goo blog サービス終了のお知らせ 

ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

現代美術刀剣に引き寄せられる外国人武道家たち

2025-03-09 13:16:05 | 伝統文化

“ショーグン” “サムライ” “カタナ” “カッチュウ” “ブドウ” “ジュウドウ” “カラテ” “ニンジャ” “ラーメン” “ギョウザ” “ウドン” などは、ご存じのとおり世界の共通語になっている。その他でも世界の共通語として使われる日本語が増えている。

それは、YouTubeやTV、SNSなどのメディアを通し、また米国のドラマやアニメで「日本語固有名称」が使用され、それが有名になり全世界に発信されているからだろう。

 

先日、爺ぃ3人で、四条通の東の突き当りの八坂神社の信号の前にある武道関係の商品を製造販売する「東山堂(TOUZANDO)」の祇園八坂店に立ち寄った。ここのお店は美術的刀剣などが中心に展示されている。ご挨拶がてら立ち寄ったのだが、スタッフの人が「新しいモノを飾ったので見てください」とわざわざ店外に、上を見てくださいと言われるままに見上げると忍者が壁にへばり付いていた。

 

「忍者です。実はこの忍者、2021年に開催された東京オリンピック柔道 男子60kg級金メダリスト『高藤直寿』さんをモデルに作ったものです」と。柔道家が忍者に変身した姿を店の看板ディスプレーで外国人にアピールする狙いで掲げている。

 

武道をする外国人は “サムライ精神” を好む。その象徴のひとつが刀剣である。そのアイキャッチになる忍者姿が外国人を惹きつける。次々に来店する外国人は目を輝かせて食い入るように刀剣を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

#東山堂 #TOZANDO #武道専門店 #祇園八坂店 #現代美術刀剣 #甲冑 #外国人に大人気 #忍者 #高藤直寿 #東京五輪金メダスト

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和装姿で京の街をそぞろ歩き

2025-03-08 15:24:50 | 伝統文化

四条通から八坂さん界隈は海外の観光客の方たちで大賑わい。日常ではなかなか見ることのない光景に出くわす。京都を満喫している様子がうかがえる。

 

その中でひときわ目を引いたのが欧米人の若者たちの和装姿。京都に行けば着物に帯、そして足袋に草履で身を包み京の街のそぞろ歩きを楽しみにしていたのだろう。はち切れんばかりの満面の笑顔ばかりである。横から思わずシャッターを切った。

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二 

 

#京都 #インバウンド #海外からの観光客 #京都は外国人で大賑わい #着物姿 #和装姿 #楽しい京都観光

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニッポンの魅力は楽しいと思う領域が広いし深い

2025-02-17 09:48:34 | 伝統文化

日本で外国人に喜ばれるのは、独特のコトやモノを見る学ぶことに加えやはり体験することのようだ。今回のヨーロッパ南武道のセミナーの合間を利用していくつかの体験が人気だった。

 

そのひとつが「日本酒のテイスティング」。左京区の松井酒造が行っている酒蔵見学が彼らに印象深く残ったようだ。蔵を実際に見学しながら酒造りの概要を聞く。そして松井酒造がつくる最高の酒をテイスティングし日本の味を体感する。全員が口をそろえ “旨い” と絶賛する。外国人の口に合うものかと少々不安であったが、これほど喜ぶものか、といささかびっくり。

 

そして、四季堂での抹茶体験。茶筅で混ぜ、飲む作法を体験したが、あの味はやはり抵抗があるようだ。でも、これが日本の抹茶なんだと納得していた。日本をより理解するよき材料になったのではと勝手に思っている。

 

さらに、日本体験の定番である「たこ焼きづくり」は、実に楽しそうだった。料理ではなくお菓子作り感覚で面白さを体験。なんでタコを入れるの? という質問があったが、それには関西人の筆者でも頭を抱えた。 “日本は食材が豊富だから、たまたま近くにあったタコを入れたのでは” といい加減な回答で笑いを誘った。

 

日本には大雑把なものから繊細なものまで、楽しむ領域が広いし深い。これが日本の魅力になっている。古いものに今の時代のストーリーを織り交ぜた日本文化の魅力をさらに向上させている。それを求め外国の人たちは日本をめざす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

#南武道 #ヨーロッパ南武道 #楽しい体験 #日本酒テイスティング #抹茶体験 #たこ焼きづくり #日本の魅力 #日本文化の魅力

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京菓子で幽寂閑雅を楽しむ

2024-10-23 15:02:31 | 伝統文化

先日来、京都を訪ねた際に老舗京菓子店をハシゴした。まずは、烏丸今出川の烏丸通に面した俵屋吉富の「京菓子資料館」と資料館の1階ある立礼席の「祥雲軒」を訪ね、その後、今出川通を西に堀川まで歩き、織物のまち西陣に本店を構える「鶴屋吉信」へ。(道中に「白峯神宮」に立ち寄る)

