影で原爆を明確な形として表現 

2025-07-21 15:07:52 | 雑感

三連休の中日、昔の同僚を誘って写真家 土田ヒロミさんの「ヒロシマ・コレクション―1945年、夏。」の写真展を大阪・中之島香雪美術館に観に行ってきた。

 

今年は、広島・長崎に原爆が投下され80年。この地球で想像絶する脅威をもたらした原爆投下の出来事を未来に伝え継がれ活動が続けられている。1982年からその活動の先頭にたち伝え続けている写真家・土田ヒロミさん。

1955年に開館した広島平和記念資料館が収集・保管・展示している被爆した人々の、約400点もの遺品などを40年以上にわたり撮影してきた。

 

その表現方法は、本人の解釈や感情移入した自己表現を避け、誰もが認知できる身近な衣服や日用品を即物的に撮影したものである。そうすることで、広島で起きた悲惨な出来事が明確な形として残され伝え継ぐ最良の表現方法だったような気がする。

それらの写真のいくつかは、国内の美術館はもとより、ニューヨーク近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、ボストン美術館など多くの国内外の美術館に収蔵されている。

 

海外からの観光客は広島を訪れる人たちが多い。原爆ドームを見学するのと同時に平和記念資料館を訪れている。そこで見たものが原爆による未曽有の大惨事の残骸である。筆者の海外の友人たちもヒロシマを訪れ深いショックを受けていた。

 

今回の土田ヒロミさんの写真展も、戦後80年のこの時期に合わせ開催されていることは意義深い。一枚一枚を食い入るように鑑賞させてもらった。

9月7日まで開催されているので、ぜひ足を運んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土田ヒロミさん

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

#土田ヒロミ #中之島香雪美術館 #ヒロシマコレクション

#1982年から撮り続ける #広島平和記念資料館

#原爆 #未曽有の大惨事 #即物的に記録 #原爆が投下され80年

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健気な抜け殻が妙に愛おしい

2025-07-19 15:10:26 | 雑感

今日も朝から出かけた。

あつ〜い一日、体感35度くらいだろう。

強烈な陽射しが照りつけている。

 

夏の風物詩、空蝉が白壁にしがみついていた。

陽射しを真っ向に浴びながら

オレを置いていずこへ、という声が聞こえてくる。

 

役割を終えたにも関わらず

しがみつく姿が儚くも

健気な抜け殻が妙に愛おしく見える。

 

 

 

 

 

#夏の風物詩

#蝉の抜け殻

#幸運の象徴

#儚さの象徴

#キチン質

#空蝉

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