 

店内の鶴の杉戸絵は紹介したが、2階のお休み処「菓遊茶屋」と茶室「遊心」は老舗京菓子店ならではの幽寂閑雅の趣だった。

鶴屋吉信は、本店をはじめ、東京のTOKYO MISEや虎ノ門ヒルズ店、そして全国の百貨店で同店の顔である「柚餅(ゆうもち)」など京菓子の逸品が並ぶ。その柚餅を賞味しようと思ったのだが、メニューの中にあった筆者の好物である「栗ぜんざい」の写真が目に留まり急遽注文を変更。さすが鶴屋吉信のぜんざい! 甘党のものにはたまらない美味が口に広がった。

 

歳を重ねると和の雰囲気をかもす言葉や環境、食や住、作法に道具などに心が寄り添う。そういう意味では、京都は和を好むものにはしっくりくる佳境の地かもしれない。

 

 

 

鶴屋吉信本店の店先

 

 

 

2階の「菓遊茶屋」と、その奥に見えるのが茶室「遊心」

 

 

 

菓子職人が目の前で生菓子実演するコーナー

 

 

 

口に上品な甘みが広がる「栗ぜんざい」

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

#鶴屋吉信本店 #京都西陣の地 #鶴の杉戸絵 #菓遊茶屋 #茶室遊心 #柚餅 #鶴屋吉信の顔 #栗ぜんざい #幽寂閑雅を楽しむ

 

#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平安時代の貴族社会で流行した「蹴鞠」 正月の下鴨神社の「蹴鞠はじめ」でお馴染み

2024-10-21 16:06:55 | 伝統文化

下鴨神社では、現在でも毎年1月4日に「蹴鞠(けまり)はじめ」が行われている。お正月の風物詩のごとく立烏帽子に鞠水干に鞠袴などの装束を着て蹴鞠する風景をTVで観たことがある。蹴鞠の歴史は古いようだが、とくに平安時代に流行し芸道として広まり、貴族社会では競い合いながら楽しんだようだ。

 

いままで実際に観たことはないが、先日、京都を訪ねた際に、烏丸今出川の交差点から西に向かい歩いていると北側にある「白峯神宮」に立ち寄った。その境内でなにやら幾人かが柔らかい皮のボールを蹴り上げている風景が目に入った。

砂場のようなところに線をひき、その上を摺り足で移動しながら鞠を蹴り上げている。落ちては拾い何度も繰り返し行っている練習姿を見せてもらった。

 

指導されている方に伺うと、平安時代には蹴鞠は宮廷競技として貴族の間で広く親しまれるように、また、公家達は自身の屋敷に蹴鞠専用の練習場を設け日々練習をしていたという。

明治時代に入って、明治天皇の働きかけもあって衰退していた蹴鞠の命脈が保たれ、それがきっかけに今の時代にも愛好者によって続けられている。主流の作法は8人または6人で行い、右脚の膝を伸ばしたまま、「アリ」「ヤア」「オウ」と掛け声をしながら、足の親指の付け根に鞠を当て蹴上げる。勝敗は競わず、相手が蹴りやすいように鞠を送る。

その日の目標回数を決めて挑戦する蹴り方を「いさかいの鞠」といい、時間制限はないが、日が暮れ疲れたらやめるという。鞠を蹴り上げる高さは1丈5尺(約4.5メートル)が理想とされ、蹴った時の音や鞠の回転の良さが評価されるという。

 

この蹴鞠は、明治時代まで難波流、御子左流、そして飛鳥井流の3派があったようだが、現在では飛鳥井流だけになり受け継がれている。飛鳥井家屋敷の跡に白峯神宮ができ蹴鞠の守護神になったという。現在では蹴鞠保存会の稽古場でもあり、「サッカー神社」とも称され、球技・スポーツの神とされている。毎年4月14日と7月7日には蹴鞠奉納が行われる。

 

日本では唯一の蹴鞠保存会として白峯神宮を拠点に活動している。その保存会の方たちが平安時代からの蹴鞠を後世に伝え継ぐために日々修練を積んでいる。そして蹴鞠行事を行う京都の神社で奉納蹴鞠に参加している。

 

 

 

正月4日に下鴨神社の「蹴鞠はじめ」(写真/京都観光ポータルサイトより転載)

 

 

 

蹴鞠の聖地「白峯神宮」

 

 

 

 

 

蹴鞠の修練風景

 

 

 

球技関係の道具が奉納されている

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

下鴨神社の蹴鞠風景/ 京都観光 ポータルサイトより転載

 

#蹴鞠 #下鴨神社 #蹴鞠はじめ #平安時代に流行 #貴族社会の行事 #蹴り続ける回数を競う #球技 #白峯神宮 #蹴鞠保存会

 

#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #法楽寺 #渡邉雄二 #ライブインテリジェンスアカデミー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする